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FUCHISO online shop | ご利用のご案内
¥55,555,555
SOLD OUT
FUCHISO online shop をおたのしみいただく前にご一読いただけますと幸いです ⚠︎こちらはご案内ページとなりご購入はいただけません、¥55555555と表示されますが便宜上となります。 * オンラインショップは通年毎時のご利用を頂けます (発送業務や現物確認の必要な業務に関しましては 実店舗の営業日 に準じますことを予めご了承頂けますと幸いです。長期休業時は出来る範囲でご対応させて頂いております。配達ご指定日時のご希望も承ります、その場合はゆとりをもってご注文前にお問合せいただきますようお願い申し上げます。) ** 当店でご紹介するお品は全て 1点もの となりますため 実店舗 と オンライン上在庫 を 共有 しております。 *** 梱包費等を含まない 配送料実費分 のみをご購入者様にご負担いただいております。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に 配送料分 をお返しいたします。 1週間営業日以内 でのお品物のお引き取りにご理解と出来る限りのご協力をお願いいたします。) *ご来店日が確実であれば、お取り置きも差し上げます。(できれば1週間程)ご希望ございましたらお問合せくださいませ。 *** ☆ If you wish to ship overseas, the shipping fee will differ depending on the country. Please contact us first. ☆ その他詳しくは 各商品ページ および【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。→ https://fuchiso.base.shop/law ○ 当ページ画像にて FUCHISO online shop を よりおたのしみいただく術 を別途幾つかご案内して居ります、よろしければご覧になってみてください。 . . . FUCHISOでご紹介しているお品物は、作られた国や民族、宗教概念やカテゴリーで括ることなく多岐に渡ります。 その当時傍らに有った素材や技法を活かし、用に沿って作られた 名も無き民の手工芸品 がほとんどです。 その時々のご縁で出会えたもの達に残された 祈りや願い と向き合うことで、かつての習俗に導いていただきながら、心揺さぶられたり時に鎮めて頂きながら。 作り手の民の工夫に気付くことで、人と物により一層敬愛が深まるように思います。 FUCHISOで見つけていただく物たちが 次の使い手の方の日々の、安らぎあるいはエナジーとなることを願いながら 2006年2月より みなさまの現代の暮らしへとご提案させて頂いております。 ------- • 世界中の古い民藝品 (染織、木工、ガラス、金属、紙、陶磁などの手工芸品)と、 現代作家の作品を時に織り混ぜご紹介しております。 • アンティークテキスタイルをもっと身近に! との思いから生まれた 防水加工済のカウレザー × 諸国の古裂 を組み合わせたBagや財布などのオリジナルアイテムは、 FUCHISOで企画デザインし、国内の職人さんに仕立てて頂いております。 時折、自らもミシンを踏み製作することも。 ------- ● FUCHISO実店舗に付きまして 実店舗所在地:東京都渋谷区神宮前3丁目7-4和泉ビル2F 03-5474-7107 最寄り駅: 外苑前(2a,b)より徒歩5min(表参道A2より9min) ワタリウム美術館さんの2軒隣 3階建ビルの2F 小さな1室にて営んでおります 実店舗営業時間: 12:00 - 18:00(最終ご入店 17:30) ( 物とゆっくり向き合う時間をお過ごし頂きたく設けている最終入店時間です、何とぞご承知おきくださいませ。) お品物の新入荷情報、イベント開催のご案内 骨董市出店ご案内は Instagram @fuchiso_ にて綴って居ります。 ご活用いただけますと幸いです。 * 業態柄、仕入れ業務や骨董市出店等のため定休日を曜日で設けることが難しく、 実店舗の営業日程は 不定休 となっております ( 店外業務の有る週以外は平日の内2日間ほどが店休日となります )↓ 当サイト内 BLOG ( + Instagram ) にて 営業予定日のご案内を差し上げております、ご来店の折にはお役立ていただけますと幸いです。 ( ⚠️google検索ページはシステム上 不定休 の設定が無いため営業日のご参照を頂くには不向きです ) ------- 最後までお読みいただきありがとうございます ご縁が有りましたらどうぞよろしくお願い申し上げます。 FUCHISO(風知草) 小松綾子
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- 秋色のフルカリ - / SS (D-横)
¥6,000
- フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、祝い(主には婚礼)の日の為に糸を紡ぐ工程から作られたサリーとなります。 こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ こちらの SS (D-横) は 身に纏った時にショールの裾にあたる部分で、 ソホ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら、 茜やザクロ或いはウコンなどから頂いた天然の染料による生糸(絹)と、 無染色の木綿(白)で刺し描かれた瓔珞と虹色の斜めボーダー魅力のみをトリミングしたもの。 黒、フクシアの色糸はウールの宿命、所々が虫喰いあるいは経年劣化で抜け落ちかけている場合がございます。 他のフルカリに比べれば、刺繍は不得手だった民のようですが まるで子供の描いたクレパス画のようで人間味に溢れるフルカリかと思います。 こちらは当店にて額装した中では最小サイズ、ゆえに飾る場所を選びません。 SSサイズ はこちらを含め2点の額装品がございます。(画像6枚目ご参照くださいませ) 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● - 秋色のフルカリ - / SS (D-横) パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W20.3 H15.3 D3.5 cm 額のお色:BK マット台紙:左右のみ 内寸14×12 (布の接ぎ合せのある箇所のトリミングとなります。なお、画像7枚目の正面壁面左下がこちらの額装品となります、ご参考までに。) * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けて、又付属のスタンドにて卓上や棚などでも壁を傷つける事なくお愉しみ頂けます。アクリル板は反射を防ぐため、額の裏板と布地の間にセットしています。 店頭展示品のため、アクリル表面にスレやキズが見られる場合もございます事(あくまでも布地の保護用のアクリルと)を予めご理解を頂けますと幸いです。 # フルカリ ----------------------------------------------------------------------------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 宅急便での通販ご希望の場合には実費分をご購入者様にご負担(商品代金と同時決済)をいただいております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので幸いに存じます。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO
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- 秋色のフルカリ - / SS (D-縦)
¥6,000
- フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、祝い(主には婚礼)の日の為に糸を紡ぐ工程から作られたサリーとなります。 こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ こちらの SS (D-縦) は 身に纏った時にショールの裾にあたる部分で、 ソホ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら、 茜やザクロ或いはウコンなどから頂いた天然の染料による生糸(絹)と、 無染色の木綿(白)で刺し描かれた瓔珞と虹色の斜めボーダー魅力のみをトリミングしたもの。 黒、フクシアの色糸はウールの宿命、所々が虫喰いあるいは経年劣化で抜け落ちかけている場合がございます。 他のフルカリに比べれば、刺繍は不得手だった民のようですが まるで子供の描いたクレパス画のようで人間味に溢れるフルカリかと思います。 こちらは当店にて額装した中では最小サイズ、ゆえに飾る場所を選びません。 SS サイズはこちらを含め2点の額装品がございます。(画像8枚目ご参照くださいませ) 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● - 秋色のフルカリ - / SS (D-縦) パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W20.3 H15.3 D3.5 cm 額のお色:BK マット台紙:上下のみ 布部分内寸15×12 (布の接ぎ合せは無い箇所のトリミングとなります。なお、画像9枚目の正面壁面左下がこちらの額装と同サイズのものとなります、ご参考までに。) * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けて、又付属のスタンドにて卓上や棚などでも壁を傷つける事なくお愉しみ頂けます。アクリル板は反射を防ぐため、額の裏板と布地の間にセットしています。 店頭展示品のため、アクリル表面にスレやキズが見られる場合もございます事(あくまでも布地の保護用のアクリルと)を予めご理解を頂けますと幸いです。 # フルカリ ----------------------------------------------------------------------------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 宅急便での通販ご希望の場合には実費分をご購入者様にご負担(商品代金と同時決済)をいただいております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので幸いに存じます。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO
