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● FUJIYAMA / ドゴン族 穀物庫ドア
¥88,000
まるで富士山のような美しいフォルムが削り出された、一木のドアのご紹介を。 住居や倉庫(穀物及び衣類庫)は、サバンナの草を葺き、日干し煉瓦を重ね泥と牛糞などで固めた自然からの素材で作られて。 雨季と乾季を繰り返す彼の地、雨による湿度と砂埃対策でしょうか、 入り口以外に窓は少なく、建物上部に空調用の小さな両開き戸が設えられて。 今回のドアにも鍵跡などがなく小ぶりなサイズからも、そういった小窓の一辺かと。 イスラム教への改宗を逃れ、争いを避けるため外部から攻めにくい断崖絶壁に集落を構え、 その多くが自然崇拝の元、痩せた土地を開拓し農耕民族として生きた(ている)ドゴン族。 → https://ja.wikipedia.org/wiki/ドゴン族#外部リンク 彫られているのは豊穣と種族の繁栄を祈念して象られた地母神の象徴かと察しています。 壁際で愛でる折に支えとなるシンデレラフィットの鞠が有りました、 お好みに沿うようでしたらお付けします。 (ただし主張のある色味、画像参照ください) タイトルに FUJIYAMA としたのはドゴンの人々同様、自然崇拝する者としまして 直感的に 富士山 をイメージせずには要られませんでしたため。 経年と使用に伴う風化で入ったヒビが 山 感を更に増して、 時には横置きにして、マイ富士山として眺めて 崇めたくなるようなドゴン族の彫刻品です。 ------- ● FUJIYAMA / ドゴン族 穀物庫ドア マリ共和国 ニジェール川流域 20c初頭から中頃 一木 最大部 ± W22 × D7.5 × H41 cm 板厚2.5cm前後 * 古いお品物です、使用と経年による、木材の反り、ヒビなどが見られます。 --- :FUCHISO実店舗及び 旧ブログ にて引き続きご紹介中: よりシンプルな造形の ドゴン族ドア (敷板としてもお使いいただけます)はこちらより ↓ https://blog.goo.ne.jp/fuchiso/e/77bed69b79d250105e8b037792034b21 ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト 80 サイズ の 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。 (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ------- #ドゴン族ドア #アフリカンアンティーク
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マウンテン テーブル - small - / アルプス山脈周辺
¥50
SOLD OUT
身の回りに有った素材を用いて 名も無き民により作られた マウンテン テーブル のご紹介です。 アルプス山脈周辺 = 北イタリア/スイス周辺 で作られ使われたと伝わるこちらのテーブル、 かつて彼の地では放牧した羊や牛などとの餌となる牧草を求め 1年の気候の移ろいと共に高低地へと移住する生活がなされて居たそう。 一枚板のローテーブルで 脚を差し込む箇所の板が(横からの画像をご参照ください)補強のためでしょうか、 板厚を残し削られている所に工夫が伺い知れます。 王侯貴族の用いた様式の定まった家具とは異なり 様式も何も無く ただ、そこに有った自然の恵みを活かし作られ、使われて、伝わったテーブル。 身の回りに有る素材を用いた朴訥とした作り、経年の古色が魅力的です。 天板の表裏に残る刃物の跡からは、 時にカッティングボードなどの 作業台 になった様子が伺い知れます。 厳しくも美しい大自然の中点在したヒュッゲと呼ばれる山小屋などで使われたものでしょうか、 民と共に働き生きて来たテーブルです。 現代の日本の生活ですと、 畳やラグの上に直接腰掛けて住まう方でしたらローテーブルに、 またはソファーと合わせてサイドテーブルとしても○ ------- ● マウンテン テーブル - small - / アルプス山脈周辺 北イタリア/スイス周辺 18c 無垢板 + 四つ脚 最大部 ± W82.5 × D50 × H32 cm 天板の板厚2.5-3.5cm * 古いお品物です、使用と経年による古色、傷跡、虫食い跡、木材の反り、ヒビなどが見られます。 ** 差し込み式の脚と天板との接続部分に、古い補修跡が有り経年により少々のガタ付きや緩みが見られますが、 置いて使う ことを前提としたお品で有ること (軽く引っ張っても抜け落ちるほどでは有りません) また、脚に遊びがある方がラグなどの上に置く場合はちょうど良い脚の角度を探れるため現状にてご紹介いたしておりますことご了承くださいませ。 ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト 180 サイズ の 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。 (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ------- #イタリアンアルパインアンティーク #カントリーテーブル
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カントリー スツール / フランス
¥50
SOLD OUT
身の回りに有った素材を用いて 名も無き民により作られた カントリー スツール のご紹介です。 農家の納屋などで使われたのでしょうか 土の上でも安定の自然木を用いた3脚仕様。 今は大分擦れ、古色が付き目立ち難くなっていますが、なんとプリミティブな 樹皮付きのまま脚を組んだようです。 こちらのスツールの表情を豊かにしている スツールの表裏共に残る刃物の跡からは 腰掛ける以外に 時にカッティングボードにもなった様子が伺い知れます。 民と共に働いて来たスツールです。 今の時代ですとどうでしょう 腰掛ける 以外にも 花器やオブジェ、プランターなどを 置く 用などに○ ------- ● カントリー スツール / フランス 19cごろ 木製 最大部 ± φ31 × H25.5 cm 座面板厚5.5cm * 古いお品物です、使用と経年による古色、傷跡、虫食い跡などが見られます。 ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト 100 サイズ の 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。 (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ------- #カントリーチェア #カントリースツール
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カウベル 残欠 / フランス
¥50
SOLD OUT
