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ウォンサムポジャギ / no.10
¥60,000
色鮮やかな絹地の祭礼用衣装(ウォンサム)の端切れを用い、縫い合わされた慶事のためのポジャギです。 ● ウォンサムポジャギ / no.10 地域:朝鮮 時代:李王朝時代(20c初頭頃) 材質:絹(絽、紋織他) 技法:手縫いの折り重ね剥ぎ縫い ± 96 cm四方 慶事の袱紗や掛け布などとして大切に使われ伝わったようですが、当時の染色布は色止め処理がなされて居ないようで、色移り(滲み)している箇所も2ヶ所ほど見受けられます。一ヶ所、米粒ほどの小穴が有ります。 直射日光に晒しての長時間の使用はヤケなどによる退色を招きますのでご留意くださいませ、こういった色入りのポジャギは壁面や間仕切り等で、その色彩の取り合わせの妙を画としてお愉しみ頂くのもおすすめです。人が側で動く度にポジャギもはらりと揺らめきます。 ・画像2-11枚目までは、曇天の自然光による屋内壁面撮影、1枚目と12-16は同じく曇天の自然光による背面にフラックスリネンシーツ(17枚目)が掛かった状態の窓辺にて光を取り込んで撮影しています。 ウォンサム=王族や上流階級の女性用礼服の総称(庶民階級にも婚礼衣装としての着用は許された)* 朝鮮王朝の刺繍と布 より抜粋 #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no.21(モシ)
¥89,100
こちらはアンティークの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ⚠︎ 梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております こちらのお品は 宅急便60サイズ にて発送させていただきます。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) その他詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 陶磁器やガラスよりもはるかに儚い染織工芸より、 朝鮮王朝時代のポジャギをご紹介してまいります。 こちらは主に夏服に用いられることが多かったとされる モシ(=苧麻) でチマチョゴリなどを仕立てた折に出たハギレや、 あるいは着古した衣服の反故布などが縫い合わされたポジャギとなります。 極寒の地ゆえ木綿が育たず、そして当時の教え(儒教=質素倹約と質実剛健が美徳とされた)も手伝って 朝鮮王朝時代の庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)のみを纏った彼の地の服飾事情。 色味にも制約があり、庶民は無染色の生成りあるいは白、色のあるものは祭礼時にのみ着用が許されたそうです。 厳しい統制下、女性たちは針仕事をすることで自らと向き合う時間を得て、 きっと心鎮まる(時に心踊る)時間を過ごしたことと察しています。 本来の 包む という用を離れて、光に透かすと、接ぎ合わせの重なりの箇所がくっきりと浮き出て ステンドグラスのような陰影が生まれるところもポジャギをしつらいに取り入れたり、アートとして愛でる際の魅力の一つかと思います。 光を取り入れる方法としまして、屋内の直射日光の当たらぬ場所で 間仕切り 的に吊るし透け感を。 または、少し壁から浮かせて吊るし、背面からスポットライトを当てる、など。 *染を施した生地が用いられているポジャギは直射日光に長時間晒されるようなご使用は染料の退色を招きますのでご留意くださいませ。 穴が空いたらまた繕えば良いのです、布ですもの。 たのしみながら育まれてください。 。。。。。 着古し、何度も水を潜った衣服のハギレなどを大切に保管し、作られたと思しきポジャギ。 幾種かの苧麻生地が用いられ、(さながらこのお宅の服装史のような)儒教の教えが投影された意図せず生まれた美しい接ぎ合わせ。そしてこの人、とても針目が細やか(縫い目が整っている日もあれば、かというと少々乱れている日もあったり、、)どんな状況下であれ、縫い進められたことが縫い目から伺えるほどの。)今までに出会った中でも古手のポジャギと察しています。 古いお直しの箇所には祭礼衣のハギレでしょうか、生成色の絹が一部用いられています。 ● アンティークポジャギ / no.21 朝鮮王朝末期(19c半ば頃) 材質:モシ(手績みの苧麻) 2隅の紐抑えと紐、縁取りには ムミョン(木綿) が、また紐のみミシンで縫われており、当時最先端だったろうミシンが用いられ、希少だった木綿が手に入り得た環境下の民が作ったことが窺い知れます。 寸法 約 W88〜92 L88〜90 cm * 小さな穴やスレ、傷み、染みの残る箇所もありますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (少々の染みに関しましては光に透かして吊るすと気にならない程度かとは思いますが、個人差のある事ですので画像にてよくよくご確認くださいませ。実店舗でもご覧いただけます。) ** こちらのポジャギは若干本体の染み、紐の汚れが目立ちますが、現状のままに、と染め返し等は施さずにオリジナルのままご紹介をさせていただいております、気にされる方はご留意願います。 画像1 - 11 枚目は自然光で透かして撮影しています、 12 - 19 枚目は、こげ茶色の板の間を背景に自然光で撮影したお色味、 最終画像は麻が 手績み された1本の糸の繋ぎ目部分の拡大画像となります(糸からもう美しいです) 2方向のみに紐が取り付けられています 木の棒にバランスよく吊るすため、簡易的な紐を手縫いで取り付けた上で撮影しました。(画像1,2,4) 撮影後は元のオリジナルの状態(紐2か所のみ)に戻しましたのでご安心くださいませ。 ご参考までに。 -------- #ポジャギ #アンティークポジャギ #チョガッポ #pojagi #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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アンティークポジャギ / no.19(モシ)
¥68,200
こちらはアンティークの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ⚠︎ 梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております こちらのお品は 宅急便60サイズ にて発送させていただきます。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) その他詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 陶磁器やガラスよりもはるかに儚い染織工芸より、 朝鮮王朝時代のポジャギをご紹介してまいります。 こちらは主に夏服に用いられることが多かったとされる モシ(=苧麻) でチマチョゴリなどを仕立てた折に出たハギレや、 あるいは着古した衣服の反故布などが縫い合わされたポジャギとなります。 極寒の地ゆえ木綿が育たず、そして当時の教え(儒教=質素倹約と質実剛健が美徳とされた)も手伝って 朝鮮王朝時代の庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)のみを纏った彼の地の服飾事情。 色味にも統制があり、庶民は無染色の生成りあるいは白、色のあるものは祭礼時にのみ許されたそうです。 厳しい統制下、女性たちは針仕事をすることで自らと向き合う時間を得て、 きっと心鎮まる(時に心踊る)時間を過ごしたことと察しています。 本来の 包む という用を離れて、光に透かすと、接ぎ合わせの重なりの箇所がくっきりと浮き出て ステンドグラスのような陰影が生まれるところもポジャギをしつらいに取り入れたり、アートとして愛でる際の魅力の一つかと思います。 光を取り入れる方法としまして、屋内の直射日光の当たらぬ場所で 間仕切り 的に吊るし透け感を。 または、少し壁から浮かせて吊るし、背面からスポットライトを当てる、など。 *染を施した生地が用いられているポジャギは直射日光に長時間晒されるようなご使用は染料の退色を招きますのでご留意くださいませ。 穴が空いたらまた繕えば良いのです、布ですもの。 たのしみながら育まれてください。 。。。。。 ● アンティークポジャギ / no.19 シンプルなパターンの接ぎ合わせながら 配されたピンクの濃淡の端切れと布目に軽やかさとリズムが感じられて、 作り手が晴れやかな心持ちで縫い進めたであろう印象を受けたポジャギ。 (ピンク3種 おそらく紅花などの天然染料、無染色の生成り2種、晒した真っ白などが用いられています。) 朝鮮王朝末期(19c末-20c初頭頃) 材質:モシ(手績みの苧麻) 四隅の紐抑えと紐、縁取りも モシ が使用されています、紐のみミシンで縫われているので後の時代に用に沿って取り付けられたのやもしれません。(あるいは当時最先端のミシンを用いられる環境の民によるものでしょうかー) 寸法 約 W78〜79 L75.5〜79 cm * 小さな穴やスレ、傷み、染みの残る箇所もありますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (染みに関しましては光に透かして吊るすと気にならない程度かとは思いますが、個人差のある事ですので画像にてよくよくご確認くださいませ。実店舗でもご覧いただけます。) 画像1 - 9 枚目は自然光で透かして撮影しています、 10 - 16 枚目は、こげ茶色の板の間を背景に自然光で撮影したお色味、 最終画像は麻が 手績み された1本の糸の繋ぎ目部分の拡大画像となります(糸からもう美しいです) ご参考までに。 -------- #ポジャギ #アンティークポジャギ #チョガッポ #pojagi #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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吉祥文のアンティークポジャギ / no.18(尾久彰三氏旧蔵品)