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- 秋色のフルカリ - / S 23×23 (D-17)
¥17,000
- フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、祝い(主には婚礼)の日の為に糸を紡ぐ工程から作られたサリーとなります。 こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ ソホ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら、 茜やザクロ或いはウコンなどから頂いた天然の染料による生糸(絹)と 無染色の木綿(白)で刺し表された庭園文様(菱紋)がリズム感と共に繰り返された 巻いた時に後ろ身頃となる布の中央部分。 こちらのD-17は小振りながらマットが無いタイプで 布のその先の広がり がイメージ出来やすい魅力が有るかと思います。 他のフルカリに比べれば、刺繍は不得手だった民のようですが まるで子供の描いたクレパス画のようで人間味に溢れるフルカリかと思います。 こちらは当店にて額装した中では手頃なスペースで飾れるサイズ、 S 23×23 cm はこちらを含め3点の額装品がございます。(画像7枚目ご参照くださいませ) 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● - 秋色のフルカリ - / S 23×23 (D-17) パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W&H24.8 D2.8 cm 額のお色:DBR (wood調) マット台紙:無し (布の接ぎ合せが有るトリミング箇所となります。なお、画像8枚目の右手壁面側がこちらの額装と同サイズのものとなります、ご参考までに。) * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けて、又付属のスタンドにて卓上や棚などでも壁を傷つける事なくお愉しみ頂けます。アクリル板は反射を防ぐため、額の裏板と布地の間にセットしています。 店頭展示品のため、アクリル表面にスレやキズが見られる場合もございます事(あくまでも布地の保護用のアクリルと)を予めご理解を頂けますと幸いです。 # フルカリ ----------------------------------------------------------------------------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 宅急便での通販ご希望の場合には実費分をご購入者様にご負担(商品代金と同時決済)をいただいております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので幸いに存じます。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO
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- 秋色のフルカリ - / S 23×23 (D-15)
¥17,000
- フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、祝い(主には婚礼)の日の為に糸を紡ぐ工程から作られたサリーとなります。 こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ ソホ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら、 茜やザクロ或いはウコンなどから頂いた天然の染料による生糸(絹)と 無染色の木綿(白)で刺し表された庭園文様(菱紋)がリズム感と共に繰り返された 巻いた時に後ろ身頃となる布の中央部分。 こちらのD-15は小振りながらマットが無いタイプで 布のその先の広がり がイメージ出来やすい魅力が有るかと思います。 他のフルカリに比べれば、刺繍は不得手だった民のようですが まるで子供の描いたクレパス画のようで人間味に溢れるフルカリかと思います。 こちらは当店にて額装した中では手頃なスペースで飾れるサイズ、 S 23×23 cm はこちらを含め3点の額装品がございます。(画像8枚目ご参照くださいませ) 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● - 秋色のフルカリ - / S 23×23 (D-15) パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W&H24.8 D2.8 cm 額のお色:NR (wood調) マット台紙:無し (なお、画像9枚目の右手壁面側がこちらの額装品となります、ご参考までに。) * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けて、又付属のスタンドにて卓上や棚などでも壁を傷つける事なくお愉しみ頂けます。アクリル板は反射を防ぐため、額の裏板と布地の間にセットしています。 店頭展示品のため、アクリル表面にスレやキズが見られる場合もございます事(あくまでも布地の保護用のアクリルと)を予めご理解を頂けますと幸いです。 # フルカリ ----------------------------------------------------------------------------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 宅急便での通販ご希望の場合には実費分をご購入者様にご負担(商品代金と同時決済)をいただいております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので幸いに存じます。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO
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- 秋色のフルカリ - / S 23×23 (D-9)
¥17,000
- フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、祝い(主には婚礼)の日の為に糸を紡ぐ工程から作られたサリーとなります。 こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ ソホ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら、茜やザクロ或いはウコンなどから頂いた天然の染料による生糸(絹)と 無染色の木綿(白)で刺し表された花園が広がって居ます。 その下を行くのはデフォルメされた 鳥 のような連隊。 何処へ向かっているのでしょうか。 小振りながらマットが無いタイプで 布のその先の広がり がイメージ出来やすい魅力が有るかと思います。 他のフルカリに比べれば、刺繍は不得手だった民のようですが まるで子供の描いたクレパス画のようで人間味に溢れるフルカリかと思います。 こちらは当店にて額装した中では手頃なスペースで飾れるサイズ、 S 23×23 cm はこちらを含め3点の額装品がございます。(画像7枚目ご参照くださいませ) 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● - 秋色のフルカリ - / S 23×23 (D-9B) パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W&H24.8 D2.8 cm 額のお色:NR (wood調) マット台紙:無し (布の接ぎ合せが有るトリミング箇所となります。なお、画像8枚目の右手壁面側がこちらの額装と同サイズのものとなります、ご参考までに。) * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けて、又付属のスタンドにて卓上や棚などでも壁を傷つける事なくお愉しみ頂けます。アクリル板は反射を防ぐため、額の裏板と布地の間にセットしています。 店頭展示品のため、アクリル表面にスレやキズが見られる場合もございます事(あくまでも布地の保護用のアクリルと)を予めご理解を頂けますと幸いです。 # フルカリ ----------------------------------------------------------------------------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 宅急便での通販ご希望の場合には実費分をご購入者様にご負担(商品代金と同時決済)をいただいております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので幸いに存じます。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO
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- 秋色のフルカリ - / S - LS 21×30 (D-14)
¥17,000
- フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、祝い(主には婚礼)の日の為に糸を紡ぐ工程から作られたサリーとなります。 こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ ソホ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら、茜やザクロ或いはウコンなどから頂いた天然の染料による生糸(絹)と 無染色の木綿(白)で刺し表された花園が広がって居ます。 その下を行くのはデフォルメされた 鳥 のような連隊。 何処へ向かっているのでしょうか。 フクシアの色糸はウールの宿命、所々が虫喰いあるいは経年劣化で抜け落ちかけている場合がございます。 マットが無いタイプで小振りながらも 布のその先の広がり がイメージ出来やすくなり魅力が有るかと思います。 他のフルカリに比べれば、刺繍は不得手だった民のようですが まるで子供の描いたクレパス画のようで人間味に溢れるフルカリかと思います。 こちらは当店にて額装した中では手狭なスペースでも飾れるサイズ、 S - LS 21×30 cmはこちらのD-14の1点のみとなります。 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● - 秋色のフルカリ - / S - LS 21×30 (D-14) パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W22.8 D3.2 H31.8 cm 額のお色:ナチュラル(Wood調 かまぼこ型) マット台紙 : 無し (布の接ぎ合せが有るトリミング箇所となります。なお、画像12枚目の通り他にも様々なサイズ感のフルカリ額装がございます。) * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けて、又付属のスタンドにて卓上や棚などでも壁を傷つける事なくお愉しみ頂けます。アクリル板は反射を防ぐため、額の裏板と布地の間にセットしています。 店頭展示品のため、アクリル表面にスレやキズが見られる場合もございます事(あくまでも布地の保護用のアクリルと)を予めご理解を頂けますと幸いです。 ( * アクリル板に大きめの傷が見つかりましたので定価¥18.000 よりお値下げし ¥17.000- にてご紹介させて頂いております。) # フルカリ ----------------------------------------------------------------------------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 宅急便での通販ご希望の場合には実費分をご購入者様にご負担(商品代金と同時決済)をいただいております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので幸いに存じます。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO
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- 秋色のフルカリ - / L 40×50 (D-13)
¥35,000
- フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、祝い(主には婚礼)の日の為に糸を紡ぐ工程から作られたサリーとなります。 こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ ソホ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら、 茜やザクロ或いはウコンなどから頂いた天然の染料による生糸(絹)と 無染色の木綿(白)で刺し表された ボーダー(巻いた時に前身頃の裾になる)部分。 変化に富んだ刺繍のテクニックが自在に使われているのが見どころです。 瓔珞(ようらく)と思しき文様はインド発祥と言われる上流階級の人々の装身具の一つ、繁栄と吉祥への願いそれから、富への憧れの象徴と察して居ます。 黒、フクシアの色糸はウールの宿命、所々が虫喰いあるいは経年劣化で抜け落ちかけている場合がございます。 他のフルカリに比べれば、刺繍は不得手だった民のようですが まるで子供の描いたクレパス画のようで人間味に溢れるフルカリかと思います。 こちらは当店にて額装した中では2番目に大きく 本来の染織布の全体像が想像出来うるギリギリのサイズ感 と言ったところでしょうか。 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● - 秋色のフルカリ - / L 40×50 (D-13) パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W42 D2.7 H52 cm マット台紙内寸W28.8 H39 額のお色:ダークブラウン * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けてお愉しみ頂けます。アクリル板は反射を防ぐため、額の裏板と布地の間にセットしています。 店頭展示品のため、アクリル表面にスレやキズが見られる場合もございます事(あくまでも布地の保護用のアクリルと)を予めご理解を頂けますと幸いです。 *** Lサイズの額装はトリミング違いで計5点ございます。(店舗では全てをご覧いただけますが、オンラインでは追ってご紹介してまいります。12-1枚目のようにそれぞれ個性がございますためあしからず。) **** 画像15枚目は他サイズの秋色のフルカリ額装との比較画像となります。(白い棚の上にございますのがこちらのLサイズと同サイズになります)ご参考までに。 # フルカリ ----------------------------------------------------------------------------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 宅急便での通販ご希望の場合には実費分をご購入者様にご負担(商品代金と同時決済)をいただいております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので幸いに存じます。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO
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- 秋色のフルカリ - / XL 50×70cm (D-1)
¥50,000
- フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、祝い(主には婚礼)の日の為に糸を紡ぐ工程から作られたサリーとなります。 こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ ソホ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら、茜やザクロ或いはウコンなどから頂いた天然の染料による生糸(絹)と 無染色の木綿(白)で刺し表された花園が広がって居ます。 その下を行くのはデフォルメされた 鳥 のような連隊。 何処へ向かっているのでしょうか。 黒、フクシアの色糸はウールの宿命、所々が虫喰いあるいは経年劣化で抜け落ちかけている場合がございます。 他のフルカリに比べれば、刺繍は不得手だった民のようですが まるで子供の描いたクレパス画のようで人間味に溢れるフルカリかと思います。 こちらは当店にて額装した中では1番大判のタイプとなります、 秋色のフルカリ、本来の姿が想像出来うる希少なピースとなります。 花々が咲く庭園 をイメージして刺されたという バーグ(庭園)文様の菱紋のその更に中に表現された菱紋(じゃあ無くなっているのも有りますが) 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ちなみに、 イスラムの民は 神さまが作った人間が作り出すものが完璧である事は 神への冒とくにあたる とされ、不完全さを工芸の中に敢えて取り入れた と言う話を聞いた事があります。 こちらのフルカリの場合ですと、ラックで染めたと思しき紫の刺繍部分(画像7枚目)がそれにあたると私は感じています。 ● - 秋色のフルカリ - / XL 50×70cm (D-1) パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W71.8 D2.7 H51.8 cm 額のお色:ダークブラウン * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けてお愉しみ頂けます。アクリル板は反射を防ぐため、額の裏板と布地の間にセットしています。 店頭展示品のため、アクリル表面にスレやキズが見られる場合もございます事(あくまでも布地の保護用のアクリルと)を予めご理解を頂けますと幸いです。 *** こちらの大判サイズでの額装は計2点ございます。(もう一点は菱紋のみの箇所のトリミングとなります→D-4) **** 布の継ぎ目部分が少々盛り上がって居ります。 ***** 画像15.16枚目は他サイズの秋色のフルカリ額装との比較画像となります。ご参考までに。 # フルカリ ----------------------------------------------------------------------------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 宅急便での通販ご希望の場合には実費分をご購入者様にご負担(商品代金と同時決済)をいただいております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので幸いに存じます。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO
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縞帳 / 一葉 (4面 - もみじ)
¥22,000
。。。。。 ● 縞帳 / 一葉 (4面 - もみじ) 幕末(19c半ば)から大正時代(1926年)ごろにかけての裂が張り込まれた(生地見本)裂帳の一葉となります(今の時代にリメイクしたものではなく当時のオリジナル) 地域不詳 (絹も木綿もそして最新の染料も豊かに手に入った地域の縞帳と察しています) ± W295 L365 cm (画像内のアクリルフレームは含まない 裂帳1葉のみの価格 となります ↓ 理由は下記に) * こちらのお品物にはフレームは付属しておりません、裂帳一葉の価格となります。 個々に飾られる室礼も異なることや、額込での配送料等をかんがみた時に 当店がフレーム込みで販売するよりも、ご自身で直接お手配頂く形が最善に思えますため。 同様のアクリルフレームをご希望される方へはご注文後に、販売店様のご案内も差し上げます。 * ご注文時備考欄にて「アクリルフレーム購入先情報希望」とお申し付けださい* ** 古いお品物ですの、経年の古色や虫喰い跡、台紙破れの箇所がそれぞれに見られます。画像にてご確認くださいませ。(上下が2分割になった一葉や千切れかけている一葉などもございます) ------- 江戸の頃の大福帳を台紙にした、 豊かな色彩と織柄の裂が貼り込まれた縞帳(裂見本帳)に出会いました。 (いつの日か表紙の失われた裂帳に出会ったらこのような形(額装)にてご提案したい と長らく願っておりましたところ、先日表紙も損なわれ、綴じ紐も千切れた状態の裂帳に出会えました!) 幕末ごろ迄は、奢侈(しゃし)禁止令が度々発令されて来た日本の民の服飾文化。 着用出来うる色や素材が規制されていた江戸の時代(質素な藍や木々からの茶や薄ねず色などの麻や木綿)名残りを思わせる一葉から、 色柄豊かな縞帳(裂見本帳)のフラグメント(断片)たちの貼り込まれた一葉も。 (こちらの縞帳の裂々を織りなした織本の地域は定かではないのですが、藍染木綿から縮緬迄 多様な素材や染料が手に入り得た時代と地域だったことが伺い知れます。) 明治の頃より広く流通し始めた化学染料 華やかな色糸(オレンジなどはそれに当たるかと)が効果的に交わり、 艶めく絹糸が木綿に効果的に加えられているものや、 縮緬、楊柳、型染など絹糸だけのものも多く見られます。 どこの国も同じくで、手軽に鮮やかな色が表現できうる染料は当時の憧れであり、最先端だったことでしょう。 装いの自由が許され自らの意志で選び出す時代へと変化した頃の空気感をまとった 多種多様の手仕事による裂のかけらたちはもとより、 台紙に再利用された大福帳にさらさらと書かれた墨書きはカリグラフィーとしての魅力をたたえているようで。 当時の民の手仕事とそして装いや情景に思いを巡らせながら しつらいと心を彩る1葉として、ご提案をさせていただきます。 裂の生まれ来た工程や名もなき民の工芸力、カリグラフィーや紙の経年変化も含めて日々におたのしみいただけますと幸いです。 * アクリルフレームは含まれません、反故紙を台紙に用いて古い時代に貼り込まれ記事見本帳として使われた 裂帳1葉 の販売となります。 ------- ☆ 配送料は梱包費などを含めない 配送料実費分 をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は レターパック の有償設定の送料をご注文時にご選択頂き、お品代と併せてご決済いただいております。 (1点もののため、対面でのお渡しが可能なレターパック配送を設定しております。) あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (こちらはご注文から 7営業日以内 に直接のご来店とお引き渡しが可能な方のみご利用いただける配送方法となります) 。。。。。 #縞帳 #裂帳 #藍染 #民芸 #民藝 #古布 #カリグラフィー #shimacho #japaneseindigo #aizome #mingei #calligraphy #fuchiso_ #fuchiso
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海を渡ったインド更紗 / 花文様胡麻手更紗 額装品 (T1327)
¥24,000
制作地:インド コロマンデルコースト 使用地:インドネシア 制作年代:17-18c頃 技法:捺染 素材:木綿 サイズ 額:W24.7 D2.7 H24.7 cm 布(マット内寸):W12.3 L13 cm 備考:WOOD調の(こげ茶)の額となります、(画像最後から2番目の側面から撮影したものが現物に一番近いお色味かと思います)背面に壁掛け金具、スタンド付。/古裂には小穴を補修した箇所や染みが残る場合もございます、画像又は店頭にてご確認下さいませ。/反射を避ける為、アクリル板を外して撮影しています、額には外箱が付属していません、配送時のアクリル板の破損を防ぐため内側(布と額の背面との間)にセットした状態にて配送用梱包をしお届けします。アクリル板を表面に出すも、このまま布の表情を直接お愉しみ頂くも、工具等は不要の額となりますのでそこは次なる担い手の方の好みに委ねます。)
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海を渡ったインド更紗 / 花文様胡麻手更紗 額装品 (T1328)
¥23,000
制作地:インド コロマンデルコースト 使用地:インドネシア 制作年代:17-18c頃 技法:捺染 素材:木綿 サイズ 額:W24.7 D2.7 H24.7 cm 布(マット内寸):W11 L11 cm 備考:WOOD調の(こげ茶)の額となります、(画像最後の背面を撮影したものが現物に一番近いお色味かと思います)背面に壁掛け金具、スタンド付。/古裂には小穴を補修した箇所や染みが残る場合もございます、画像又は店頭にてご確認下さいませ。/反射を避ける為、アクリル板を外して撮影しています、額には外箱が付属していません、配送時のアクリル板の破損を防ぐため内側(布と額の背面との間)にセットした状態にて配送用梱包をしお届けします。アクリル板を表面に出すも、このまま布の表情を直接お愉しみ頂くも、工具等は不要の額となりますのでそこは次なる担い手の方の好みに委ねます。)
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刺し子野良着 / 袖無し襤褸 - 凪 -
¥165,000
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ 凪の海のように育った 柔らかな刺子野良着に出会いました 。。。 刺し糸や補強裂 全てが木綿が用いられていました 豪農や商家など 豊かに木綿が手に入り得た民が用いた野良着でしょうか (木綿の生育がかなわなかった寒冷地では主に麻や紙などが野良着に用いられていることが多いため) 幾度も水をくぐったその刺子はしなやかに柔らかに育って 働く民の心身を守ったことでしょう 半纏や袖無しなどの仕事着は、 木綿の普及が遅れた東北地方および北陸以北など、日本海沿岸部の寒冷地各地域で見られます。(主には浜や海山での荒仕事のための野良着とされています) 原料となる古木綿は、大阪など上方から西廻り航路の北前船で運ばれて、 麻には無い暖かさと柔らかさで(防寒、風、水、塵、棘、虫、日除など) 身に着ける民を心身共に守るべく、重ねられ刺子がほどこされ、補強された衣です。 作り手の民の想いや工夫に近づくことで、ご興味お持ちの方へとお渡しが出来るなら幸いです。 ------- ● 刺し子野良着 / 袖無し襤褸 - 凪 - ◎ 製作使用地域 / 山形県 庄内地方 19c末から20c初頭ごろ(布自体はそれよりも遡るかと思います) 木綿裂に木綿(刺し糸) 約 W59.5 × L78 cm * 使用と経年で 袖と裾のパイピング紺生地に擦れ、首元にほつれ、穴、その他小さな染みなどが所々に見られます。 (画像(あるいは実店舗)にてご確認くださいませ。) 16枚目までは 裏 の画像、以降は本来の 表 画像となります Instagram fuchiso_ にて 短い動画も掲載してございますのでよろしければご覧くださいませ ------- 梱包後の配送サイズは 60 となります。 ◉ 配送料はご購入者様にご負担いただいております。 配送方法(=お受け取り方法)のご希望に応じて、 ● FUCHISO実店舗 ご来店受け取り¥0(7営業日以内にご来店が可能な方のみ) 営業日程は最新のBlogページにてご確認頂けます → https://fuchiso.base.shop/blog (配送料はご来店時にお返しいたします) ご配送にてお受け取りの場合には、個々のお品物に事前に設定してございます ● ¥有償送料(実費分お見積もり額 差額が発生してもご返金も追加徴収も致しません) をお選び願います。 * BASE規定上、配送料は 着払い での発送が出来かねますため、ご注文時に併せまして前払いにて当店にてお預かりをさせていただく形となります、ご了承頂けますと幸いです。 ------- #野良着 #仕事着 #sashiko #indigo #襤褸 #BORO #民藝 #民芸 #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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● インド更紗 地白苺手 / 袋物 - 紙入れ