曲げ木の一木で彫られたカウベルの首輪部分の残欠のご紹介です。 輪っかが小さめなので子牛あるいは山羊などにつけたものでしょうかー 輪の内側の彫り、 首を動かした時に当たっても痛く無いようにでしょうか 中央から外側に行くにつれφが広くなるようにパースを付けて彫られています 優しくて美しい木彫品。 実用のものでは無いけれど その曲げ木で作られた輪と 家畜(とは言っても家族だったでしょうね)への優しい思い 宙に吊るしてゆらゆらと動く様子を眺めていたくなるような、古い民藝品の一つです。 ベルが付いていた箇所と、首輪を固定していた箇所 計4か所に小穴が有りますので それらを生かしてお楽しみ頂けます。 リースに見立て吊るしても○ 1から16枚目はこちらのお品物の現物画像となります 最終画像17枚目は、かつて当店より旅立ったベル付きのカウベルとなり オリジナルの様子が分かるかと掲載させて頂いた 参考画像 となります。 今回のお品物にはベルは付いておりません!!! ------- ● カウベル 残欠 / フランス 20c中頃 木製 (一木 曲げ木) φ18 × D6.5 cm(最大部) * 古いお品物です、使用と経年による古色、 曲げ木の構造上、製作時に入ったと思しきヒビなどが見られます。 ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト 60 サイズ の 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。 (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) -------
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角袋 / 新店 前田
¥30,800
角袋:穀類や綿花、山菜などの、自然の恵み容れ(保管・運搬用) (お客様の話によりますと代々漁師だった旧家でも使われていたそう、地域によっては海産物など)または、 こうじなどを 漉す ための袋の原型ではと察しております。 (憶測ですが、明治期から昭和にかけて木綿製の酒袋や醤油袋の規格サイズの袋が流通し始めると共に角袋は姿を消して行ったように感じます。) 日本独自の着尺幅の反物を切らずにバイヤス状に縫い合わせることで 多少の伸縮性も持ち合わせた 手元に在る素材を最大限生かした素朴ながらにかつての民の英智が詰まったミニマムな形。 実は以前に、韓国でも1度だけ角袋に出会い求めたことが有るのですが(同じく手績みの麻ではありましたが、墨書きなども無く製作地の手掛かりは無い角袋でしたー。) そもそもが大陸から渡った形なのか、それとも日本独自の形なのかは その後韓国では類品に出会って居ないためなんとも言えぬところです。 人の往来と共に文化や工芸も伝播したのでしょうか。 こちらは 新店 前田 の墨書きが残る角袋 前田家の新店祝いに贈られた、或いは新店記念に作られた角袋でしょうか。 綿花の育ち難かった寒冷地のものでしょうか 組織はおそらく大麻で手績み →のちに 科 ではないかと見解見直しました 表側からのみ柿渋が塗り重ねられています。 生地の目を詰まらせることにより耐水加工と補強 防臭防カビの効能も有ると言われる柿渋染め と言うことは 漉す ための袋でしょうかー? 前田家の生業が何だったかは定かでは有りませんが、 任務を担っていたことは確かです。 画像1から10枚目は表面(柿渋の塗られた表面の拡大画像が10枚目) 11から14は、裏面(裏から見た接ぎ合せ部分を補強しながらの縫い目がまた美しい手仕事) 底の角に古い補修(画像5,12枚目)が見られます 保管する折にネズミにでもかじられた跡でしょうかー。 さほど使用感が感じられず清潔感すらあります。 季節外の衣類などで中身を入れてクッションとしてお使いいただいたり、ランドリーバッグにも? 時にはサンタクロースのプレゼント入れとして。 ピンポイントにはなりますが、前田さんへの新店祝いの贈り物に。 カリグラフィーのバランスの妙をお愉しみいただけつつ、 実用としてもまだまだ働いてくれそうな角袋です。 ------- ● 角袋 / 新店 前田 明治時代 科布に柿渋染め ± W41.5 L106 cm(最大部) * 古いお品物ですので、経年による古色、使用による穴などが見られます。 (ご配送にてお届けをご希望の折には15枚目のように、くるくると丸めてお届けいたします。) ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト 80 サイズ の 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。(1点もののため、対面でのお渡しが可能な方法にて設定しています) (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ------- #角袋 #継ぎ接ぎ襤褸
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角袋 / 継ぎ接ぎ 天保十四年
¥30,800
角袋:穀類や綿花、山菜などの、自然の恵み容れ(保管・運搬用) (お客様の話によりますと代々漁師だった旧家でも使われていたそう、地域によっては海産物など)または、 こうじなどを 漉す ための袋の原型ではと察しております。 (憶測ですが、明治期から昭和にかけて木綿製の酒袋や醤油袋の規格サイズの袋が流通し始めると共に角袋は姿を消して行ったように感じます。) 日本独自の着尺幅の反物を切らずにバイヤス状に縫い合わせることで 多少の伸縮性も持ち合わせた 手元に在る素材を最大限生かした素朴ながらにかつての民の英智が詰まったミニマムな形。 実は以前に、韓国でも1度だけ角袋に出会い求めたことが有るのですが(同じく手績みの麻ではありましたが、墨書きなども無く製作地の手掛かりは無い角袋でしたー。) そもそもが大陸から渡った形なのか、それとも日本独自の形なのかは その後韓国では類品に出会って居ないためなんとも言えぬところです。 人の往来と共に文化や工芸も伝播したのでしょうか。 ------- こちらの角袋は 天保十四年(1843)年記の有る江戸後期の角袋 北関東にて出たもの とお聞きしております。 角袋の古い補修された古裂には 浅舞絞り(秋田・角館)などの東北地方の木綿地が使用されており、 人と布(物資)の往来をイメージするにも興味深く。 直し手のお人柄が補修に投影されるのも一つの見どころ、 地布の目の向きに沿って配された継ぎ接ぎ布は用と美しさを備えて 糸の節約のためでしょうか、必要な箇所とそうで無い場所の緩急を付けた 的確な繕いも魅力で手に取りました。 本体は手績み麻地 木綿の流通が出来得た頃に幾度か直しがされたようです。 こうして一つの袋を、擦り切れてもまた継ぎ接ぎしながら大切に使い続けた跡形です。 ハードに働いて来たと見え、出会った時には大きな裂傷が有りました。 (最終画像は補修前の参考画像となります。) 袋としての用の機能はともかく、 鑑賞用として考えた時にしのびなく思えましたため 稚拙ながらかつての民にならって 当店にて手持ちの同時代の古裂を加え後補をしています。 (使用で出来たと思しきかぎ裂き跡(画像8枚目)や、小穴やスレなどはそのままにしてあります。) 画像 1から8枚目は今となっては継ぎ接ぎの襤褸として見応えの有る裏面 9から18枚目は、本来の表面 本体繊維の拡大画像が19枚目 補修前の裂傷部分(現在は補修済)が最終画像となります。 (ご配送にてお届けをご希望の折には18枚目のように、くるくると丸めてお届けいたします。) それにしても随分と長い角袋です。 袋に入れて運ぶ必要があり 沢山詰めても人が持ち上げられるもの。 なんでしょう? もう一つの手掛かり 肥 興助 の名から何かヒントをもらえるような気がいたします。 鉤裂きの跡(画像8枚目)が何箇所かに見られます、 袋に入れた荷物を引き上げる(斜面or馬などに)折などに出来たものでしょうかー。 身の回りで使うたった一つの袋ですら 糸となる植物を育て、糸を績み、織り、そして無駄の無いよう手で縫い合わせ仕立てる。 (どこからどこまでが自家製かはここでは触れませんが) 言葉で書くと簡単ですが、 そう遠くは無いかつての民の手仕事からは、 当時の生活様式を推し量るにあたり沢山の想像力をも頂けます。 ------- ● 角袋 / 継ぎ接ぎ 天保十四年 江戸後期(1843年) 手績み麻(おそらく大麻) ± W41.5 L143 cm(最大部) * 古いお品物ですので、経年による古色、使用による穴などが見られます。 ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト 80 サイズ の 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。(1点もののため、対面でのお渡しが可能な方法にて設定しています) (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ------- #角袋 #継ぎ接ぎ襤褸