¥95,000
楚々としたモシ(苧麻)で接ぎ合わされ、 デフォルメされた吉祥文を幾つか持ち合わせたポジャギに出会いました。 ○ こちらのポジャギは 尾久彰三氏(1947-) 旧蔵品となります(尾久氏コレクションNo 284) 中央には 如意珠文(ヨイジュムン)と呼ばれる伝統文様 仏教用語で 全ての願いを叶えてくれる とされる吉祥文様が、 その周りを囲うように樹木文(=生命樹)が茂り、上下には (あくまでも 上下の向き はモチーフからの憶測ですが) 中国の神仙思想が伝播し、韓国固有の自然崇拝思想と結び付き取り入れられたのでしょうか、 不老長生を願ったであろう山文が2つ見られます。 (画像1-11枚目は、薄曇りの夏の日、掃き出し窓に布地を掛けた状態(12枚目)で吊るして、13-19 は板の間にて、いづれも屋内自然光にて撮影しています。 最終画像は経緯共に苧麻の手績みで有る依りの有る箇所を拡大鏡撮影したものとなります。 また、古いお品ですので経年による染み(光を通すとさほど気にならなくなる程度)が残ります、画像をご参照ください。) 20年来、韓国(時に日本でも)にて古いポジャギを追い求めて来ましたが 如意珠文だけではなく 樹木文(生命樹)や山文など、吉祥文様が随所に表されたモシ(苧麻)のポジャギは初見でした。 (以前同手の文様で、両班のものと思しき木綿地に絹の色糸刺繍・袱紗仕立てのポジャギには巡り合ったことが有り、そういったお品が人生で身の回りに有った(仕えていた家などで見たことが有った?)民の女性により、身に纏った簡素なモシ(苧麻)のハギレを生かし、慶事の為に願いを込めて作られたポジャギなのでは、と察しておりますがいかに。) そして、縫い込められた吉祥文の意味を読み解くと 改めて作り手の女性がこちらのポジャギに込めた祈りがひしひしと。 折伏せで細やかな巻きかがりの丁寧な手縫いにお人柄が伺えます、 擬宝珠のような中央のつまみ細工も愛らしい、 朝鮮王朝時代の民の手仕事です。 遠くからも近くから(糸までも)美しいポジャギです。 ----- ● 吉祥文のポジャギ / 如意珠文他 (尾久彰三氏旧蔵品) 朝鮮王朝後期 19c末-20c初頭ころ 素材 手績みのモシ(苧麻)画像20枚目 四方の紐は手紬ぎ木綿 ± W 73.5 L 75cm(紐含めず) ----- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 7日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ----- #アンティークポジャギ #尾久彰三コレクション
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アンティークポジャギ / no.15(ムミョン)
¥44,000
SOLD OUT
*出会った頃よりも少々色が薄くなりましたのでお値段見直しました* 陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格や気質が作り出された 物 に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地ではまだまだ当時希少だった ムミョン(木綿生地)が使われたポジャギとなります。 忙しくて良く言えば大らかな方だったのでしょうかー 少々の歪みも結果オーライにして居るあたり 縫い目は決して上手な方とは言えないけれど 儒教の教え(質素倹約質実剛健)に沿ったスピリットと 作り手が自由にそして祈りながら針を進めたようすに惹かれて手に取ったポジャギとなります。 所々に散りばめられた、桜の花びらのようなハギレは慎ましやかな彩りを。 中央の花文様の仕上げや 接ぎ合せの所々にも薄ピンクの色糸を使っていることに気づいた頃には 完全に心奪われておりました。 ● アンティークポジャギ / no,15(ムミョン) 朝鮮王朝末期(19c末から20c初頭頃) ムミョン(木綿) 寸法 約 W117.5 L123 cm * 小さな穴やスレ、染みが残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 ** 紐抑えの生地の箇所のみ モシ(苧麻) が使われて居ます。 画像1 - 10 枚目は薄日の自然光に透かして自然光にて撮影しています、 11 枚目は撮影時の背景となります(掃き出し窓にフラックスリネンのシーツ) 12 - 18 枚目は、こげ茶色の板の間を背景に自然光で撮影したお色味、 ご参考までに。 ———— ● ご配送(送料有償)、 あるいは 実店舗ご来店受け取り¥0(7営業日以内のご来店が可能な方) より、ご希望に沿う方法をご注文時に選択して頂きますようお願い申し上げます。 ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no.5 (サンべ)
¥18,700
*お値段を見直しました 陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格が物に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地 こちらは冬服の サンべ(=大麻)が使われたポジャギとなります。 折伏せではなく、2種の着尺地に襞を取る形で接ぎ合わせ風にミシン縫いにより仕立てられて居ます。 紐は1箇所、ムミョン(木綿)が使用されています。 サンべがここまでしなやかな手触りに育つには幾度も水をくぐって来たことと思います。 所々に補修が有ります。 ミシンでガシガシと補修をしながら、更に育てて行きたいポジャギです。 お値段を見直しました。 ● アンティークポジャギ / no.5 (サンべ) 朝鮮王朝末期(20c初頭頃 ) 材質:サンべ(手績み大麻) * ムミョン(木綿)の紐が1箇所に付いています。 寸法 約 W80.5 L84 cm * 小さな穴やスレ、染みの箇所も残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (1-14は光に透かして撮影しています、15-19枚目が自然光でのお色味です、モシのタイプよりもサンべは繊維自体が太く、生成りで地厚のため透光性は弱くなりますが繊維自体の強度は有ります。) ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no.4 (モシ)
¥150,000
- こちらはHERS 2021夏号 P70 に掲載のお品となります - 陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格が物に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地 こちらは夏服の モシ(=苧麻)が使われたポジャギとなります。 着古し、何度も水を潜った衣服のハギレなどを大切に保管し、作られたと思しきポジャギ。 幾種かの苧麻生地が混じり接ぎ合わさり、儒教の教えが投影されたような意図せぬ美しい接ぎ合わせ。そしてこの人、とても針目が細やか(縫い目が整っている日もあれば、かというと少々乱れている日もあったり、、)どんな状況下であれ、縫い進められたことが縫い目から伺えるほどの。)今までに出会った中でも古手のポジャギと察しています。 紐は3箇所、ムミョン(木綿)が使用されています。また紐のみミシンで縫われており、当時最先端だったろうミシンが用いられ、希少だった木綿が手に入り得た環境下の民が作ったことが窺い知れます。 ● アンティークポジャギ / no.4 (モシ) 朝鮮王朝末期(19c末頃 ) 材質:モシ(手績み苧麻) * 使用時にはプリーツ状折り畳まれて居た跡が残る、ムミョン(木綿)の紐が3箇所に付いています。(おそらく縁取りと紐はミシンの時代(20c初頭)に入ってから後の世代により補修されたものと察して居ます。) 寸法 約 W98 cm 四方 * 小さな穴やスレ、染みの箇所も残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (1-14は光に透かして撮影しています、15-19枚目が自然光でのお色味です。最終画像のような補修と継ぎの有るフラックスリネンシーツを掃き出し窓に掛けた上で撮影して居ます。) ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ⑦ W25 cm
¥17,600