¥29,700
こちらはアンティークの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ⚠︎ 梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております こちらのお品は 宅急便 コンパクト サイズ にて発送させていただきます。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) その他詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 発色(定着)のし難い 木綿 に赤をはじめとした 媒染(*1) による紋様染の技法をいち早く見出し世界中を魅了した染織裂 インド更紗 こちらはヨーロッパ諸国による東インド会社統治時代(〜1833)に 日本を含む世界各国の好みのモチーフで染められ輸出向けにと作られたインド更紗の一部と思しき古裂が用いられたお品。 苺手(いちごで) と呼ばれる小花の連続紋様が細番手の木綿に木版捺染された更紗です。(木版型の目跡を追うのもまたたのしみのひとつ) → 画像10枚目は同手の紋様の更紗(こちらよりももうひと世代前の17-18c)を参考図版としてお借りしております(2008年開催/古渡り更紗 : 五島美術館展覧会図録より) 日本で政府による初の全国共通の 紙幣 が発行された慶応4年(1868)明治時代以降、 こうした 紙入れ と呼ばれる作りの袋物が 袋物商により取り合わせられた素材(日本、諸国問わずに当時憧れだったろう希少素材)を用い、袋物師の手で仕立てられ、今に残ります。 こちらはおそらくそのサイズ感と作りから、 紙幣も入れられかつ、身だしなみのための小物(や嗜好品)などの用にと仕立てられた袋物。 (面取りされた手鏡が縫い留められています) 当時の使い手、相当お気に召していたようで布地の全体に使用と経年による古色、 隅の数箇所には擦れなども見受けられますが、(ここは個人差があるかと思いますが)まだまだ実用に耐えうるものと思います。 前金具が損なわれておりましたため、こちらの更紗に雰囲気の合う前金具を探されるか あるいは帯留めなどを転用し、見立ての前金具を縫い付けられても素敵かと思います。 * 前金具が取り外された折に、仕立ての接着が一部剥がれております(それによる表地へのダメージは見られませんのでご安心ください)こちらで付けてしまうとこの先、前金具を取り付ける際にまた剥がさねばならないと思いそのまま(剥がれたまま)にしてございます。 次なる担い手の方好みの取り合わせを、お愉しみいただける方に。 -------- ● インド更紗 地白苺手 / 袋物 - 紙入れ 表布 インド 19c(初頭から中頃) 木版捺染更紗 天然染料 藍(元々薄い浅葱色だったようです)、茜 お仕立ては日本 スナップボタン開閉(凸の箇所の更紗の用い方に袋師の美意識を感じました) 裏布は絹(塩瀬) (仕立てには一部(スナップボタンの箇所)はミシンが用いられています=おそらく明治後期-大正時代 19c末-20c初頭ごろ) 約 W21.3 D14 H2 cm (状態などは画像をよくよくご覧くださいませ、他に必要な画像がございましたらお申し付けください。) * 画像のお色味は 1-5 が現物により近いかと思います 実店舗にて直接ご覧頂けます -------- (*1) 捺染 とは こちらのインド更紗は 木版捺染 と呼ばれる技法により文様が染め出されたものとなります。 地となる木綿はそのまま染料となる植物染料で文様を描いても定着せず水などで流れ落ちてしまうため、先ず初めにミロバランの実(タンニン酸)と水牛のミルク(動物性たんぱく質)を用いて下染処理を施します。 次の工程は天然染料染で染色を施すのですが、まだ直接紋様は描けません ここからは科学反応の世界です。 この場合ですと、インド茜を煮出した液に浸し染めした時に 黒 と 赤 の文様を残したい箇所 に先ずは 木版(あるいは金型)でそれぞれを押し描き、それからようやくインド茜の染液で浸し染に入ります。 鉄塩 = 茜に反応して黒いラインとなっています 明礬(ミョウバン)= 茜に反応して赤い花文様となっています 浸し染することでインド茜の染料が媒染剤に反応し、それぞれ黒と赤に発色し定着します。 更に、青の文様は(藍染したく無い箇所)を先ずは全て刷毛又は木型などで蠟防染した後に藍液に浸す(あるいは藍をひく)のです。 (先ほど茜染して仕上がった箇所も全て伏せます。) それが終わったら蠟を取り除きます。 最後に、白い下地に残った茜の染料を、牛糞を溶かしたアンモニア成分の中で何度も洗う工程を経てそうしてようやく完成します。 ——— 参考文献 ——— 五島美術館展覧会図録 古渡り更紗 京都書院 世界の更紗 染織工程だけでも気の遠くなる作業の繰り返し、今の時代よりもっと緩やかでそして豊かな時間を感じます。 PS:これはインド更紗だけに限らないことなのですが、 私たちよりも永くこの世に在るものが、私たちと同じ人間の手によりそれぞれの生活様式の中、必要に応じて祈りや願い そして用と美しさとと共に作り出されていたことが素晴らしいと思う次第です、 何より国も時代も宗教概念も超えて、根本で心が動くことが純粋に喜びの一つです。 ☆ If you wish to ship overseas, the shipping fee will differ depending on the country. Please contact us first. ---------- #インド更紗 #indianchintz
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● インド更紗 立木紋様 部分 / 袋物 - 小物入れ
¥25,300
こちらはアンティークの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ⚠︎ 梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております こちらのお品は 宅急便 コンパクト サイズ にて発送させていただきます。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) その他詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 発色(定着)のし難い 木綿 に赤をはじめとした 媒染(*1) による紋様染の技法をいち早く見出し世界中を魅了した染織裂 インド更紗 こちらはヨーロッパ諸国による東インド会社統治時代(〜1833)に 日本を含む世界各国の好みのモチーフで染められ輸出向けにと作られたインド更紗の一部と思しき古裂が用いられたお品。 作行きが小さなお品ですので断定は出来かねますが こちらのお品に残る図柄から、元々は参考図版のように絵画的な大きな更紗だったことが伺い知れます、ご参考までに。→ 画像9.10枚目、同手の文様を持つ更紗(18-19c )を参考図版としてお借りしております(2014年開催/生命の樹 再生する命 : 女子美染織コレクション展 図録より) ○で囲った箇所がこちらの小物入れに用いられていると察しておりますがいかに。 ちなみに壺文様は豊穣の願いが込められたモチーフだそう。 明治時代(1868)に入り、衣服の洋装化にともない こうした 紙入れ と呼ばれる作りの袋物が 袋物商により取り合わせられた素材(日本、諸国問わずに当時憧れだったろう希少素材)を用い、袋物師の手で仕立てられ、今に残ります。(滅多に出会えませんが) こちらは、身だしなみのための面取りされた手鏡が添えられて、 蛇腹状のポケットにはおそらく櫛や楊枝などの小物を入れたかと察します。 裏表と贅沢に(そしてそれぞれの見どころある)手描きインド更紗の魅力をたたえつつ、 まだ用に耐えうる良好な保存状態が嬉しいお品です。 -------- ● インド更紗 立木紋様 部分 / 袋物 - 小物入れ 表•裏布 インド (推定)18c末-19c初頭 手描き捺染更紗 天然染料 藍、茜 お仕立ては日本(明治後期-大正時代 19c末-20c初頭ごろ) 内側の一部には竹皮が用いられています=防水のためでしょうか こはぜ開閉(べっ甲) 約 W13 D5 H1 cm (状態などは画像をよくよくご覧くださいませ、他に必要な画像がございましたらお申し付けください。) 実店舗にて直接ご覧頂けます -------- (*1) 捺染 とは こちらのインド更紗はカラム(ペン)による 手描き捺染 と呼ばれる技法で文様が染め出されたものとなります。 地となる木綿はそのまま染料となる植物染料で文様を描いても定着せず水などで流れ落ちてしまうため、先ず初めにミロバランの実(タンニン酸)と水牛のミルク(動物性たんぱく質)を用いて下染処理を施します。 次の工程は天然染料染で染色を施すのですが、まだ直接紋様は描けません ここからは科学反応の世界です。 この場合ですと、インド茜を煮出した液に浸し染めした時に 黒 と 赤 の文様を残したい箇所 に先ずはそれぞれの図柄を手描きして、それからようやくインド茜の染液で浸し染に入ります。 鉄塩 = 茜に反応して黒いラインとなっています 明礬(ミョウバン)= 茜に反応して赤い花文様となっています 浸し染することでインド茜の染料が媒染剤に反応し、それぞれ黒と赤に発色し定着します。 更に、青の文様は(藍染したく無い箇所)を先ずは全て刷毛又は木型などで蠟防染した後に藍液に浸す(あるいは藍をひく)のです。 (先ほど茜染して仕上がった箇所も全て伏せます。) それが終わったら蠟を取り除きます。 最後に、白い下地に残った茜の染料を、牛糞を溶かしたアンモニア成分の中で何度も洗う工程を経てそうしてようやく完成します。 ——— 参考文献 ——— 五島美術館展覧会図録 古渡り更紗 京都書院 世界の更紗 染織工程だけでも気の遠くなる作業の繰り返し、今の時代よりもっと緩やかでそして豊かな時間を感じます。 PS:これはインド更紗だけに限らないことなのですが、 私たちよりも永くこの世に在るものが、私たちと同じ人間の手によりそれぞれの生活様式の中、必要に応じて祈りや願い そして用と美しさとと共に作り出されていたことが素晴らしいと思う次第です、 何より国も時代も宗教概念も超えて、根本で心が動くことが純粋に喜びの一つです。 * This item cannot be shipped overseas (because the clasp is tortoiseshell) ---------- #インド更紗 #indianchintz