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角袋 / 継ぎ接ぎの襤褸
¥50
SOLD OUT
角袋:穀類や綿花、山菜などの、自然の恵み容れ(保管・運搬用) (お客様の話によりますと代々漁師だった旧家でも使われていたそう、地域によっては海産物など)または、 こうじなどを 漉す ための袋の原型ではと察しております。 (明治期から昭和にかけて木綿製の酒袋や醤油袋の規格サイズの袋が流通し始めると共に角袋は姿を消して行ったように感じます。) 日本独自の着尺幅の反物を切らずにバイヤス状に縫い合わせることで 多少の伸縮性も持ち合わせた 手元に在る素材を最大限生かした素朴ながらにかつての民の英智が詰まったミニマムな形。 実は以前に、韓国でも1度だけ角袋に出会い求めたことが有るのですが(同じく手績みの麻ではありましたが、墨書きなども無く製作地の手掛かりは無い角袋でしたー。) そもそもが大陸から渡った形なのか、それとも日本独自の形なのかは その後韓国では類品に出会って居ないためなんとも言えぬところです。 人の往来と共に文化や工芸も伝播したのでしょうか。 こちらの角袋は 年記などは無いのですが 分けて頂いた方から東北地方で出たとお聞きしています。 当店にて洗う前に見ましたら、中に籾殻が少し残っていました。 (籾殻は燃料や、土壌の肥料や家畜の飼料などに利用されたようです。) 綿花の育ち難かった寒冷地ならでは、 ゴリゴリの麻生地に(とは言え何度も水をくぐったようで経年で既にクッタリとした手触りに育っています) よほど沢山働いて来たと見え、 何回かに渡って(麻糸での直しと木綿糸の直しが見られます) 幾重にも充て布で補強と補修が繰り返されて 本来の底がどこかも分からなくなっています。 もう縫っている時間すらも惜しんだのでしょうかー えいっと紐でぐるりと巻いて補修して在る箇所がなんとも人間らしい。 袋も人も 本当によく働いて来たのがうかがえる角袋です。 画像 1から11枚目が本来の裏面 (今となっては継ぎ接ぎの襤褸が魅力の一つとなって) 本来の表面が 12から17枚目です。 最終画像は本体繊維の拡大画像となります。 (ご配送にてお届けをご希望の折には18枚目のように、くるくると丸めてお届けいたします。) ------- ● 角袋 / 継ぎ接ぎの襤褸 江戸後期から明治期 手績み麻(おそらく大麻) ± W42.5 L108 cm(最大部) * 古いお品物ですので、経年による古色、使用による穴などが見られます。 ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト 80 サイズ の 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。(1点もののため、対面でのお渡しが可能な方法にて設定しています) (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ------- #角袋 #継ぎ接ぎ襤褸
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裂帳 / 時代裂集 - 絞り -
¥50
SOLD OUT
こちらは、熱心な古裂収集家の手により 長年に渡ってこつこつと集められた日本の絞り裂を切り貼りし、装丁された裂帳。 (ご意向に沿って作者名は伏せさせていただきます、今から20年ほど前(1995年ごろ)に装丁されたものと伺いました。) 折本装丁となっており、 表裏の両面、各14ページに貼り込みが有り計28ページにわたります。 (画像1-9は表面、10-20までは裏面より抜粋し掲載しております。) 内容は、 木綿の絞り46種と、絹の絞り(山繭、綸子、平絹など織り組織名も記載あり)13種、 計59種の絞り裂が貼られています。 木綿の絞りには工程が難儀とされる白影絞りも含まれています。 時代的には、江戸中期から明治期までの絞り染めが網羅された裂帳で 染料も、藍染の他に 紅花、茜、紫紺染めが10枚含まれています。 それぞれの絞り染めの名称も丁寧に記載されており、 技法的にも貴重な染織資料かと思います。 ページをめくると吉祥文様からは、布を染めた先人たちの想いや願いが感じられ、 収集とそれから装丁までにかけられた時間とその熱量に感謝しつつ、 更には、染めを行なった地域や工程(技法)にまで想いを馳せられる裂帳です。 ------- ● 裂帳 / 時代裂集 - 絞り - 江戸中期から明治期までの日本の絞り染め裂 計59種(内容詳細は画像及び上記紹介文章内をご参照いただけますと幸いです) 装丁 1995年ごろ 折本装丁(表裏各14ページ、両面貼り込み有り 計28ページ) ± W27.5 D32.3 H3cm(表書きの向きに沿って測っています) * 古いお品物ですので、経年の古色(ヤケ、シミ)などが見られます。 ** 入手した当初よりも、お値段を見直してご紹介致しております。 ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト 宅急便コンパクト サイズ の 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。(1点もののため、対面でのお渡しが可能な方法にて設定しています) (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ------- #縞帳 #裂帳 #日本の絞り
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御島帳 (裂帳/1883年)
¥50
SOLD OUT
● 御御島帳 (裂帳) 明治十六歳(1883年) 松尾村(現:長野県飯田市) 31ページ(内25ページに貼り込み) 307片 ± W17.5 D22 H3 cm(表書きの向きに沿って測っています) * 古いお品物ですので、経年の古色や虫喰い跡が見られます。 ------- 天然染料の藍染を主とした江戸の流れを色濃く残す見本帳、 ふわふわの手紡ぎ木綿を主体にし、艶めく絹糸が効果的に加えられているものも見られます。 織元の手掛かり 松尾村 の墨書きを見つけ納得です 飯田紬で栄えた地の縞帳でした。 小さな端切れ一片ごとに残された植物由来と思しき色合いの染料を憶測すると、 厳しくも豊かな自然と共生していた当時の機織り風景までもが伺い知れるよう。 大切な見本裂たちを持ち運ぶ折、布の保護にさぞ役に立ってくれたであろう(時に旅枕にもなったかも?) 1枚1mmほどもある地厚な反故紙、 見本裂の隙間から垣間見える江戸期のものと思しきカリグラフィーも見どころの一つかと。 産業として栄えた飯田紬(経緯共に絹糸)とはまた別の、おそらく庶民の日常着のための 決して華美ではない、けれど土地の自然と共に生きたことが伺える見本帳です。 ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト 宅急便コンパクト サイズ 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。 (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ------- #縞帳 #裂帳