こちらはヴィンテージの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は レターパックライト にて発送させていただきます。 ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ● バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ⑦ バルーチスターン地方 (イラン東部・アフガニスタン・パキスタン西部に広がる地方で「バロック人の土地」の意) バルーチ(バローチ)族 20c半ばから末ごろ 材質:茜染めの手紡ぎ木綿地に 羊毛と絹糸 刺繍 (当時最先端だったであろう化学染料も用いられているものも) 裏打ちにはロシア更紗(絹 機械捺染)が用いられています サイズ(フタを伸ばした状態で測っています)W25 L39.5 cm * この形は本当に優秀、中味に併せて自在に形を変えられる点が遊牧民の暮らしに沿ったことと察します。本来の用にならって小物容れとして折りたたんだり巻いたりして、ピンや革•ゴム紐、などでとめて使うもよし、壁に掛けて刺繍を愛でつつ収納に用いたり、はたまた紐を取り付けてポシェットなどに加工されても○ 用途を限らぬ自在な形です。 * 古いお品です、刺繍の擦れやほつれ、小穴などが有る場合もございます。また、この頃の染料は定着材を用いていない場合もあります、水による洗濯は色落ちの可能性があるためいたしておりません、染みも経年と使用の跡形と受け入れていただける方に。 ** 自然光の屋内で撮影しています。10,11枚目はルーペ越しの拡大画像です。 … バルーチ族→バルーチスターン地方の砂漠や山岳地帯に暮らすイラン系遊牧民族に対する総称名 緻密で力強いパイル織のラグを織り出すことでその名をご存知の方も多いかと。 こちらの袋にも(織りと刺繍で)技法は異なるものの ラグと共通するモチーフがそこここに。 母から子へ連綿と伝えられてきたであろう、花や木や川などの厳しくも豊かで美しい自然への敬意と豊穣への願い、 邪視除け(持物や使い手を災いや妬みなどから守ってくれる菱文)などがイスラム美術特有の幾何学文様に込められて、 多様な色糸と刺繍で祈るように刺し描かれています。 *合切袋 の形はインドより伝わったと言われています。(このルーツの手掛かりの1つとして、交易の民 バンジャーラ が用いた合切袋にもこの封筒型の手仕事が見られます。) 婚礼時には男性は結納金の持参袋に、のちの日々の中ではビンロウジやキンマの葉などの嗜好品ややコーランなどを、 女性は身の回りの貴重品、櫛や鏡などを容れる袋として用いたようです。 ゆえに合切(何もかも)袋。 (*合切袋=西方形(に近い)布地を封筒型にたたみ、補強と装飾を兼ね3か所がステッチで縫い留められる、中身によりけりで収納力が変幻し、用途に応じて開いても使える優れものの形。) 内面には当時のバルーチの民にとってまだ見ぬ稀有な布であったろう、 舶来のロシア更紗と思しき機械捺染の絹地が裏打ちされて。 大陸ならでは、民の移動と共に伝わった習俗の伝播と柔軟な融合をたたえています。 。 。 。 針と糸だけで自身の属す部族のアイデンティティをも表し得たことに敬意を覚えました 何より ひとつひとつの作り手の民が切に祈りながら それでいて愉しみながら刺しているのがひしひしと伝わってきます 色数の少ない砂漠や山岳地帯だからこそ生まれ得た憧れにも似た色彩感覚でしょうか 幸いへの祈りをたたえた刺繍裂は 合切袋のその形も相まって 作り手の民が使い手の民へと 針と糸だけで布に描いた手紙を 今に生きる私たちへと届けてくれるような お好きな方へと届きますように -------- #バルーチ #バローチ #刺繍 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ⑥ W22 cm
¥18,700
こちらはアンティークの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は レターパックライト にて発送させていただきます。 ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ● バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ⑥ バルーチスターン地方 (イラン東部・アフガニスタン・パキスタン西部に広がる地方で「バロック人の土地」の意) バルーチ(バローチ)族 20c初頭から半ばごろ 材質:茜染めの手紡ぎ木綿地に 絹糸 刺繍 (当時最先端だったであろう化学染料も用いられているものも) 裏打ちにはロシア更紗(木綿 機械捺染)が用いられています サイズ(フタを伸ばした状態で測っています)W22 L35 cm * この形は本当に優秀、中味に併せて自在に形を変えられる点が遊牧民の暮らしに沿ったことと察します。本来の用にならって小物容れとして折りたたんだり巻いたりして、ピンや革•ゴム紐、などでとめて使うもよし、壁に掛けて刺繍を愛でつつ収納に用いたり、はたまた紐を取り付けてポシェットなどに加工されても○ 用途を限らぬ自在な形です。 * 古いお品です、刺繍の擦れやほつれ、小穴などが有る場合もございます。また、この頃の染料は定着材を用いていない場合もあります、水による洗濯は色落ちの可能性があるためいたしておりません、染みも経年と使用の跡形と受け入れていただける方に。 ** 自然光の屋内で撮影しています。8,9枚目はルーペ越しの拡大画像です。 … バルーチ族→バルーチスターン地方の砂漠や山岳地帯に暮らすイラン系遊牧民族に対する総称名 緻密で力強いパイル織のラグを織り出すことでその名をご存知の方も多いかと。 こちらの袋にも(織りと刺繍で)技法は異なるものの ラグと共通するモチーフがそこここに。 母から子へ連綿と伝えられてきたであろう、花や木や川などの厳しくも豊かで美しい自然への敬意と豊穣への願い、 邪視除け(持物や使い手を災いや妬みなどから守ってくれる菱文)などがイスラム美術特有の幾何学文様に込められて、 多様な色糸と刺繍で祈るように刺し描かれています。 *合切袋 の形はインドより伝わったと言われています。(このルーツの手掛かりの1つとして、交易の民 バンジャーラ が用いた合切袋にもこの封筒型の手仕事が見られます。) 婚礼時には男性は結納金の持参袋に、のちの日々の中ではビンロウジやキンマの葉などの嗜好品ややコーランなどを、 女性は身の回りの貴重品、櫛や鏡などを容れる袋として用いたようです。 ゆえに合切(何もかも)袋。 (*合切袋=西方形(に近い)布地を封筒型にたたみ、補強と装飾を兼ね3か所がステッチで縫い留められる、中身によりけりで収納力が変幻し、用途に応じて開いても使える優れものの形。) 内面には当時のバルーチの民にとってまだ見ぬ稀有な布であったろう、 舶来のロシア更紗と思しき機械捺染の木綿地が裏打ちされて。 大陸ならでは、民の移動と共に伝わった習俗の伝播と柔軟な融合をたたえています。 。 。 。 針と糸だけで自身の属す部族のアイデンティティをも表し得たことに敬意を覚えました 何より ひとつひとつの作り手の民が切に祈りながら それでいて愉しみながら刺しているのがひしひしと伝わってきます 色数の少ない砂漠や山岳地帯だからこそ生まれ得た憧れにも似た色彩感覚でしょうか 幸いへの祈りをたたえた刺繍裂は 合切袋のその形も相まって 作り手の民が使い手の民へと 針と糸だけで布に描いた手紙を 今に生きる私たちへと届けてくれるような お好きな方へと届きますように -------- #バルーチ #バローチ #刺繍 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ⑤ W21 cm
¥18,700
こちらはアンティークの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は レターパックライト にて発送させていただきます。 ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ● バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ⑤ バルーチスターン地方 (イラン東部・アフガニスタン・パキスタン西部に広がる地方で「バロック人の土地」の意) バルーチ(バローチ)族 20c初頭から半ばごろ 材質:手紡ぎの白い木綿地に 絹糸 刺繍 (当時最先端だったであろう化学染料も用いられているものも) 裏打ちにはロシア更紗(木綿 機械捺染)が用いられています サイズ(フタを伸ばした状態で測っています)W21 L33 cm * この形は本当に優秀、中味に併せて自在に形を変えられる点が遊牧民の暮らしに沿ったことと察します。本来の用にならって小物容れとして折りたたんだり巻いたりして、ピンや革•ゴム紐、などでとめて使うもよし、壁に掛けて刺繍を愛でつつ収納に用いたり、はたまた紐を取り付けてポシェットなどに加工されても○ 用途を限らぬ自在な形です。 * 古いお品です、刺繍の擦れやほつれ、小穴などが有る場合もございます。また、この頃の染料は定着材を用いていない場合もあります、水による洗濯は色落ちの可能性があるためいたしておりません、染みも経年と使用の跡形と受け入れていただける方に。 ** 自然光の屋内で撮影しています。10,11枚目はルーペ越しの拡大画像です。 … バルーチ族→バルーチスターン地方の砂漠や山岳地帯に暮らすイラン系遊牧民族に対する総称名 緻密で力強いパイル織のラグを織り出すことでその名をご存知の方も多いかと。 こちらの袋にも(織りと刺繍で)技法は異なるものの ラグと共通するモチーフがそこここに。 母から子へ連綿と伝えられてきたであろう、花や木や川などの厳しくも豊かで美しい自然への敬意と豊穣への願い、 邪視除け(持物や使い手を災いや妬みなどから守ってくれる菱文)などがイスラム美術特有の幾何学文様に込められて、 多様な色糸と刺繍で祈るように刺し描かれています。 *合切袋 の形はインドより伝わったと言われています。(このルーツの手掛かりの1つとして、交易の民 バンジャーラ が用いた合切袋にもこの封筒型の手仕事が見られます。) 婚礼時には男性は結納金の持参袋に、のちの日々の中ではビンロウジやキンマの葉などの嗜好品ややコーランなどを、 女性は身の回りの貴重品、櫛や鏡などを容れる袋として用いたようです。 ゆえに合切(何もかも)袋。 (*合切袋=西方形(に近い)布地を封筒型にたたみ、補強と装飾を兼ね3か所がステッチで縫い留められる、中身によりけりで収納力が変幻し、用途に応じて開いても使える優れものの形。) 内面には当時のバルーチの民にとってまだ見ぬ稀有な布であったろう、 舶来のロシア更紗と思しき機械捺染の木綿地が裏打ちされて。 大陸ならでは、民の移動と共に伝わった習俗の伝播と柔軟な融合をたたえています。 。 。 。 針と糸だけで自身の属す部族のアイデンティティをも表し得たことに敬意を覚えました 何より ひとつひとつの作り手の民が切に祈りながら それでいて愉しみながら刺しているのがひしひしと伝わってきます 色数の少ない砂漠や山岳地帯だからこそ生まれ得た憧れにも似た色彩感覚でしょうか 幸いへの祈りをたたえた刺繍裂は 合切袋のその形も相まって 作り手の民が使い手の民へと 針と糸だけで布に描いた手紙を 今に生きる私たちへと届けてくれるような お好きな方へと届きますように -------- #バルーチ #バローチ #刺繍 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ④ W19 cm
