吉祥文のアンティークポジャギ / no.18(尾久彰三氏旧蔵品)
¥95,000 税込
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楚々としたモシ(苧麻)で接ぎ合わされ、
デフォルメされた吉祥文を幾つか持ち合わせたポジャギに出会いました。
○ こちらのポジャギは 尾久彰三氏(1947-) 旧蔵品となります(尾久氏コレクションNo 284)
中央には 如意珠文(ヨイジュムン)と呼ばれる伝統文様
仏教用語で 全ての願いを叶えてくれる とされる吉祥文様が、
その周りを囲うように樹木文(=生命樹)が茂り、上下には
(あくまでも 上下の向き はモチーフからの憶測ですが)
中国の神仙思想が伝播し、韓国固有の自然崇拝思想と結び付き取り入れられたのでしょうか、
不老長生を願ったであろう山文が2つ見られます。
(画像1-11枚目は、薄曇りの夏の日、掃き出し窓に布地を掛けた状態(12枚目)で吊るして、13-19 は板の間にて、いづれも屋内自然光にて撮影しています。
最終画像は経緯共に苧麻の手績みで有る依りの有る箇所を拡大鏡撮影したものとなります。
また、古いお品ですので経年による染み(光を通すとさほど気にならなくなる程度)が残ります、画像をご参照ください。)
20年来、韓国(時に日本でも)にて古いポジャギを追い求めて来ましたが
如意珠文だけではなく
樹木文(生命樹)や山文など、吉祥文様が随所に表されたモシ(苧麻)のポジャギは初見でした。
(以前同手の文様で、両班のものと思しき木綿地に絹の色糸刺繍・袱紗仕立てのポジャギには巡り合ったことが有り、そういったお品が人生で身の回りに有った(仕えていた家などで見たことが有った?)民の女性により、身に纏った簡素なモシ(苧麻)のハギレを生かし、慶事の為に願いを込めて作られたポジャギなのでは、と察しておりますがいかに。)
そして、縫い込められた吉祥文の意味を読み解くと
改めて作り手の女性がこちらのポジャギに込めた祈りがひしひしと。
折伏せで細やかな巻きかがりの丁寧な手縫いにお人柄が伺えます、
擬宝珠のような中央のつまみ細工も愛らしい、
朝鮮王朝時代の民の手仕事です。
遠くからも近くから(糸までも)美しいポジャギです。
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● 吉祥文のポジャギ / 如意珠文他 (尾久彰三氏旧蔵品)
朝鮮王朝後期 19c末-20c初頭ころ
素材
手績みのモシ(苧麻)画像20枚目
四方の紐は手紬ぎ木綿
± W 73.5 L 75cm(紐含めず)
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FUCHISO
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