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藍玉手板(文久元年1861年)
¥50
SOLD OUT
先ず初めに ------- 藍玉(あいだま)とは 藍の葉を発酵・熟成させた染料である蒅(すくも)を突き固めて固形化したもの。玉藍とも。 藍の葉を収穫して乾燥させた後、蔵の中で寝かせ、これに水を打って良く湿らせながら上下に撹拌し、約75 - 90日間発酵させたものを再び乾燥させると、無色の物質であるインディカンが酸化されて青色のインディゴへと変化して、その色が濃くなることで黒色の土塊状の物質が出来る。これを蒅(すくも)と呼ぶ。蒅の状態でも染料としては十分使用可能であったが、運搬に不向きであったために後にこれを臼で突き固めて乾燥させて扁円形の小さな塊にすることによって運搬を容易にした。これが藍玉である。 江戸時代以後、全国各地で流通に便利な藍玉の生産が盛んになったが、特に阿波藩のものは良質として知られ、全国でも屈指の産地として全国的に市場を有した。しかし、明治以後にはインド産の流入や化学染料によって人工的に藍色が出せるようになったこと、更に輸送手段の発達によって蒅の状態での輸送が可能になったことにより、藍玉そのものの生産は衰退していくことになった。- 以上Wikipedia 藍玉 より - ------- 江戸後期までは日本各地で 藍玉 による染織工芸が暮らしに近いところにありました。 こちらのお品物は、その 藍玉 の手板=見本帳と思われる物。 アブストラクトな抽象画のような文様がただひたすらに続く内容に心惹かれて手に取りました。 分けて頂いた方曰く 埼玉県行田市北河原 にて出会ったそうで 調べてみましたら 武州正藍染 で栄えた地、 お品物本体には武州を示すものなどは有りませんが少し近づいたような。 この見本帳に残された藍玉は経年も手伝い墨黒色と化しています。 武州の水は鉄分を多く含んでいるため 藍の色も褐色(かちいろ)と呼ばれる限りなく黒に近い濃紺が出せることが特徴 と有りました、もちろん回数を幾度も重ねてのことでしょうけれど。 かつては貴族たちの衣 褐色→勝色として武将たちの闘争具 農民の衣装(野良着)へ そして現在では武道衣などとして 連綿と継がれて来た日本の藍染文化 藍の効能(防臭、抗菌、解毒など)も有り 身を守る ための場面で多く身に着けられて来たようです。 寒暖差の厳しい日本の藍染産業を支えるためにも欠かせなかった藍玉 この藍玉手板もある意味で本当の豊かさが有ったころの 名も無き民が真摯に生きた跡形と日本の染色文化とを残した稀有なお品物かと思います、 お目に留めて頂いた方の目と心とを養ってくれるような存在になれば幸いです。 * 古いお品ですので、虫喰い跡や折れがございます。 ------- ● 藍玉手板 文久元年(1861年) おそらく武州 33ページ(内31ページに 藍玉見本 有り) ± W9 D1.8 L34.8 cm(表書きの向きに沿って測っています) ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマトの宅急便 コンパクト サイズ 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。 (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ------- #藍玉 #見本帳
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BORO / 布団皮
¥50
SOLD OUT
○ BORO / 布団皮 北陸あるいは東北地方 20c初頭(布裂は自体は19cと思しきものも) 藍染木綿(中型、絞り染) 苧麻布(縞、格子)に苧麻糸刺し ± W96-105 L96 cm 画像1-12, 13-20 にて表裏面それぞれの表情をご覧いただけます。 ------- ○ 日本では16世紀ごろより関東以西の温暖な地域で本格的に始まったとされる 木綿栽培と木綿織物。 関東以北の寒冷地では木綿の栽培が安定し難かったため 庶民の間では明治期ごろまでは木綿は大変高価で貴重な存在で ただでさえ手間ひまのかかる麻を績み仕立てた衣が日常着だったようです。 北前船と呼ばれる、大阪から蝦夷にかけての行商船には 木綿の古着物や端切れが積まれ 中途で寄港した木綿の育ち難かった地域にも渡ったのだそう。 それらを剥ぎ合わせ重ねて、こちらはさらに使い込むことで穴の空いた箇所を 手に入りやすかった麻地と麻糸で刺して補修されながら使われた物。 ボロの中でも古手のものなのではと思います。 手に入る素材で最大限工夫した 民の手により生まれ 経年と共に表情を増した布団皮です。 小さな布たちが語る当時の布の往来や 作り手の慎ましやかな想いが形となって残った物。 ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト宅急便 80 サイズ 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。 (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ------- #刺し子 #BORO # 襤褸
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刺し子 BORO / 半袖野良着
¥50
SOLD OUT
○ 刺し子 BORO / 半袖野良着 北陸あるいは東北地方 藍染木綿+木綿の継ぎ接ぎ 刺し糸 木綿 ± W97 L82 cm ------- ○ 日本では16世紀ごろより関東以西の温暖な地域で始まったとされる 木綿栽培と木綿織物、 関東以北の寒冷地では木綿の栽培が安定し難かったため 庶民の間では明治期ごろまでは木綿布は大変高価で貴重な存在で 麻の着物が日常着だったようです。 北前船と呼ばれる、大阪から蝦夷にかけての行商船には 時に各地の特産物と共に木綿の古着物や端切れが積まれ 中途で寄港した木綿の育ち難かった北陸や東北地方などに渡ったのだそう。 手に入った素材で最大限工夫した 民の手により生まれ 経年と共に表情を増した働き着(野良着)です。 ところで、 当時はどちらが表として作られた働き布でしょうか。 想像するに、着尺幅をそのまま生かした(継ぎ接ぎの少ない)側 画像13−18が表だったでしょうか 継ぎ接ぎの有る表情豊かな側をついつい愛でてしまいがちですが。 多い箇所では6枚ほどの木綿が重ねられています おくみの部分、特に心惹かれたところ。 秋の羊雲のような表情に育った 美しき働き着。 (最終画像は、育ったBOROの表情と重なった 秋雲 の画像です) ------- ☆ 配送料は実費分をご購入者様にご負担頂いております。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト宅急便 80 サイズ 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、併せてご決済ください。 (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ------- #刺し子 #BORO # 襤褸
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AZUMA BAG (3way) / 東北刺し子.ver (FB027 - 001a)
¥50
SOLD OUT