¥20,900
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は レターパックライト にて発送させていただきます。 ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ● バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ④ バルーチスターン地方 (イラン東部・アフガニスタン・パキスタン西部に広がる地方で「バロック人の土地」の意) バルーチ(バローチ)族 20c初頭から中ごろ 材質:手紡ぎのラック染めの木綿地に 羊毛と木綿 刺繍 おそらく天然染料 裏打ちにはロシア更紗(木綿 機械捺染)が用いられています (こちらは経年の間に取れてしまったようですが残欠が残っていました 画像9枚目) サイズ(フタを伸ばした状態で測っています)W19 L29 cm * この形は本当に優秀、中味に併せて自在に形を変えられる点が遊牧民の暮らしに沿ったことと察します。本来の用にならって小物容れとして折りたたんだり巻いたりして、ピンや革•ゴム紐、などでとめて使うもよし、壁に掛けて刺繍を愛でつつ収納に用いたり、はたまた紐を取り付けてポシェットなどに加工されても○ 用途を限らぬ自在な形です。 * 古いお品です、刺繍の擦れやほつれ、小穴などが有る場合もございます。また、この頃の染料は定着材を用いていない場合もあります、水による洗濯は色落ちの可能性があるためいたしておりません、染みも経年と使用の跡形と受け入れていただける方に。 ** 自然光の屋内で撮影しています。10,11枚目はルーペ越しの拡大画像です。 … バルーチ族→バルーチスターン地方の砂漠や山岳地帯に暮らすイラン系遊牧民族に対する総称名 緻密で力強いパイル織のラグを織り出すことでその名をご存知の方も多いかと。 こちらの袋にも(織りと刺繍で)技法は異なるものの ラグと共通するモチーフがそこここに。 母から子へ連綿と伝えられてきたであろう、花や木や川などの厳しくも豊かで美しい自然への敬意と豊穣への願い、 邪視除け(持物や使い手を災いや妬みなどから守ってくれる菱文)などがイスラム美術特有の幾何学文様に込められて、 多様な色糸と刺繍で祈るように刺し描かれています。 *合切袋 の形はインドより伝わったと言われています。(このルーツの手掛かりの1つとして、交易の民 バンジャーラ が用いた合切袋にもこの封筒型の手仕事が見られます。) 婚礼時には男性は結納金の持参袋に、のちの日々の中ではビンロウジやキンマの葉などの嗜好品ややコーランなどを、 女性は身の回りの貴重品、櫛や鏡などを容れる袋として用いたようです。 ゆえに合切(何もかも)袋。 (*合切袋=西方形(に近い)布地を封筒型にたたみ、補強と装飾を兼ね3か所がステッチで縫い留められる、中身によりけりで収納力が変幻し、用途に応じて開いても使える優れものの形。) 内面には当時のバルーチの民にとってまだ見ぬ稀有な布であったろう、 舶来のロシア更紗と思しき機械捺染の木綿地が裏打ちされて。 大陸ならでは、民の移動と共に伝わった習俗の伝播と柔軟な融合をたたえています。 。 。 。 針と糸だけで自身の属す部族のアイデンティティをも表し得たことに敬意を覚えました 何より ひとつひとつの作り手の民が切に祈りながら それでいて愉しみながら刺しているのがひしひしと伝わってきます 色数の少ない砂漠や山岳地帯だからこそ生まれ得た憧れにも似た色彩感覚でしょうか 幸いへの祈りをたたえた刺繍裂は 合切袋のその形も相まって 作り手の民が使い手の民へと 針と糸だけで布に描いた手紙を 今に生きる私たちへと届けてくれるような お好きな方へと届きますように -------- #バルーチ #バローチ #刺繍 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ③ W19 cm
¥22,000
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は レターパックライト にて発送させていただきます。 ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ● バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ③ バルーチスターン地方 (イラン東部・アフガニスタン・パキスタン西部に広がる地方で「バロック人の土地」の意) バルーチ(バローチ)族 20c初頭から中ごろ 材質:手紡ぎのラック染め木綿地に 絹と羊毛 刺繍 おそらく天然染料 裏打ちにはロシア更紗(木綿 機械捺染)が用いられています サイズ(フタを伸ばした状態で測っています)W19 L28.5 cm * この形は本当に優秀、中味に併せて自在に形を変えられる点が遊牧民の暮らしに沿ったことと察します。本来の用にならって小物容れとして折りたたんだり巻いたりして、ピンや革•ゴム紐、などでとめて使うもよし、壁に掛けて刺繍を愛でつつ収納に用いたり、はたまた紐を取り付けてポシェットなどに加工されても○ 用途を限らぬ自在な形です。 * 古いお品です、刺繍の擦れやほつれ、小穴などが有る場合もございます。また、この頃の染料は定着材を用いていない場合もあります、水による洗濯は色落ちの可能性があるためいたしておりません、染みも経年と使用の跡形と受け入れていただける方に。 ** 自然光の屋内で撮影しています。12,13枚目はルーペ越しの拡大画像です。 … バルーチ族→バルーチスターン地方の砂漠や山岳地帯に暮らすイラン系遊牧民族に対する総称名 緻密で力強いパイル織のラグを織り出すことでその名をご存知の方も多いかと。 こちらの袋にも(織りと刺繍で)技法は異なるものの ラグと共通するモチーフがそこここに。 母から子へ連綿と伝えられてきたであろう、花や木や川などの厳しくも豊かで美しい自然への敬意と豊穣への願い、 邪視除け(持物や使い手を災いや妬みなどから守ってくれる菱文)などがイスラム美術特有の幾何学文様に込められて、 多様な色糸と刺繍で祈るように刺し描かれています。 *合切袋 の形はインドより伝わったと言われています。(このルーツの手掛かりの1つとして、交易の民 バンジャーラ が用いた合切袋にもこの封筒型の手仕事が見られます。) 婚礼時には男性は結納金の持参袋に、のちの日々の中ではビンロウジやキンマの葉などの嗜好品ややコーランなどを、 女性は身の回りの貴重品、櫛や鏡などを容れる袋として用いたようです。 ゆえに合切(何もかも)袋。 (*合切袋=西方形(に近い)布地を封筒型にたたみ、補強と装飾を兼ね3か所がステッチで縫い留められる、中身によりけりで収納力が変幻し、用途に応じて開いても使える優れものの形。) 内面には当時のバルーチの民にとってまだ見ぬ稀有な布であったろう、 舶来のロシア更紗と思しき機械捺染の木綿地が裏打ちされて。 大陸ならでは、民の移動と共に伝わった習俗の伝播と柔軟な融合をたたえています。 。 。 。 針と糸だけで自身の属す部族のアイデンティティをも表し得たことに敬意を覚えました 何より ひとつひとつの作り手の民が切に祈りながら それでいて愉しみながら刺しているのがひしひしと伝わってきます 色数の少ない砂漠や山岳地帯だからこそ生まれ得た憧れにも似た色彩感覚でしょうか 幸いへの祈りをたたえた刺繍裂は 合切袋のその形も相まって 作り手の民が使い手の民へと 針と糸だけで布に描いた手紙を 今に生きる私たちへと届けてくれるような お好きな方へと届きますように -------- #バルーチ #バローチ #刺繍 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ① W16.3cm
¥13,200