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ウォンサムポジャギ / no.10
¥60,000
色鮮やかな絹地の祭礼用衣装(ウォンサム)の端切れを用い、縫い合わされた慶事のためのポジャギです。 ● ウォンサムポジャギ / no.10 地域:朝鮮 時代:李王朝時代(20c初頭頃) 材質:絹(絽、紋織他) 技法:手縫いの折り重ね剥ぎ縫い ± 96 cm四方 慶事の袱紗や掛け布などとして大切に使われ伝わったようですが、当時の染色布は色止め処理がなされて居ないようで、色移り(滲み)している箇所も2ヶ所ほど見受けられます。一ヶ所、米粒ほどの小穴が有ります。 直射日光に晒しての長時間の使用はヤケなどによる退色を招きますのでご留意くださいませ、こういった色入りのポジャギは壁面や間仕切り等で、その色彩の取り合わせの妙を画としてお愉しみ頂くのもおすすめです。人が側で動く度にポジャギもはらりと揺らめきます。 ・画像2-11枚目までは、曇天の自然光による屋内壁面撮影、1枚目と12-16は同じく曇天の自然光による背面にフラックスリネンシーツ(17枚目)が掛かった状態の窓辺にて光を取り込んで撮影しています。 ウォンサム=王族や上流階級の女性用礼服の総称(庶民階級にも婚礼衣装としての着用は許された)* 朝鮮王朝の刺繍と布 より抜粋 #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no.21(モシ)
¥89,100
こちらはアンティークの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ⚠︎ 梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております こちらのお品は 宅急便60サイズ にて発送させていただきます。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) その他詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 陶磁器やガラスよりもはるかに儚い染織工芸より、 朝鮮王朝時代のポジャギをご紹介してまいります。 こちらは主に夏服に用いられることが多かったとされる モシ(=苧麻) でチマチョゴリなどを仕立てた折に出たハギレや、 あるいは着古した衣服の反故布などが縫い合わされたポジャギとなります。 極寒の地ゆえ木綿が育たず、そして当時の教え(儒教=質素倹約と質実剛健が美徳とされた)も手伝って 朝鮮王朝時代の庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)のみを纏った彼の地の服飾事情。 色味にも制約があり、庶民は無染色の生成りあるいは白、色のあるものは祭礼時にのみ着用が許されたそうです。 厳しい統制下、女性たちは針仕事をすることで自らと向き合う時間を得て、 きっと心鎮まる(時に心踊る)時間を過ごしたことと察しています。 本来の 包む という用を離れて、光に透かすと、接ぎ合わせの重なりの箇所がくっきりと浮き出て ステンドグラスのような陰影が生まれるところもポジャギをしつらいに取り入れたり、アートとして愛でる際の魅力の一つかと思います。 光を取り入れる方法としまして、屋内の直射日光の当たらぬ場所で 間仕切り 的に吊るし透け感を。 または、少し壁から浮かせて吊るし、背面からスポットライトを当てる、など。 *染を施した生地が用いられているポジャギは直射日光に長時間晒されるようなご使用は染料の退色を招きますのでご留意くださいませ。 穴が空いたらまた繕えば良いのです、布ですもの。 たのしみながら育まれてください。 。。。。。 着古し、何度も水を潜った衣服のハギレなどを大切に保管し、作られたと思しきポジャギ。 幾種かの苧麻生地が用いられ、(さながらこのお宅の服装史のような)儒教の教えが投影された意図せず生まれた美しい接ぎ合わせ。そしてこの人、とても針目が細やか(縫い目が整っている日もあれば、かというと少々乱れている日もあったり、、)どんな状況下であれ、縫い進められたことが縫い目から伺えるほどの。)今までに出会った中でも古手のポジャギと察しています。 古いお直しの箇所には祭礼衣のハギレでしょうか、生成色の絹が一部用いられています。 ● アンティークポジャギ / no.21 朝鮮王朝末期(19c半ば頃) 材質:モシ(手績みの苧麻) 2隅の紐抑えと紐、縁取りには ムミョン(木綿) が、また紐のみミシンで縫われており、当時最先端だったろうミシンが用いられ、希少だった木綿が手に入り得た環境下の民が作ったことが窺い知れます。 寸法 約 W88〜92 L88〜90 cm * 小さな穴やスレ、傷み、染みの残る箇所もありますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (少々の染みに関しましては光に透かして吊るすと気にならない程度かとは思いますが、個人差のある事ですので画像にてよくよくご確認くださいませ。実店舗でもご覧いただけます。) ** こちらのポジャギは若干本体の染み、紐の汚れが目立ちますが、現状のままに、と染め返し等は施さずにオリジナルのままご紹介をさせていただいております、気にされる方はご留意願います。 画像1 - 11 枚目は自然光で透かして撮影しています、 12 - 19 枚目は、こげ茶色の板の間を背景に自然光で撮影したお色味、 最終画像は麻が 手績み された1本の糸の繋ぎ目部分の拡大画像となります(糸からもう美しいです) 2方向のみに紐が取り付けられています 木の棒にバランスよく吊るすため、簡易的な紐を手縫いで取り付けた上で撮影しました。(画像1,2,4) 撮影後は元のオリジナルの状態(紐2か所のみ)に戻しましたのでご安心くださいませ。 ご参考までに。 -------- #ポジャギ #アンティークポジャギ #チョガッポ #pojagi #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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アンティークポジャギ / no.19(モシ)
¥68,200
こちらはアンティークの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ⚠︎ 梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております こちらのお品は 宅急便60サイズ にて発送させていただきます。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) その他詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 陶磁器やガラスよりもはるかに儚い染織工芸より、 朝鮮王朝時代のポジャギをご紹介してまいります。 こちらは主に夏服に用いられることが多かったとされる モシ(=苧麻) でチマチョゴリなどを仕立てた折に出たハギレや、 あるいは着古した衣服の反故布などが縫い合わされたポジャギとなります。 極寒の地ゆえ木綿が育たず、そして当時の教え(儒教=質素倹約と質実剛健が美徳とされた)も手伝って 朝鮮王朝時代の庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)のみを纏った彼の地の服飾事情。 色味にも統制があり、庶民は無染色の生成りあるいは白、色のあるものは祭礼時にのみ許されたそうです。 厳しい統制下、女性たちは針仕事をすることで自らと向き合う時間を得て、 きっと心鎮まる(時に心踊る)時間を過ごしたことと察しています。 本来の 包む という用を離れて、光に透かすと、接ぎ合わせの重なりの箇所がくっきりと浮き出て ステンドグラスのような陰影が生まれるところもポジャギをしつらいに取り入れたり、アートとして愛でる際の魅力の一つかと思います。 光を取り入れる方法としまして、屋内の直射日光の当たらぬ場所で 間仕切り 的に吊るし透け感を。 または、少し壁から浮かせて吊るし、背面からスポットライトを当てる、など。 *染を施した生地が用いられているポジャギは直射日光に長時間晒されるようなご使用は染料の退色を招きますのでご留意くださいませ。 穴が空いたらまた繕えば良いのです、布ですもの。 