“ 古布をもっと身近に " の理念の元 FUCHISOにてデザインし仕立てた AZUMA BAG となります。 ーーーーー 布との出会いの時にはデザインが浮かんでいた AZUMA BAG 「 あずま袋 」 自体は江戸時代頃に、ここ江戸(=あずま)で始まり やはり当時の着物や手拭いなど庶民の手持ちの 着尺幅 の布地を生かし作られた 西洋への憧れも込められた伝統的な 鞄 の名称です。 実はかれこれ15年前、まだFUCHISOが下北沢に有った頃に 馬の手綱でも作ったことの有るAZUMA BAGを思い返しながら。 (2007年!のBag展のDM にも登場してましたのでラストに画像載せてみました、懐かしい。) 今回製作するにあたり、レザーを組み合わせる事で強度的により長くお使い頂けるよう また、持ち手の長さを装いに応じてフレキシブルに ハンドバッグ〜斜めがけショルダー までの3wayにてお使い頂けるように改良しました。 鞄の基本サイズは 出会えた刺し子布の幅(約31cm仕上がり)を耳を切ることなく最大限に用い また、さざ波のような刺し子の 升刺し の縮れの美しさと相対するよう 漆黒のきめの細かいしなやかな牛革(1mm厚)と取り合わせました。 革は本当にクッタリ柔らかな手触りです 写真ではお伝え出来なくて残念。 藍の刺し子布は、お使い頂いて行く事で今後、 濃淡がよりはっきりと浮かび上がって来るでしょうし、 革部分は手の油分でしなやかに育つことと思います。 組み合わせたそれぞれの自然素材の経年変化も含めておたのしみ頂けますと幸いです。 また、あずま袋特有の 容量が以外と入らない問題 は 中央をミシンで8cmほどステッチを入れる事で更に容量を増やすことで回避して (+口元が狭まる事で中味も外からは見え難くなる仕組み)仕立てております。 荷物の出し入れの折に一番負荷のかかるステッチの上部には蝋引の麻糸で力糸を手縫いで留めて仕上げました。 結果、両サイドにちょこんと現れる トンガリ山 は 革と布を一番最初に接ぎ合せた箇所がステッチが加わる事でよりシャープに現れるので 作り手としましては一応こちらを 表面 としてお作りし、 ステッチの無い方(=背面はしなやかなトンガリなのでショルダーで持った時に身体に馴染みやすいのです)には、PASMOなどちょっとした必須小物を入れられるよう、パッチポケットをお付けしました。 革のバッグ、重くて肩こるから苦手、、という方へお伝えさせていただきたいのが 仕上がりの重さ、余計な金具や裏地を省いたため、わずか230g前後! 軽くてしなやかなのですよ。(店主も肩凝り症) 刺し子布の方は色落ちが見られたため、生地の段階で色止め処理をしてあります。 これは水をくぐって居ない藍染全般に言える事ですが、 使い込む内に徐々に染料が落ち着いて色移りしなくなって行く性質を持っていますので、 強い摩擦や水濡れなどで色移りする可能性もございます。 染料が落ち着くまでは最初は濃色の装いの折にお使いいただくー などで 使いながら様子を見ていただくと良いかと思います。 ちなみに、撥水スプレーで全体をコーティングしていただくと色移り防止と防汚にもなりますので是非。 作り手である店主が、撥水スプレーを施したサンプルを1ヶ月ほど使用しましたが 恐るべし状況には至っておりません(→色移りしたことはなかったです、ただ激しい雨の日の使用は避けました。) (なお、真夏など常に汗ばむ季節や淡色の装いにてお使いの折には念の為ご留意ください、色移りしてしまった際にはなるべく早くに色移りしたお洋服などを なるべく早めに洗う 事で色移りの藍自体は落ちるかと思います。) 更に、あずま袋型の良い点 鞄好きな方ならお分かりですね。 そう 畳んで仕舞う ことが出来ますので収納時には場所を取りにくく、 旅先への持ち運びやシーズン外の収納時も○なのです。 普段使いにはもちろん、案外荷物の多い和装時にも 持ち手の長さをフレキシブルに変えることで 和洋問わずにお使いいただける形なのです。 刺し子布は、デッドストックの古い野良着の解き布の状態で出会いました。 衣装だった証でも有る解き跡(布地に折れ線部分が色落ちした跡)が残っておりましたので その部分は背面に来るように仕立てています。 限定 3 点 のお作りです。→ 早々に2点旅立ちまして、あと1点となりました次第です。 お好きな方と出会え、日々の中でお使い頂けますと幸いです。 ------- ● AZUMA BAG (3way) / 東北刺し子.ver (FB027 - 001a) 材質:古布部分 / * 東北地方刺し子 * 藍染木綿地に木綿糸の刺し子裂 明治から大正時代頃 レザー部分 / 牛革(しなやかでマットな黒色のレザーとなります。 シボやシワの箇所もなるべく余さず活かし使用しているため、 革にはそれぞれ個性が見られます。 ちなみに革は 食肉用 の副産物を余す事なく用いる牛革となります。 外寸:± W42 × L42(入口までのH24) cm 持ち手:W2.8前後 × L 〜73cm (片側のループに結び付け、使い勝手の良いようご自身にて調整しながらお使いいただけます) 仕様:裏地なし・内ポケット×1( パッチポケット ± W13 × L11.5 cm) MADE IN FUCHISO ------- 3-14枚目がこちらのお品物現品の 現物画像 となります。 (中味を入れずに撮影しているため、革のしなやかさが伝わり難いかと思い、同条件でお作りしたサンプルBAGでの画像も多めに掲載しました。↓) 画像1,2,15-19枚目はサンプル品の画像となります 実際に15枚目右側の全てを入れた状態で撮影しています bagの形状的に、左右それぞれになんとなしに分け、立てるように収納すると 中に入れた物を取り出しやすくまた、 身につけた時に体にしなやかに馴染むように思います。お好みを探しながらお使いください。 < ご配送にてお送りする場合には、画像12枚目右下のようにくるくると巻いた状態でお届けいたします。> ☆ 各々、配送料が実費分かかります。 ご注文時に ご希望のお受け取り方法 をご自身でお選びくださいませ。 お受け取り方法 :宅急便配送にてお受け取りご希望の方は、クロネコヤマト宅急便 80 サイズ 有償設定の送料をご注文時に選択頂きまして、同時にご決済ください。 (あるいは : FUCHISO実店舗ご来店受け取り¥0 (7営業日以内にご来店が可能な方のみ!) ーーーーーーーーーーーーーーーー 布部分はいずれもっと藍の濃淡がはっきりと出てくることかと、 また布なので万が一擦れて来ても直しながら変化をおたのしみ頂けます。 レザー部分は通常の革製品と同じお手入れ方法となります、 時折ミンクオイルなどで磨いて頂くと艶が増して革が馴染みやすくなります。 お直しが必要になりましたら、またご相談ください。 お気に留めて頂いた方の日々の傍で、お役に立てれば幸いです 古布の魅力を愉しんで頂きつつどうか少しでも長くお使い頂けますように。 Designed by FUCHISO ---------------------------------- #東北刺し子 #あずま袋 #FUCHISO
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ムブティのタパクロス / チーター
¥50
SOLD OUT
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ 1枚毎に異なる表情や色調、文様 出会うたびに新しい感動をくれるタパクロス。 久々にご縁があり、2枚のタパクロスに出会いましたのでご紹介を。 ムブティ族にとって 母であり父でもある イトゥリの森 のクワ科の樹木(イチジクなど)から 都度使う分だけの樹皮を分けて頂き表皮を剥がし 熱帯雨林の水溜りや川などで柔らかくした2〜3枚を線維がバイヤス状になるように重ね 木の棒あるいは石などを用いてひたすらに叩き圧着しながら鞣し伸ばすー という古来より続くプリミティブな手法で生まれる一枚の不織布。 その布には、同じく森で採れた植物や鉱石などの身近な染料を用い 地色はベージュや茶系へと染められたり または脱色して生成り色に。 こちらのタパクロスのような 赤茶色 は、カムウッド(アフリカ白檀)から頂いた色と言われています。 夜は冷える彼の地では焚き火で暖を取ったあとの木炭や植物染料を用いて 一枚ごとに異なる抽象文が思い思いに伸びやかに描かれています。 こちらのタパクロスには、 チーター の毛皮の文様を表したかのようなモチーフが全体的に 指を用いたようなタッチで描かれています。 同じく森の住人でもある孤高のハンターへの敬愛の念から来るものでしょうか。 力強さの後ろ側にある、この心安らかなる感覚はなんぞや。 ムブティの人々の森を主体にしたアニミズム信仰心とミニマムな暮らしかつ平等主義 (支配者などは置かず 分かち合う ことが教えらしい 狩場も狩猟した獲物も目に見える範囲の全ての人々で分け合うそうです) 人は何も持たず生まれて何も持たずに死にゆく をまさに体現し今もなお少数ながら伝承し続けているムブティ族 彼らの祭礼用腰巻布として20c半ばごろに作り出され使われていたもの。 現代の都会に暮らしていると ついつい(私自身は)自然に生かされていることを忘れがちですが いつかは自然に還る素材を用い それぞれの地、時代に知と技を用い人が作り出した工芸品と向き合う事で 自然に対する敬愛や脅威の感覚を思い起こさせてもらえるようで。 生活様式の近代化の波で失われつつ有る染織品のひとつ。 縦横いづれの向きでもお愉しみ頂けます。 ------- ● ムブティのタパクロス / チーター コンゴ民主共和国 タパクロス (樹皮繊維による不織布) 20c中頃 ± W画像上37 画像下49 (53cmほどのスペースが有れば○) L79.5〜81 cm 主観ですが今まで見て来たタパの中では中肉中背(1mmほど) 良く叩いたのか繊維がしなやかで手触り的には柔らかなタイプになります。 * 不織繊維の タパ の特徴でも有りますが、叩く工程で一部生地が薄くなっている箇所 また、使用と経年により画像右下部分端が繊維に沿って10cmほど避けている箇所がございます。 木の節の跡でしょうか、小穴の空いている部分がございます。 ** 画像は薄曇りの室内自然光にて、10枚目のみ外光に透かして繊維の重なりが分かり易いよう撮影しています。 ------- くるくると丸めた状態で配送差し上げます、配送サイズは 100 となります。 (二晩ほど全体的に本やラグなどを重しにしておくと、フラットに戻るかと思います。) ◉ 配送料はご購入者様にご負担いただいております。 配送方法(=お受け取り方法)のご希望に応じて、 ● FUCHISO実店舗 ご来店受け取り¥0(7営業日以内にご来店が可能な方のみ) 営業日程は最新のBlogページにてご確認頂けます → https://fuchiso.base.shop/blog あるいは、 個々のお品物に事前に設定してございます ● ¥有償送料(実費分お見積もり額 差額が発生してもご返金も追加徴収も致しません) より、ご注文時にご希望の 配送方法 をご自身でお選び願います。 * BASE規定上、配送料は 着払い での発送が出来かねますため、ご注文時に併せまして前払いにて当店にてお預かりをさせていただく形となります、ご了承頂けますと幸いです。 ------- #タパ #タパクロス #ムブティタパ #ピグミータパ #樹皮布 #bark cloth
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ムブティのタパクロス / 雨
¥50
SOLD OUT
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ 1枚毎に異なる表情や色調、文様 出会うたびに新しい感動をくれるタパクロス。 久々にご縁があり、2枚のタパクロスに出会いましたのでご紹介を。 ムブティ族にとって 母であり父でもある イトゥリの森 のクワ科の樹木(イチジクなど)から 都度使う分だけの樹皮を分けて頂き表皮を剥がし 熱帯雨林の水溜りや川などで柔らかくした2〜3枚を線維がバイヤス状になるように重ね 木の棒あるいは石などを用いてひたすらに叩き圧着しながら鞣し伸ばすー という古来より続くプリミティブな手法で生まれる一枚の不織布。 その布には、同じく森で採れた植物や鉱石などの身近な染料を用い 地色はベージュや茶系へと染められたり または脱色してこちらのタパクロスのような生成り色に。 夜は冷える彼の地では焚き火で暖を取ったあとの木炭や植物染料を用いて 一枚ごとに異なる抽象文が思い思いに伸びやかに描かれています。 こちらのタパクロスは、森の命を育む 雨 を表したかのようなモチーフにも見えて来ます。 力強さの後ろ側にある、この心安らかなる感覚はなんぞや。 ムブティの人々の森を主体にしたアニミズム信仰心とミニマムな暮らしかつ平等主義 (支配者などは置かず 分かち合う ことが教えらしい 狩場も狩猟した獲物も目に見える範囲の全ての人々で分け合うそうです) 人は何も持たず生まれて何も持たずに死にゆく をまさに体現し今もなお少数ながら伝承し続けているムブティ族 彼らの祭礼用腰巻布として20c半ばごろに作り出され使われていたもの。 現代の都会に暮らしていると ついつい(私自身は)自然に生かされていることを忘れがちですが いつかは自然に還る素材を用い それぞれの地、時代に知と技を用い人が作り出した工芸品と向き合う事で 自然に対する敬愛や脅威の感覚を思い起こさせてもらえるようで、 生活様式の近代化の波で失われつつ有る染織品のひとつ。 縦横いづれの向きでもお愉しみ頂けます。 ------- ● ムブティのタパクロス / 雨 コンゴ民主共和国 タパクロス (樹皮繊維による不織布) 20c中頃 ± W30〜32 L104〜110 cm 主観ですが今まで見て来たタパの中では厚みが有り(1.5mmほど)ハリとコシが強いタイプになります。サイズ感も長めですので、掛け軸代わりにしつらえても素敵。 * 不織繊維の タパ の特徴でも有りますが、叩く工程で一部生地が薄くなっている箇所や 節の跡でしょうか、小穴の空いている部分がございます。 ** 画像は薄曇りの室内自然光にて、10枚目のみ外光に透かして繊維の重なりが分かり易いよう撮影しています。 ------- くるくると丸めた状態で配送差し上げます、配送サイズは 80 となります。 (二晩ほど全体的に本やラグなどを重しにしておくと、フラットに戻るかと思います。) ◉ 配送料はご購入者様にご負担いただいております。 配送方法(=お受け取り方法)のご希望に応じて、 ● FUCHISO実店舗 ご来店受け取り¥0(7営業日以内にご来店が可能な方のみ) 営業日程は最新のBlogページにてご確認頂けます → https://fuchiso.base.shop/blog あるいは、 個々のお品物に事前に設定してございます ● ¥有償送料(実費分お見積もり額 差額が発生してもご返金も追加徴収も致しません) より、ご注文時にご希望の 配送方法 をご自身でお選び願います。 * BASE規定上、配送料は 着払い での発送が出来かねますため、ご注文時に併せまして前払いにて当店にてお預かりをさせていただく形となります、ご了承頂けますと幸いです。 ------- #タパ #タパクロス #ムブティタパ #ピグミータパ #樹皮布 #bark cloth
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舟徳利 / 薩摩 龍門司焼
¥50
SOLD OUT