こちらはヴィンテージの1点ものとなります ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は レターパックライト にて発送させていただきます。 ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきましてご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ● バルーチ族の合切袋 / Bhujki - ① バルーチスターン地方 (イラン東部・アフガニスタン・パキスタン西部に広がる地方で「バロック人の土地」の意) バルーチ(バローチ)族 20c中ばから後期ごろ 材質:手紡ぎの茜色の木綿地に 絹•木綿 刺繍 (当時最先端だったであろう化学染料も用いられています) 裏打ちにはロシア更紗(木綿 機械捺染)が用いられています サイズ(フタを伸ばした状態で測っています)W16.3 L24.5 cm * この形は本当に優秀、中味に併せて自在に形を変えられる点が遊牧民の暮らしに沿ったことと察します。本来の用にならって小物容れとして折りたたんだり巻いたりして、ピンや革•ゴム紐、などでとめて使うもよし、壁に掛けて刺繍を愛でつつ収納に用いたり、はたまた紐を取り付けてポシェットなどに加工されても○ 用途を限らぬ自在な形です。 * 古いお品です、刺繍の擦れやほつれ、小穴などが有る場合もございます。また、この頃の染料は定着材を用いていない場合もあります、水による洗濯は色落ちの可能性があるためいたしておりません、染みも経年と使用の跡形と受け入れていただける方に。 ** 自然光の屋内で撮影しています。9,10枚目はルーペ越しの拡大画像です。 … バルーチ族→バルーチスターン地方の砂漠や山岳地帯に暮らすイラン系遊牧民族に対する総称名 緻密で力強いパイル織のラグを織り出すことでその名をご存知の方も多いかと。 こちらの袋にも(織りと刺繍で)技法は異なるものの ラグと共通するモチーフがそこここに。 母から子へ連綿と伝えられてきたであろう、花や木や川などの厳しくも豊かで美しい自然への敬意と豊穣への願い、 邪視除け(持物や使い手を災いや妬みなどから守ってくれる菱文)などがイスラム美術特有の幾何学文様に込められて、 多様な色糸と刺繍で祈るように刺し描かれています。 *合切袋 の形はインドより伝わったと言われています。(このルーツの手掛かりの1つとして、交易の民 バンジャーラ が用いた合切袋にもこの封筒型の手仕事が見られます。) 婚礼時には男性は結納金の持参袋に、のちの日々の中ではビンロウジやキンマの葉などの嗜好品ややコーランなどを、 女性は身の回りの貴重品、櫛や鏡などを容れる袋として用いたようです。 ゆえに合切(何もかも)袋。 (*合切袋=西方形(に近い)布地を封筒型にたたみ、補強と装飾を兼ね3か所がステッチで縫い留められる、中身によりけりで収納力が変幻し、用途に応じて開いても使える優れものの形。) 内面には当時のバルーチの民にとってまだ見ぬ稀有な布であったろう、 舶来のロシア更紗と思しき機械捺染の木綿地が裏打ちされて。 大陸ならでは、民の移動と共に伝わった習俗の伝播と柔軟な融合をたたえています。 。 。 。 針と糸だけで自身の属す部族のアイデンティティをも表し得たことに敬意を覚えました 何より ひとつひとつの作り手の民が切に祈りながら それでいて愉しみながら刺しているのがひしひしと伝わってきます 色数の少ない砂漠や山岳地帯だからこそ生まれ得た憧れにも似た色彩感覚でしょうか 幸いへの祈りをたたえた刺繍裂は 合切袋のその形も相まって 作り手の民が使い手の民へと 針と糸だけで布に描いた手紙を 今に生きる私たちへと届けてくれるような お好きな方へと届きますように -------- #バルーチ #バローチ #刺繍 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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- 春色のフルカリ - / S (NR-A)
¥18,000
- フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、 祝い(主には婚礼)の日の為に糸を紡ぐ工程から作られたサリーとなります。 こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ 無染色の生成り色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら刺された 茜のアルミ媒染によるものと思しき桜色の濃淡の美しい生糸(絹) 方向を縦横と変えて刺された生糸は 光を受けると同じ色の生糸でも 縦に掛けた時、横に掛けた時視覚的に色調が変わります 淡い桜貝のような薄ピンクと八重桜のような濃いのピンク の濃淡が生まれて 視覚的な効果を意図した民の工夫が伺い知れる刺繍のテクニック 花々が咲く庭園 をイメージして刺されたという バーグ(庭園)文様 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● - フルカリ - (花の刺繍) / S (NR-A) パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W&H24.8 D2.8 額のお色:NR (wood調) こちらは、布の端部分 ということもあり、民の工夫や様々なモチーフと 小振りなのに見所が詰まっているスペシャルなトリミングの箇所となります。 * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る場合がございます。 ** 額は壁掛け用金具と卓上用スタンドが付属しています。 飾る場所を選ばずお愉しみ頂けます。アクリル板は反射を防ぐため、額の裏板と布地の間にセットしています。 店頭展示品のため、アクリル表面にスレやキズが見られる場合もございます事(あくまでも布地の保護用のアクリルと)を予めご理解を頂けますと幸いです。 #フルカリ 。。。。。 こちらはアンティークの1点ものとなります ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきまして ご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は 60 サイズ にて発送させていただきます。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
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御殿まり / n (万華鏡)
¥12,100
こちらはアンティークの1点ものとなります ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきまして ご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は 60 サイズ にて発送させていただきます。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 幼き頃に心とらわれて 今でも時折り覗く 万華鏡の中の世界が具現化したような 日本の民の染織工芸品をご紹介します。 かつては各地の公家や大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になるとで民の間で作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場するまでは遊具としての用で作られ 雛道具として飾られた地域も有ったようです。 お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼な子へと贈られ、 今に伝わった手毬でしょうか。 連綿と重なりゆくとしつきと 多幸への願いが 祈るように針を運び込められた 今よりずっと、幼な子の無事の成長がより大変だった頃の 名もなき民の染織工芸です。 ------- n は、細やかに縫い刺された意匠と 色彩のグラデーションが鳥の羽のようで美しい手毬です。 ● 御殿まり / n (万華鏡) 明治時代 (19c末-20c初頭頃) 地域不詳 刺繍糸:手紡ぎ木綿と絹色(天然染料) 約 φ7.5 cm * 画像は屋内にて自然光で撮影しております、古いお品ですので糸のほつれや染みの有る場合もございます、画像にてご確認いただけます。 ** 12-14は、同時期にご紹介している手毬とのサイズ感の比較のための画像です。 こちらのページのお品は小さく細やかな刺しの方の 御殿まり - n となります。 -------- #江戸鞠 #御殿鞠 #御殿毬 #郷土玩具 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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御殿まり / m (万華鏡)
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきまして ご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は 60 サイズ にて発送させていただきます。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 幼き頃に心とらわれて 今でも時折り覗く 万華鏡の中の世界が具現化したような 日本の民の染織工芸品をご紹介します。 かつては各地の公家や大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になるとで民の間で作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場するまでは遊具としての用で作られ 雛道具として飾られた地域も有ったようです。 お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼な子へと贈られ、 今に伝わった手毬でしょうか。 連綿と重なりゆくとしつきと 多幸への願いが 祈るように針を運び込められた 今よりずっと、幼な子の無事の成長がより大変だった頃の 名もなき民の染織工芸です。 ------- m は、ふうわりとした木綿糸の糸味と 江戸のあわい色彩の変化が美しい手毬、今まで目にした中でも大きな手毬だと思います。 ● 御殿まり / m (万華鏡) 江戸後期 (19c中-末頃) 地域不詳 刺繍糸:手紡ぎ木綿/天然染料 約φ12 cm * 画像は屋内にて自然光で撮影しております、古いお品ですので糸のほつれや染みの有る場合もございます、画像にてご確認いただけます。 ** 16-18は、同時期にご紹介している手毬とのサイズ感の比較のための画像です。 こちらのページのお品は大きな方の 御殿まり - m となります。 -------- #江戸鞠 #御殿鞠 #御殿毬 #郷土玩具 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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馬の腹掛け / 藍染 木綿経緯絣+麻縄