たのしみながら育まれてください。 。。。。。 ● アンティークポジャギ / no.19 シンプルなパターンの接ぎ合わせながら 配されたピンクの濃淡の端切れと布目に軽やかさとリズムが感じられて、 作り手が晴れやかな心持ちで縫い進めたであろう印象を受けたポジャギ。 (ピンク3種 おそらく紅花などの天然染料、無染色の生成り2種、晒した真っ白などが用いられています。) 朝鮮王朝末期(19c末-20c初頭頃) 材質:モシ(手績みの苧麻) 四隅の紐抑えと紐、縁取りも モシ が使用されています、紐のみミシンで縫われているので後の時代に用に沿って取り付けられたのやもしれません。(あるいは当時最先端のミシンを用いられる環境の民によるものでしょうかー) 寸法 約 W78〜79 L75.5〜79 cm * 小さな穴やスレ、傷み、染みの残る箇所もありますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (染みに関しましては光に透かして吊るすと気にならない程度かとは思いますが、個人差のある事ですので画像にてよくよくご確認くださいませ。実店舗でもご覧いただけます。) 画像1 - 9 枚目は自然光で透かして撮影しています、 10 - 16 枚目は、こげ茶色の板の間を背景に自然光で撮影したお色味、 最終画像は麻が 手績み された1本の糸の繋ぎ目部分の拡大画像となります(糸からもう美しいです) ご参考までに。 -------- #ポジャギ #アンティークポジャギ #チョガッポ #pojagi #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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吉祥文のアンティークポジャギ / no.18(尾久彰三氏旧蔵品)
¥95,000
楚々としたモシ(苧麻)で接ぎ合わされ、 デフォルメされた吉祥文を幾つか持ち合わせたポジャギに出会いました。 ○ こちらのポジャギは 尾久彰三氏(1947-) 旧蔵品となります(尾久氏コレクションNo 284) 中央には 如意珠文(ヨイジュムン)と呼ばれる伝統文様 仏教用語で 全ての願いを叶えてくれる とされる吉祥文様が、 その周りを囲うように樹木文(=生命樹)が茂り、上下には (あくまでも 上下の向き はモチーフからの憶測ですが) 中国の神仙思想が伝播し、韓国固有の自然崇拝思想と結び付き取り入れられたのでしょうか、 不老長生を願ったであろう山文が2つ見られます。 (画像1-11枚目は、薄曇りの夏の日、掃き出し窓に布地を掛けた状態(12枚目)で吊るして、13-19 は板の間にて、いづれも屋内自然光にて撮影しています。 最終画像は経緯共に苧麻の手績みで有る依りの有る箇所を拡大鏡撮影したものとなります。 また、古いお品ですので経年による染み(光を通すとさほど気にならなくなる程度)が残ります、画像をご参照ください。) 20年来、韓国(時に日本でも)にて古いポジャギを追い求めて来ましたが 如意珠文だけではなく 樹木文(生命樹)や山文など、吉祥文様が随所に表されたモシ(苧麻)のポジャギは初見でした。 (以前同手の文様で、両班のものと思しき木綿地に絹の色糸刺繍・袱紗仕立てのポジャギには巡り合ったことが有り、そういったお品が人生で身の回りに有った(仕えていた家などで見たことが有った?)民の女性により、身に纏った簡素なモシ(苧麻)のハギレを生かし、慶事の為に願いを込めて作られたポジャギなのでは、と察しておりますがいかに。) そして、縫い込められた吉祥文の意味を読み解くと 改めて作り手の女性がこちらのポジャギに込めた祈りがひしひしと。 折伏せで細やかな巻きかがりの丁寧な手縫いにお人柄が伺えます、 擬宝珠のような中央のつまみ細工も愛らしい、 朝鮮王朝時代の民の手仕事です。 遠くからも近くから(糸までも)美しいポジャギです。 ----- ● 吉祥文のポジャギ / 如意珠文他 (尾久彰三氏旧蔵品) 朝鮮王朝後期 19c末-20c初頭ころ 素材 手績みのモシ(苧麻)画像20枚目 四方の紐は手紬ぎ木綿 ± W 73.5 L 75cm(紐含めず) ----- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 7日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ----- #アンティークポジャギ #尾久彰三コレクション
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アンティークポジャギ / no.5 (サンべ)
¥18,700
SOLD OUT
*お値段を見直しました 陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格が物に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地 こちらは冬服の サンべ(=大麻)が使われたポジャギとなります。 折伏せではなく、2種の着尺地に襞を取る形で接ぎ合わせ風にミシン縫いにより仕立てられて居ます。 紐は1箇所、ムミョン(木綿)が使用されています。 サンべがここまでしなやかな手触りに育つには幾度も水をくぐって来たことと思います。 所々に補修が有ります。 ミシンでガシガシと補修をしながら、更に育てて行きたいポジャギです。 お値段を見直しました。 ● アンティークポジャギ / no.5 (サンべ) 朝鮮王朝末期(20c初頭頃 ) 材質:サンべ(手績み大麻) * ムミョン(木綿)の紐が1箇所に付いています。 寸法 約 W80.5 L84 cm * 小さな穴やスレ、染みの箇所も残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (1-14は光に透かして撮影しています、15-19枚目が自然光でのお色味です、モシのタイプよりもサンべは繊維自体が太く、生成りで地厚のため透光性は弱くなりますが繊維自体の強度は有ります。) ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no.4 (モシ)
¥150,000
- こちらはHERS 2021夏号 P70 に掲載のお品となります - 陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格が物に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地 こちらは夏服の モシ(=苧麻)が使われたポジャギとなります。 着古し、何度も水を潜った衣服のハギレなどを大切に保管し、作られたと思しきポジャギ。 幾種かの苧麻生地が混じり接ぎ合わさり、儒教の教えが投影されたような意図せぬ美しい接ぎ合わせ。そしてこの人、とても針目が細やか(縫い目が整っている日もあれば、かというと少々乱れている日もあったり、、)どんな状況下であれ、縫い進められたことが縫い目から伺えるほどの。)今までに出会った中でも古手のポジャギと察しています。 紐は3箇所、ムミョン(木綿)が使用されています。また紐のみミシンで縫われており、当時最先端だったろうミシンが用いられ、希少だった木綿が手に入り得た環境下の民が作ったことが窺い知れます。 ● アンティークポジャギ / no.4 (モシ) 朝鮮王朝末期(19c末頃 ) 材質:モシ(手績み苧麻) * 使用時にはプリーツ状折り畳まれて居た跡が残る、ムミョン(木綿)の紐が3箇所に付いています。(おそらく縁取りと紐はミシンの時代(20c初頭)に入ってから後の世代により補修されたものと察して居ます。) 寸法 約 W98 cm 四方 * 小さな穴やスレ、染みの箇所も残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (1-14は光に透かして撮影しています、15-19枚目が自然光でのお色味です。最終画像のような補修と継ぎの有るフラックスリネンシーツを掃き出し窓に掛けた上で撮影して居ます。) ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ⑦ W25 cm
¥17,600
こちらはヴィンテージの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は レターパックライト にて発送させていただきます。 ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ● バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ⑦ バルーチスターン地方 (イラン東部・アフガニスタン・パキスタン西部に広がる地方で「バロック人の土地」の意) バルーチ(バローチ)族 20c半ばから末ごろ 材質:茜染めの手紡ぎ木綿地に 羊毛と絹糸 刺繍 (当時最先端だったであろう化学染料も用いられているものも) 裏打ちにはロシア更紗(絹 機械捺染)が用いられています サイズ(フタを伸ばした状態で測っています)W25 L39.5 cm * この形は本当に優秀、中味に併せて自在に形を変えられる点が遊牧民の暮らしに沿ったことと察します。本来の用にならって小物容れとして折りたたんだり巻いたりして、ピンや革•ゴム紐、などでとめて使うもよし、壁に掛けて刺繍を愛でつつ収納に用いたり、はたまた紐を取り付けてポシェットなどに加工されても○ 用途を限らぬ自在な形です。 * 古いお品です、刺繍の擦れやほつれ、小穴などが有る場合もございます。また、この頃の染料は定着材を用いていない場合もあります、水による洗濯は色落ちの可能性があるためいたしておりません、染みも経年と使用の跡形と受け入れていただける方に。 ** 自然光の屋内で撮影しています。10,11枚目はルーペ越しの拡大画像です。 … バルーチ族→バルーチスターン地方の砂漠や山岳地帯に暮らすイラン系遊牧民族に対する総称名 緻密で力強いパイル織のラグを織り出すことでその名をご存知の方も多いかと。 こちらの袋にも(織りと刺繍で)技法は異なるものの ラグと共通するモチーフがそこここに。 母から子へ連綿と伝えられてきたであろう、花や木や川などの厳しくも豊かで美しい自然への敬意と豊穣への願い、 邪視除け(持物や使い手を災いや妬みなどから守ってくれる菱文)などがイスラム美術特有の幾何学文様に込められて、 多様な色糸と刺繍で祈るように刺し描かれています。 *合切袋 の形はインドより伝わったと言われています。(このルーツの手掛かりの1つとして、交易の民 バンジャーラ が用いた合切袋にもこの封筒型の手仕事が見られます。) 婚礼時には男性は結納金の持参袋に、のちの日々の中ではビンロウジやキンマの葉などの嗜好品ややコーランなどを、 女性は身の回りの貴重品、櫛や鏡などを容れる袋として用いたようです。 ゆえに合切(何もかも)袋。 (*合切袋=西方形(に近い)布地を封筒型にたたみ、補強と装飾を兼ね3か所がステッチで縫い留められる、中身によりけりで収納力が変幻し、用途に応じて開いても使える優れものの形。) 内面には当時のバルーチの民にとってまだ見ぬ稀有な布であったろう、 舶来のロシア更紗と思しき機械捺染の絹地が裏打ちされて。 大陸ならでは、民の移動と共に伝わった習俗の伝播と柔軟な融合をたたえています。 。 。 。 針と糸だけで自身の属す部族のアイデンティティをも表し得たことに敬意を覚えました 何より ひとつひとつの作り手の民が切に祈りながら それでいて愉しみながら刺しているのがひしひしと伝わってきます 色数の少ない砂漠や山岳地帯だからこそ生まれ得た憧れにも似た色彩感覚でしょうか 幸いへの祈りをたたえた刺繍裂は 合切袋のその形も相まって 作り手の民が使い手の民へと 針と糸だけで布に描いた手紙を 今に生きる私たちへと届けてくれるような お好きな方へと届きますように -------- #バルーチ #バローチ #刺繍 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ⑤ W21 cm
¥18,700
こちらはアンティークの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は レターパックライト にて発送させていただきます。 ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ● バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ⑤ バルーチスターン地方 (イラン東部・アフガニスタン・パキスタン西部に広がる地方で「バロック人の土地」の意) バルーチ(バローチ)族 20c初頭から半ばごろ 材質:手紡ぎの白い木綿地に 絹糸 刺繍 (当時最先端だったであろう化学染料も用いられているものも) 裏打ちにはロシア更紗(木綿 機械捺染)が用いられています サイズ(フタを伸ばした状態で測っています)W21 L33 cm * この形は本当に優秀、中味に併せて自在に形を変えられる点が遊牧民の暮らしに沿ったことと察します。本来の用にならって小物容れとして折りたたんだり巻いたりして、ピンや革•ゴム紐、などでとめて使うもよし、壁に掛けて刺繍を愛でつつ収納に用いたり、はたまた紐を取り付けてポシェットなどに加工されても○ 用途を限らぬ自在な形です。 * 古いお品です、刺繍の擦れやほつれ、小穴などが有る場合もございます。また、この頃の染料は定着材を用いていない場合もあります、水による洗濯は色落ちの可能性があるためいたしておりません、染みも経年と使用の跡形と受け入れていただける方に。 ** 自然光の屋内で撮影しています。10,11枚目はルーペ越しの拡大画像です。 … バルーチ族→バルーチスターン地方の砂漠や山岳地帯に暮らすイラン系遊牧民族に対する総称名 緻密で力強いパイル織のラグを織り出すことでその名をご存知の方も多いかと。 こちらの袋にも(織りと刺繍で)技法は異なるものの ラグと共通するモチーフがそこここに。 母から子へ連綿と伝えられてきたであろう、花や木や川などの厳しくも豊かで美しい自然への敬意と豊穣への願い、 邪視除け(持物や使い手を災いや妬みなどから守ってくれる菱文)などがイスラム美術特有の幾何学文様に込められて、 多様な色糸と刺繍で祈るように刺し描かれています。 *合切袋 の形はインドより伝わったと言われています。(このルーツの手掛かりの1つとして、交易の民 バンジャーラ が用いた合切袋にもこの封筒型の手仕事が見られます。) 婚礼時には男性は結納金の持参袋に、のちの日々の中ではビンロウジやキンマの葉などの嗜好品ややコーランなどを、 女性は身の回りの貴重品、櫛や鏡などを容れる袋として用いたようです。 ゆえに合切(何もかも)袋。 (*合切袋=西方形(に近い)布地を封筒型にたたみ、補強と装飾を兼ね3か所がステッチで縫い留められる、中身によりけりで収納力が変幻し、用途に応じて開いても使える優れものの形。) 内面には当時のバルーチの民にとってまだ見ぬ稀有な布であったろう、 舶来のロシア更紗と思しき機械捺染の木綿地が裏打ちされて。 大陸ならでは、民の移動と共に伝わった習俗の伝播と柔軟な融合をたたえています。 。 。 。 針と糸だけで自身の属す部族のアイデンティティをも表し得たことに敬意を覚えました 何より ひとつひとつの作り手の民が切に祈りながら それでいて愉しみながら刺しているのがひしひしと伝わってきます 色数の少ない砂漠や山岳地帯だからこそ生まれ得た憧れにも似た色彩感覚でしょうか 幸いへの祈りをたたえた刺繍裂は 合切袋のその形も相まって 作り手の民が使い手の民へと 針と糸だけで布に描いた手紙を 今に生きる私たちへと届けてくれるような お好きな方へと届きますように -------- #バルーチ #バローチ #刺繍 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ① W16.3cm
¥13,200
こちらはヴィンテージの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は レターパックライト にて発送させていただきます。 ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ● バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ① バルーチスターン地方 (イラン東部・アフガニスタン・パキスタン西部に広がる地方で「バロック人の土地」の意) バルーチ(バローチ)族 20c中ばから後期ごろ 材質:手紡ぎの茜色の木綿地に 絹•木綿 刺繍 (当時最先端だったであろう化学染料も用いられています) 裏打ちにはロシア更紗(木綿 機械捺染)が用いられています サイズ(フタを伸ばした状態で測っています)W16.3 L24.5 cm * この形は本当に優秀、中味に併せて自在に形を変えられる点が遊牧民の暮らしに沿ったことと察します。本来の用にならって小物容れとして折りたたんだり巻いたりして、ピンや革•ゴム紐、などでとめて使うもよし、壁に掛けて刺繍を愛でつつ収納に用いたり、はたまた紐を取り付けてポシェットなどに加工されても○ 用途を限らぬ自在な形です。 * 古いお品です、刺繍の擦れやほつれ、小穴などが有る場合もございます。また、この頃の染料は定着材を用いていない場合もあります、水による洗濯は色落ちの可能性があるためいたしておりません、染みも経年と使用の跡形と受け入れていただける方に。 ** 自然光の屋内で撮影しています。9,10枚目はルーペ越しの拡大画像です。 … バルーチ族→バルーチスターン地方の砂漠や山岳地帯に暮らすイラン系遊牧民族に対する総称名 緻密で力強いパイル織のラグを織り出すことでその名をご存知の方も多いかと。 こちらの袋にも(織りと刺繍で)技法は異なるものの ラグと共通するモチーフがそこここに。 母から子へ連綿と伝えられてきたであろう、花や木や川などの厳しくも豊かで美しい自然への敬意と豊穣への願い、 邪視除け(持物や使い手を災いや妬みなどから守ってくれる菱文)などがイスラム美術特有の幾何学文様に込められて、 多様な色糸と刺繍で祈るように刺し描かれています。 *合切袋 の形はインドより伝わったと言われています。(このルーツの手掛かりの1つとして、交易の民 バンジャーラ が用いた合切袋にもこの封筒型の手仕事が見られます。) 婚礼時には男性は結納金の持参袋に、のちの日々の中ではビンロウジやキンマの葉などの嗜好品ややコーランなどを、 女性は身の回りの貴重品、櫛や鏡などを容れる袋として用いたようです。 ゆえに合切(何もかも)袋。 (*合切袋=西方形(に近い)布地を封筒型にたたみ、補強と装飾を兼ね3か所がステッチで縫い留められる、中身によりけりで収納力が変幻し、用途に応じて開いても使える優れものの形。) 内面には当時のバルーチの民にとってまだ見ぬ稀有な布であったろう、 舶来のロシア更紗と思しき機械捺染の木綿地が裏打ちされて。 大陸ならでは、民の移動と共に伝わった習俗の伝播と柔軟な融合をたたえています。 。 。 。 針と糸だけで自身の属す部族のアイデンティティをも表し得たことに敬意を覚えました 何より ひとつひとつの作り手の民が切に祈りながら それでいて愉しみながら刺しているのがひしひしと伝わってきます 色数の少ない砂漠や山岳地帯だからこそ生まれ得た憧れにも似た色彩感覚でしょうか 幸いへの祈りをたたえた刺繍裂は 合切袋のその形も相まって 作り手の民が使い手の民へと 針と糸だけで布に描いた手紙を 今に生きる私たちへと届けてくれるような お好きな方へと届きますように -------- #バルーチ #バローチ #刺繍 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso