アンティークポジャギ / no.4 (モシ)
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- こちらはHERS 2021夏号 P70 に掲載のお品となります -
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。
めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、
朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。
工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。
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作り手の性格が物に投影されるところも名も無き民藝の魅力。
極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地
こちらは夏服の モシ(=苧麻)が使われたポジャギとなります。
着古し、何度も水を潜った衣服のハギレなどを大切に保管し、作られたと思しきポジャギ。
幾種かの苧麻生地が混じり接ぎ合わさり、儒教の教えが投影されたような意図せぬ美しい接ぎ合わせ。そしてこの人、とても針目が細やか(縫い目が整っている日もあれば、かというと少々乱れている日もあったり、、)どんな状況下であれ、縫い進められたことが縫い目から伺えるほどの。)今までに出会った中でも古手のポジャギと察しています。
紐は3箇所、ムミョン(木綿)が使用されています。また紐のみミシンで縫われており、当時最先端だったろうミシンが用いられ、希少だった木綿が手に入り得た環境下の民が作ったことが窺い知れます。
● アンティークポジャギ / no.4 (モシ)
朝鮮王朝末期(19c末頃 )
材質:モシ(手績み苧麻)
* 使用時にはプリーツ状折り畳まれて居た跡が残る、ムミョン(木綿)の紐が3箇所に付いています。(おそらく縁取りと紐はミシンの時代(20c初頭)に入ってから後の世代により補修されたものと察して居ます。)
寸法 約 W98 cm 四方
* 小さな穴やスレ、染みの箇所も残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。
(1-14は光に透かして撮影しています、15-19枚目が自然光でのお色味です。最終画像のような補修と継ぎの有るフラックスリネンシーツを掃き出し窓に掛けた上で撮影して居ます。)
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#アンティークポジャギ
#チョガッポ
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