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきまして ご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ * こちらのお品は 60 サイズ にて発送させていただきます。 (実店舗ご来店受け取りをご希望の方へは、お引き渡し時に配送料をお返しいたします。1週間営業日以内でのお引き取りにご協力をお願いいたします。) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ かつて馬は、 遠出の折のひとの足となり荷も運び、 時には田畑を耕すなどし、 人が生きる上で大切な役割を担った家族同様に大切な存在でした。 人の祭祀の折には 馬にも晴れ着の馬具をあつらえたほど。 こちらは 腹掛け と呼ばれる用(=鞍やひと、荷から馬のお腹や背中を保護しつつ)と装飾とを兼ねて作り使われたもの。 背中にあてがう部分には インドで発祥し海を渡って日本にその技法が伝わったとされる絣が用いられています。 こちらは経緯(たてよこ)糸が藍で先染めされた手紡ぎ糸を手織りした絣で 木綿が豊かに育めた地の絣で有った事を伺わせています。 (久留米など日本南西部の明治期の絣かと思います) 裏打ちには京都の銘菓の名が染められた手拭いが用いられていました。 それらに豊かに麻を綯い藍で染め組まれた房飾りの美しいこと。 藍の効能だけでなく、馬の動きに沿って房も揺れ 虫除けも兼ねたことでしょう。 馬の脇腹にゴツゴツとした麻縄の結び目が当たらぬように と 裏張りには赤い(紅花染め)の木綿があてがわれ 視覚的な温かさと共に、馬への想いが感じられるような心に響く色使い。 留め具としての用と装飾的な用(あるいは邪気除け)とを兼ねたものでしょうか 白に虹色を帯びた巻貝が1箇所に結び下げられています。 恐らくは、豊かに木綿が作りだせた日本の南西部地域で 明治期に織られた経緯絣の着物(あるいは布団皮など)の古裂が 後に 北前船で木綿の育たぬ東北地方へと運ばれて 馬の祝い着として 日本各地で手に入り得た自然からの賜り物の素材を用い こちらの腹掛けへと姿を変えて今日まで伝わってきたお品かと。 馬への想いが宿った 心鎮めてくれるような染織品に出会いました。 * 古いお品です、使用と経年による擦れや穴のほげた箇所がございます。 画像にてご確認いただけます。 ------- ● 馬の腹掛け / 藍染 木綿経緯絣+麻縄 日本 東北地方(木綿素材は交易で渡ったものでしょうか) ± W57 × L66 cm ほど(→ 画像12枚目のように半分に折りたたみ丸棒に掛けた状態で採寸しています、房を含めた最大部を測っています。) -------- #馬の腹掛け #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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縞帳 / 一葉 (4面 - ち)椿
¥22,000
。。。。。 ● 縞帳 / 一葉 (4面 - ち)椿 幕末(19c半ば)から大正時代(1926年)ごろにかけての裂が張り込まれた(生地見本)裂帳の一葉となります(今の時代にリメイクしたものではなく当時のオリジナル) 地域不詳 (絹も木綿もそして最新の染料も豊かに手に入った地域の縞帳と察しています) ± W295 L365 cm (画像内のアクリルフレームは含まない 裂帳1葉のみの価格 となります ↓ 理由は下記に) * こちらのお品物にはフレームは付属しておりません、裂帳一葉の価格となります。 個々に飾られる室礼も異なることや、額込での配送料等をかんがみた時に 当店がフレーム込みで販売するよりも、ご自身で直接お手配頂く形が最善に思えますため。 同様のアクリルフレームをご希望される方へはご注文後に、販売店様のご案内も差し上げます。 * ご注文時備考欄にて「アクリルフレーム購入先情報希望」とお申し付けださい* ** 古いお品物ですの、経年の古色や虫喰い跡、台紙破れの箇所がそれぞれに見られます。画像にてご確認くださいませ。(上下が2分割になった一葉や千切れかけている一葉などもございます) ------- 江戸の頃の大福帳を台紙にした、 豊かな色彩と織柄の裂が貼り込まれた縞帳(裂見本帳)に出会いました。 (いつの日か表紙の失われた裂帳に出会ったらこのような形(額装)にてご提案したい と長らく願っておりましたところ、先日表紙も損なわれ、綴じ紐も千切れた状態の裂帳に出会えました!) 幕末ごろ迄は、奢侈(しゃし)禁止令が度々発令されて来た日本の民の服飾文化。 着用出来うる色や素材が規制されていた江戸の時代(質素な藍や木々からの茶や薄ねず色などの麻や木綿)名残りを思わせる一葉から、 色柄豊かな縞帳(裂見本帳)のフラグメント(断片)たちの貼り込まれた一葉も。 (こちらの縞帳の裂々を織りなした織本の地域は定かではないのですが、藍染木綿から縮緬迄 多様な素材や染料が手に入り得た時代と地域だったことが伺い知れます。) 明治の頃より広く流通し始めた化学染料 華やかな色糸(オレンジなどはそれに当たるかと)が効果的に交わり、 艶めく絹糸が木綿に効果的に加えられているものや、 縮緬、楊柳、型染など絹糸だけのものも多く見られます。 どこの国も同じくで、手軽に鮮やかな色が表現できうる染料は当時の憧れであり、最先端だったことでしょう。 装いの自由が許され自らの意志で選び出す時代へと変化した頃の空気感をまとった 多種多様の手仕事による裂のかけらたちはもとより、 台紙に再利用された大福帳にさらさらと書かれた墨書きはカリグラフィーとしての魅力をたたえているようで。 当時の民の手仕事とそして装いや情景に思いを巡らせながら しつらいと心を彩る1葉として、ご提案をさせていただきます。 裂の生まれ来た工程や名もなき民の工芸力、カリグラフィーや紙の経年変化も含めて日々におたのしみいただけますと幸いです。 * アクリルフレームは含まれません、反故紙を台紙に用いて古い時代に貼り込まれ記事見本帳として使われた 裂帳1葉 の販売となります。 ** 複数枚ご購入時には、同梱が可能です。なるべくお品物に負担の無いよう、半分に折りたたんだ状態でコンパクトにしてお届け予定です。 *** こちらに掲載の一葉の他にも貼り込まれた裂や調子の異なる一葉がございます、 ご興味お持ちの方は他の一葉も併せましてご覧いただけますと幸いです。 ------- ☆ 配送料は梱包費などを含めない 配送料実費分 をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は レターパック の有償設定の送料をご注文時にご選択頂き、お品代と併せてご決済いただいております。 (1点もののため、対面でのお渡しが可能なレターパック配送を設定しております。) あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (こちらはご注文から 7営業日以内 に直接のご来店とお引き渡しが可能な方のみご利用いただける配送方法となります) 。。。。。 #縞帳 #裂帳 #藍染 #民芸 #民藝 #古布 #カリグラフィー #shimacho #japaneseindigo #aizome #mingei #calligraphy #fuchiso_ #fuchiso
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縞帳 / 一葉 (4面 - ほ)もみじ
¥22,000
。。。。。 ● 縞帳 / 一葉 (4面 - ほ) 幕末(19c半ば)から大正時代(1926年)ごろにかけての裂が張り込まれた(生地見本)裂帳の一葉となります(今の時代にリメイクしたものではなく当時のオリジナル) 地域不詳 (絹も木綿もそして最新の染料も豊かに手に入った地域の縞帳と察しています) ± W295 L365 cm (画像内のアクリルフレームは含まない 裂帳1葉のみの価格 となります ↓ 理由は下記に) * こちらのお品物にはフレームは付属しておりません、裂帳一葉の価格となります。 個々に飾られる室礼も異なることや、額込での配送料等をかんがみた時に 当店がフレーム込みで販売するよりも、ご自身で直接お手配頂く形が最善に思えますため。 同様のアクリルフレームをご希望される方へはご注文後に、販売店様のご案内も差し上げます。 * ご注文時備考欄にて「アクリルフレーム購入先情報希望」とお申し付けださい* ** 古いお品物ですの、経年の古色や虫喰い跡、台紙破れの箇所がそれぞれに見られます。画像にてご確認くださいませ。(上下が2分割になった一葉や千切れかけている一葉などもございます) ------- 江戸の頃の大福帳を台紙にした、 豊かな色彩と織柄の裂が貼り込まれた縞帳(裂見本帳)に出会いました。 (いつの日か表紙の失われた裂帳に出会ったらこのような形(額装)にてご提案したい と長らく願っておりましたところ、先日表紙も損なわれ、綴じ紐も千切れた状態の裂帳に出会えました!) 幕末ごろ迄は、奢侈(しゃし)禁止令が度々発令されて来た日本の民の服飾文化。 着用出来うる色や素材が規制されていた江戸の時代(質素な藍や木々からの茶や薄ねず色などの麻や木綿)名残りを思わせる一葉から、 色柄豊かな縞帳(裂見本帳)のフラグメント(断片)たちの貼り込まれた一葉も。 (こちらの縞帳の裂々を織りなした織本の地域は定かではないのですが、藍染木綿から縮緬迄 多様な素材や染料が手に入り得た時代と地域だったことが伺い知れます。) 明治の頃より広く流通し始めた化学染料 華やかな色糸(オレンジなどはそれに当たるかと)が効果的に交わり、 艶めく絹糸が木綿に効果的に加えられているものや、 縮緬、楊柳、型染など絹糸だけのものも多く見られます。 どこの国も同じくで、手軽に鮮やかな色が表現できうる染料は当時の憧れであり、最先端だったことでしょう。 装いの自由が許され自らの意志で選び出す時代へと変化した頃の空気感をまとった 多種多様の手仕事による裂のかけらたちはもとより、 台紙に再利用された大福帳にさらさらと書かれた墨書きはカリグラフィーとしての魅力をたたえているようで。 当時の民の手仕事とそして装いや情景に思いを巡らせながら しつらいと心を彩る1葉として、ご提案をさせていただきます。 裂の生まれ来た工程や名もなき民の工芸力、カリグラフィーや紙の経年変化も含めて日々におたのしみいただけますと幸いです。 * アクリルフレームは含まれません、反故紙を台紙に用いて古い時代に貼り込まれ記事見本帳として使われた 裂帳1葉 の販売となります。 ** 複数枚ご購入時には、同梱が可能です。なるべくお品物に負担の無いよう、半分に折りたたんだ状態でコンパクトにしてお届け予定です。 *** こちらに掲載の一葉の他にも貼り込まれた裂や調子の異なる一葉がございます、 ご興味お持ちの方は他の一葉も併せましてご覧いただけますと幸いです。 ------- ☆ 配送料は梱包費などを含めない 配送料実費分 をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は レターパック の有償設定の送料をご注文時にご選択頂き、お品代と併せてご決済いただいております。 (1点もののため、対面でのお渡しが可能なレターパック配送を設定しております。) あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (こちらはご注文から 7営業日以内 に直接のご来店とお引き渡しが可能な方のみご利用いただける配送方法となります) 。。。。。 #縞帳 #裂帳 #藍染 #民芸 #民藝 #古布 #カリグラフィー #shimacho #japaneseindigo #aizome #mingei #calligraphy #fuchiso_ #fuchiso
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刺し子 敷布 / 和製カンタ
¥50
SOLD OUT
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ こちらはアンティークの1点ものとなります ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきまして ご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 幾度も水を潜った藍無地木綿に 七宝の花が連綿と咲いて 布の育ち方が異なり両面それぞれの表情をおたのしみいただけます 80cm角と小ぶりなところも 飾りやすく魅力の1つかと思います . . . 3幅の藍無地木綿地に (やや)角七宝つなぎ文が全面に刺し子された敷布 上下の両端を見てみますと 片一方は輪になりもう片方には布の端が 文様が1幅づつ微妙にずれていることからも 接ぎ合わせの後に刺したのではなく 先ずひと幅づつの木綿地に刺繍をし のちに3幅を接ぎ合わせ 2つに折りたたんで周りを縫い止めることで 強度と保温性を加えたたことが伺えます (糸を解かぬと中側は見られませんので定かでは有りませんが4〜5枚ほどの、幾度も水を潜った手紡ぎ木綿布が重なっていると想像されてみてください、また布の脇から覗くと深い藍が残ることからも、この状態で幾度も水をくぐり使われたことが伺えます。) 地の木綿をみますと 白糸刺繍をほどこす前に既に穴が空いていた箇所が所々。 真ん中の生地は、かなり擦り切れた状態で手に入ったのでしょうか、 後ろ側に補強として浅葱色に濃紺の格子木綿が充てがわれたのちに白糸刺繍が刺されています。 その後も長い間用いられては水を潜って来たとみえ 真ん中の布の接ぎ合わせ部分は擦り切れて 下地の格子木綿が顔を出してはいますが さすが刺し子の効力 白い刺し糸はびくともせずに(肉眼ではですがー)元の姿のまま保たれて 所々に藍の木綿糸で繕われた跡がありますので、地布の藍木綿は補強を重ねながら使われ来たようす。 祈りと共に刺し表された 角七宝つなぎ は 繁栄とご縁が連綿と続きますように との想いが込められた文様 こぎん刺しなどにみられるような寒さを凌ぐためと補強を兼ねた精緻な刺繍ではないのですが むしろ 古布の再利用と大らかな刺しは この布をささげた民への 柔らかな居どころ のような場所(布)が作りたかった様子が伺えるのです。 サイズ的にも再利用された古裂の風合いからもおそらくは 生まれ来る命へ 藍の効能(虫除けなどなど)も活かしながら縫われ 乳飲み子のおくるみや敷き布などとして用いられた 慎ましやかさと美しさをたたえる民藝の布かと思います。 (受け取った感覚が ベンガル地方のカンタ に通づるようでしたので 和製カンタ と呼んでおります) 画像1-6 片面 7-10 布の寄り 12-18 もう片面 19 1/6に折り畳んだところ 20 お色味の対比に *古裂ゆえの染み、穴、擦れがございます。 **実店舗にてお手に取ってご覧いただけます。 ご来店が難しい方には追加画像などもご用意させていただきます、お問合せくださいませ。 Wikipedia 七宝紋(家紋としての説明が主になりますが込められている願いや文様の来歴がかかれています)→ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/七宝紋 ------- ● 刺し子 敷布 / 和製カンタ 日本 明治時代(19c半ばから20c初頭) 製作地不詳 手紡ぎ手織り 藍染木綿に双糸木綿糸(刺し) ± W88 L80cm -------- #藍染 #刺し子 和製 #カンタ #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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歳寒三友 / - 白梅文被衣 - 春よ。
¥50
SOLD OUT
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ こちらはアンティークの1点ものとなります ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきまして ご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 中国より、平安時代の日本に 歳寒三友 として伝わり のちに江戸時代頃には民の衣住意匠へ吉祥文様として取り入れられて来た 松竹梅 文様。 松と竹は寒中でも色褪せぬ常緑の姿が、 梅は寒さの中でも気丈に花を咲かせること、 さらに竹はしなやかで折れにくくまた生育が早いことから 生命力の象徴として吉祥文様となり様々な工芸の意匠に取り入れられて来ました。 別々に描かれることも多かったという松竹梅の中より、白梅文様が染め描かれた被衣のご紹介です。 腰周り部分が熨斗目状に染め分けられた被衣(かずき/かつぎ) 襟と肩袖、そして裾の幾度も染め重ねられた限りなく黒に近い藍の部分からは冬の漆黒の夜闇を 澄み切った冬の薄明時の空のような黄色に染められた箇所には 厳冬に耐えた古木でしょうか一重の白梅を咲かせ始めているさまが描かれています 古来より日本では黄色は、キハダ/ミロバラン/コウボウ(香茅)=苅安色(かりやすいろ)などの天然染料により表して来たようです 花弁に挿された補色の青が冴えて、近づくと梅の蕾の部分は淡い黄緑色が挿され、 伸びやかな迷い無い筆致で描かれています。 大正時代までは麻や絹よりも高価で手に入り難かったとされる木綿のこと 手に入り得たお家柄と地であったことが伺い知れますがあいにく製作地の判別までは付きませんでした。 こちらの被衣と向き合った際に まだ電気も無い厳寒の時代に暮らした当時の民の春を待ち侘びる願いが切に感じられるとともに 今年は特に春が待ちどおしいこともあり、心情が重なりました。 ですが紗織の軽やかさや染め分けの意匠と朗らかな黄色も手伝ってでしょうか、 一筋の光も感じ取れるような被衣です。 (図柄的には冬のものでしょうから頭から羽織った=被った時に下に着た着物の柄の透け感がたのしめるように紗で織られたのでしょうかー) 春よ来い。 以下、一部参考にしております。 歳寒三友(さいかんのさんゆう)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/歳寒三友 * お届けの折には最終画像のように小さく折り畳んでお届けいたします。 画像17.18枚目はルーペ越しに撮影したものとなります。 時代ゆえの小穴や傷みが有ります、画像にてご参照ください。 ------- ● 歳寒三友 / - 白梅文被衣 - 春よ。 江戸後期(18末 - 19c初頭)から明治初頭(1868年~1872年)ごろの作りかと思います 手紡木綿 紗織 天然染料染(文中ご参照くださいませ) ± W111 L126 cm(吊るした状態で採寸しています) -------- #梅文 #被衣 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #アンティーク #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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麒麟の住まう胸飾り / ミャオ族