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ 柔らかな白に ターコイズブルーと飴色の釉薬が無作為に散らされた三彩徳利 龍門司で焼かれ 民の日常と共に有った器です 舟が揺れても倒れ(こぼれ)難いよう 底はたわわに+おちょぼ口 容量は4.5合ほど たっぷり容れられます。 ちょうど夏から秋へと移ろう季節と 釉薬の色彩のイメージが重なった器 季節の花をいけられても○ ------- ● 舟徳利 / 薩摩 龍門司焼 江戸時代後期頃 ± 胴部φ14 × H17.5 cm (口内径φ1.8 底φ11.5) * 水漏れは有りません。 ** 口元に 窯疵 が有ります (窯疵=焼成時に出来たの傷で、上から釉薬が掛かっています。画像5.6枚目ご参照くださいませ)当店では人の手仕事の跡としておりますが、気にされる方はご留意くださいませ。 *** ご希望に併せて 配送料 のご選択をよろしくお願いいたします! ご配送 or FUCHISO実店舗にてご来店受け取り(1週間以内) ------- #薩摩龍門司焼 #舟徳利 #黒もん
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祈りの形跡 / 厨子(尾久彰三氏旧蔵品)
¥50
SOLD OUT
経年と手擦れで 艶やか健やかに育った厨子に出会いました。 前方に重心を持つ寄棟作りの照り屋根からは 大陸から渡って来た仏教建築の名残りと気品が、 扉や屋根に残る手擦れの艶からはこの厨子が長い間 日々の祈りの時間と共に有ったことが伺い知れます。 屋根上部には古い木釘跡が なんらかの屋根飾りが、おそらくは造られた当初に欠損し 本体同様に年を重ねて来たもよう。(画像11.12枚目ご参照ください) 厨子(龕)の造形と 手擦れよる経年の木味に惹かれて手に取りました。 祈りの形跡。 ○ こちらの厨子は 尾久彰三氏(1947-) の旧蔵品となります(コレクションNo 300) * 類同の意匠の厨子が日本民藝館所蔵品にもあることをご教示頂きました。 (「民藝 MINGEI -Another Kind of Art展」2018,11〜2019,2 於:21_21DESIGN SIGHT/展示会ポスター裏面 そちらには確か 駿河地方 とあったかと、 日本民藝館HP内 生活美の形 https://mingeikan.or.jp/schedule/2020-2021/ で画像がご覧いただけます、ご参考までに。) ----- ● 祈りの形跡 / 厨子(尾久彰三氏旧蔵品) 江戸時代(19cごろ) 木材+漆仕上げ 最大部 ± W14.5 D11 H20 cm (内部 W8.5 D5.5 H8.5-10 ) ----- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 7日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ----- #厨子 #尾久彰三コレクション
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錫口ガラスボトル / 柳緑
¥38,500
不純物の少ない澄み切ったガラスで吹かれた スウェーデンのガラスボトルに出会いました。 錫口は当時付けられたようです、 シュナップスなど蒸留酒の容器として作られ使われて来たものかと。 古いお品物ですので表面に若干の擦れは有りますが 状態良く保存されて来た様子、まだまだ酒に花に実用としてお使いいただけます。 光を当てると宙吹きガラス特有のうねりが現れました。 炭酸水や白ワインなどのデキャンタとして ほど良いサイズ感が嬉しい。 画像16-18枚目は白熱灯にて、それ以外は自然光撮影となります。 ちなみに、18枚目はFUCHISO定番アイテム 桑原典子さん/フリー猪口 とのサイズ感の対比イメージとなります。 (19枚目は実りつつ有るまだ青々とした葡萄棚、 こちらのアンティークボトルの透明度の高い柳緑色とイメージが重なりましたので。) ----- ● 錫口のガラスボトル / 柳緑 19c初頭ごろ 宙吹きガラスに錫口 ± φ2.7 (胴部φ9.5) H19 cm 容量 約650cc * 新しいガラスでも古いガラスでも共通ですが、急激な温度変化はガラスが割れる要因の一つとなります。お手入れの折にはぬるま湯か水をお使いください。 ----- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 7日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ----- #錫口ボトル #宙吹きガラス #スウェーデンアンティークガラス
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アカンサス木彫 / 柱頭装飾残欠
¥50
SOLD OUT
古代ギリシア建築の特徴の一つ、コリント式柱頭装飾。 アカンサス(ハアザミ)と思しき植物が彫られた柱頭装飾の残欠に出会いました。 渡来地(フランス)とお品の状態から 新古典主義建築(18c中頃から19c初頭)の頃の建築物の一部分と察してます。 ずっしりと厚みの有る一枚板に表されたアカンサス 彫刻されたことでリズムと奥行きを添える木目 柔らかな箇所から朽ちた木肌 (定かでは有りませんがエルム材に特性がよく似ています) 柱頭装飾の用と補強の実とを兼ねたものと思われます。 伝わった各国で少しずつデフォルメされながら 古代より連綿と受け継がれて来た植物モチーフの一つです。 → https://ja.wikipedia.org/wiki/アカンサス_(装飾) あくまで個人的見解ですが 古代ローマのひとの心を察するに 花に棘が有るアカンサス(ハアザミ)ですし 護符としての 邪気除け としてハアザミそのものを神事などに用いてたものが 建築文化の発展とともに神殿が建てられた折に意匠化されたのではー と想像しておりますがいかに。 アカンサスの発する強い生命力と美しさ 流れ仏のような木肌の経年変化に惹かれて手に取りました。 まだ西欧で木製の建造物が主だった当時の空気をまとう木彫品です。 ----- ● アカンサス木彫 / 柱頭装飾残欠 18c末 - 19c初頭ごろ 木彫品(一木) ± W26 D10 H31 cm(いづれも最大部) ----- * ご注文時 配送料金の選択間違い が増えております。 宅急便配送をご希望の方は予め各お品物に設定してございます 有償送料 をご選択願います。 FUCHISO実店舗でのお受け取りをご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえご注文より 7日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ(備考欄) にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので双方に良いかと思います。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ----- #柱頭装飾 #アカンサス #アンティークレリーフ
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ラリーキルト(襤褸) / 紫陽花