¥38,500
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ こちらはアンティークの1点ものとなります ⚠︎梱包費を含まない 配送料実費分 をご購入者様にご負担いただいております 詳しくは【 特定商取引法に基づく表記 】をご一読いただきまして ご理解ご了承の上、ご注文をいただけますと幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 泰平の世に現れるとされる麒麟が住まう 香炉型の小さな胸飾り(小物容れ)に出会いました。 ふっくらとした手紡ぎ手織り木綿地が淡いピンク(おそらく茜染め)に染められた面から向き合ってみます。 中央に咲き誇る花(牡丹かしら?)を見守るかのように1対の 麒麟(キリン) が 漢時代に蘇州で発祥し連綿と用いられて来た 玉縫い(相良刺繍) により縫表されています。 そして、縁取りの箇所には - - - - - - - - - 三つ目上針 と呼ばれる縫い目が見られます。(三つ目上針は吉祥の願いを込めたとされる縫い方で、中国山岳民族の衣服や袋物、韓国のポジャギなどに用いられた飾り縫いです。) (ルーペで覗いてみましたら、右側の麒麟の輪郭線にのみ金糸が用いられていました→画像10枚目。また、刺繍をより美しく際立たせるため(あるいは裂地の補強のために重ねたか)の工夫でしょうか、今は褪色し擦り切れ地裂と馴染んで肉眼で見るとほとんど目立たないのですが、経を木綿と同色の茜色、緯には紫の生糸(拠りの無い絹糸)の艶の美しい残糸が見られます。今の淡く優しい色合いももちろんですが、生まれた時の姿のお色味等を想像でき得る手がかりとしてご覧になられてみてください。画像11枚目) 麒麟はたいそう穏やかな性質で木々や虫を踏むことをを避けるため常に飛翔しているのだとか、 また中国神話では泰平の前触れとして姿を表すありがたい霊獣だそう、是非姿を現してほしいものですね。 麒麟Wikipedia→ https://ja.wikipedia.org/wiki/麒麟 次に木綿の生成り色の方を こちらも手紡ぎ手織り木綿の素地に 藍染木綿糸による返し縫いで、七宝に花菱、周りには唐草文が配されて。 裏地には藍無地木綿が用いられ、 スナップボタン(西欧で1886年に発明)で開閉する仕組みに。 松葉色に染められた絹の組紐に並んださまざまな蜻蛉玉に目を向けてみます。 袋の口元に配した黄土地に茶縞の2つの玉と、 紐先の重りも兼ねた小粒の玉は10世紀前後のインドパシフィックビーズかと察しています。 (インド南部で作られてアジア全域との交易に用いられた) それ以外の玉は、15-19世紀ごろにかけて作られ世界中に渡ったトレードビーズ(ヴェネチアンガラスの交易玉)かと思います。 真ん中の赤と白の筋玉こちらは中でも古手な質感です、白黒はラトルスネイクと呼ばれる玉、 3色のコアガラスからなる ミルフィオリビーズ は紐の調節役も担って。 はるばる南方、西方各国より陸海交易で中国へと運ばれたであろう豊かな個性の蜻蛉玉たち。 形状、文様そして飾り縫いからも 吉兆と飛躍、そして和平を願って、 古来より珍重されそして愛でてきた素材とそして当時の最先端のパーツとを用い 仕立てられ用いられて来た袋物ということが伺い知れます。 朗らかな解釈で表されたモチーフや刺繍表現と 用いられた素朴な素材や染料が何とも愛らしい。 何を容れていたのでしょうか 御守り?それとも匂い袋?(残り香などはありません) 鏡容れ?それとも純粋な装身具? どうぞお手元で愛でながら巡らせてみてください。 • 古いお品ですので布には経年と使用による擦れや刺繍糸のほつれ、古色がところどころに見られます。(画像または実店舗にてご確認くださいませ) ------- ● 麒麟の住まう胸飾り / ミャオ族 裂 19c中頃-20c初頭ごろ(茜染め地と生成り地に1から2世代ほどの時間差が感じられます) (+仕立てはスナップボタンが渡った後の20c初頭ごろでしょうか) 木綿、絹、金糸 天然染料 蜻蛉玉(ガラス)10c - 19cごろ (年代は推定となります、文中もご参照くださいませ。) サイズ (袋部分)± W15.5 ×H9.5 × D1 cm (紐部分)± L67 (34-60cmまで調節可能) -------- #ミャオ族 #蜻蛉玉 #相良刺繍 #古布 #古裂 #骨董 #民藝 #世界の民藝 #民芸 #工藝 #工芸 #antiques #antiquetextiles #folkart #furudougu #mingei #fuchiso_ #fuchiso
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- フルカリ - (花の刺繍) / B-5 LS 21×30cm
¥16,000
- フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、 祝い(主には婚礼)の日の為に糸を紡ぐ工程から作られたサリーとなります。 こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ インド茜の臙脂色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら刺された純白の生糸(絹) 生糸の刺し目の方向を縦横と敢えて変えている為、 光を受けると同じ色の純白の生糸に 白と銀のコントラストが現れます 視覚的な効果を意図した民の工夫が見える刺繍のテクニック 花々が咲く庭園 をイメージして刺されたという バーグ(庭園)文様の菱紋一つ一つにもバリエーションの違いが 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● - フルカリ - (花の刺繍) / B-5 21×30cm パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W23 D2.7 H32 cm マット内寸W16 H24 cm * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けてお愉しみ頂けます。スタンド付き。 ーーーーー * ご注文時、配送料金のご選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、 7営業日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けましたらお渡しのご用意が出来幸いに存じます。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ーーーーー #フルカリ
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- フルカリ - (花の刺繍) / B-13b S 23×23cm
¥16,000
- フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、 祝い(主には婚礼)の日の為に糸を紡ぐ工程から作られたサリーとなります。 こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ インド茜の臙脂色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら刺された純白の生糸(絹) 生糸の刺し目の方向を縦横と敢えて変えている為、 光を受けると同じ色の純白の生糸に 白と銀のコントラストが現れます 視覚的な効果を意図した民の工夫が見える刺繍のテクニック 花々が咲く庭園 をイメージして刺されたという バーグ(庭園)文様の菱紋一つ一つにもバリエーションの違いが 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● - フルカリ - (花の刺繍) / B-13b 23×23cm パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W&H24.8 D2.8 cm マット内寸W18 H22 額:NR(WOOD調) * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けてお愉しみ頂けます。スタンド付きです。 ----- * ご注文時、配送料金のご選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、 7営業日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けましたらお渡しのご用意が出来幸いに存じます。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ーーーーー #フルカリ