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 ------- 最短で梅雨が明けた雨の少ない今夏 紫陽花が色付いたまま枯れました こちらはパキスタンより ラリーキルトの 襤褸 となります 布は畳んでしまうと中々お店でも手に取って表情を見ていただけないものの一つ 幾重にも重ねられた生地が 使われて何度も水をくぐったことで擦れ朽ちて 刺し子で補強された部分だけ生地がさざ波のように残り 本来内側に重ねられた布地の色彩が無作為に現れたもの 油彩の抽象画のような印象も受けました 裏側は水色の襤褸となります。 その色調は本来ならば丁度今頃見頃だった紫陽花の色彩にも似て。 ———— ● ラリーキルト(襤褸) / 紫陽花 パキスタン 20c初頭 - 中ごろ 木綿 ± W140 L205 cm ———— 画像は屋内自然光にて撮影しています * 実用でもお使い頂けますが、古いお品のため襤褸特有のほころびが出ます(少々屑が付くやも知れません)この布の生きて来た証として捉えて頂ける方へ。壁面装飾にも○ ———— ● ご配送(送料有償)、 あるいは 実店舗ご来店受け取り¥0(7営業日以内のご来店が可能な方) より、ご希望に沿う方法をご注文時に選択して頂きますようお願い申し上げます。 ———— #ラリーキルト #襤褸
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桑原典子さん(笠間)の磁器 * 完売につき通販ご対応終了しました *
¥99,999,999
SOLD OUT
★ 桑原典子さんの作陶品は、作家さんのご意向に沿い、2019年からコロナ禍中のみご対応して参りましたが、2022年12月、お品物の完売を持ちまして通販ご対応を終了致しました。 コロナ禍中は、各所より 通販お問い合わせとご注文をいただき誠に有難うございました。 なお、典子さんのご意向に沿い 次回入荷分からは 実店舗にて対面での販売及びご紹介を差し上げて参ります。 通販でのご対応は致しかねますがまた、入荷予定の目処立ちましたらこちらのページとblogにてご案内差し上げますのでお役立て頂けますと幸いです。 (2022年12月半ば現在、次期入荷予定は未定です。お問い合わせ頂いてもお応え出来る事はございません、悪しからず!) またご縁がありましたら幸いです。 FUCHISO ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ----- ○ シンプルな造形で、でも彼女にしかないそのテクスチャーと色調 光を穏やかに吸い込む紙のような釉薬の質感に惹かれて。 桑原典子さん(笠間)の磁器たちは 一見すると型作りと見まごうぐらいの精緻さですが、轆轤挽きによる形成です。○ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お品物の特性 1 } 生成り、白(グレー系)は特に焼き上がりのお色味(緋色や鉄分の出方)に焼成時毎に個体差がございます、濃い時薄い時、毎回の窯毎に差異が見受けられるのが特性です。→ちなみに、今回の生成りは緋色が少なめです(特に6寸リム平皿は白味が強いです) また、典子さんの作品は一見型ものと見まごうシャープな仕上がりが特徴ですが 実際にはロクロ挽きによる手仕事のお品となります。 同じアイテムでもサイズ感の個体差、同じお色味でも焼成時毎に釉薬の発色は異なり 仕上がりは毎回それぞれに差異がございますことを作品の個性としてご理解を頂けますと幸いです。*ご注文品の在庫が複数個ある場合には発送するお品物は当店にてバランスを見ながらお選びさせていただきますことご了承くださいませ。 お品物の特性 2 } 典子さんの器には2種の 白 の展開があるアイテム(ポット・皿類)がございます。 「 白(グレー系) 」 あるいは 「 真っ白」 と必ず明記くださいますようお願いします。 梱包に関しまして} リサイクル資材(古紙などの緩衝材や段ボール)を使用梱包の上、お届け致します。 贈答用にお求めの場合で、ギフトラッピングをご希望の折は、予めお申し付けください。 (専用箱などはございませんがFUCHISOらしいお包みでよろしければ、お品物の無料ラッピングも承ります。) ----- 以下の当店お取り扱いアイテムは全て完売となりました、次期入荷予定等は未定となります。 皆さまお問い合わせとご購入をありがとうございました。 ● フリー猪口 (画像 3.4枚目) →完売いたしました ± φ8.3×H6 cm ¥2.000+tax (¥2.200-) 容量およそ150ml ● 広口 トール マグ(* 持ち手FUCHISO別注タイプ 画像8枚目)→完売いたしました ± φ8.2(底φ6.3)×H8.5cm ¥2.700+tax(¥2.970-) 容量およそ220ml ● 広口 ワイド マグ(画像9枚目)→完売いたしました ± φ10(底φ8)×H5.3cm ¥2.700+tax(¥2.970-) 容量およそ200ml ● トールポット (画像 2.3 枚目)→完売いたしました ± W15.5×D10×H10.5cm ¥9.000+tax (¥9.900-) 容量およそ480ml * 1点毎に差異有ます ● 6寸リム平皿(画像7枚目)→完売いたしました リムのコントラストが額縁のよう デザートプレートサイズ ± Φ18 × H1.5cm前後 ¥3.200+tax(¥3.520-) ● 8寸プレーン皿(画像10.11)→完売いたしました 釉薬の美しさが際立つメインプレートサイズ 高台の無いフラットな仕上がりです ± Φ24 × H2.3 - 2.5cm ¥5.400+tax(¥5.940-) ● 9寸プレーン皿(画像13枚目) 釉薬の美しさが際立つオードブルプレートサイズ ± Φ27 × H2.3 - 2.5cm ¥7.000+tax(¥7.700-) ..... ちなみに、画像18-20 枚目は 土もの(陶器)の器との取り合わせが、 磁器には白(グレー系)や真っ白が馴染むように感じられたのでイメージ画像を。 あくまでもFUCHISO的見解になりますが、 お手持ちの器との取り合わせイメージのご参考になれば幸いです。 ーーー FUCHISO ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #桑原典子 #FUCHISO
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漆皮製容器 / 西藏
¥50
SOLD OUT
西藏(チベット)の民による漆芸、 なんともプリミティブな容姿を持つ漆皮製の容器をご紹介します。 その 塊 はヤク の皮製 (( 彼の地ではヤクは荷物や時に人を運んでくれたり、ミルクを頂いたり、 刈り取った毛からは防寒用の織物(敷物や袋物)が作られて居ました。 または心の友であったり、命が尽きたら身や皮も骨も人々は頂いて来た。 )) と思しきその塊には 未だ、原始的な皮の鞣し(雪解け水などで晒し、人やヤクに踏ませて柔らかく鞣して脱毛処理など)が行われて居た頃のものかと、脱毛し切れなかった(する必要がなかった)ヤクの毛が所々に残ります。 まだ、皮が柔らかな内に 胴部は木型か何かに入れて(砂などで固定した?)大らかな立方体に、 口元はひだを寄せながら結わいて ある程度乾燥させてから生漆で固められ形成したものかと。 使う為以外の物は生まれなかった時代の産物 チーズを攪拌するための容器?とも思いましたが 匂いも残って居ない為違うようです。 口の狭い形状とサイズ感から察するに、岩塩や小麦粉などの乾物 を入れて 口元に何らかで蓋をして、くびれに紐を掛けぶら下げて用いた容器と察しています。 (違っていたらごめん、皮袋よ。) 底に小穴があり、皮の鞣しの折に付いたものか 使われる内に擦れたものと思います。 最終画像は光を透かし皮の内側を撮影したものとなります 不均一に鞣された皮の表情。 大自然と隣り合わせの過酷な環境下で人々が大切にして来た全て 精神性が物に投影され、形となって残って。 口元のヒラヒラとポヤポヤのヤクの毛 遠くから見た時の塊のハードさと相対する愛らしさに心惹かれて手に取った次第です。 役割を終えた今の時代には 試験管などのジャストサイズが有れば おとしが入れられます、花いけとして(追い追い探してみます)も。 角度に寄ってフォルムの変わる 塊そのものを愛でるのも○ ----- ● 漆皮製容器 / 西藏 20c中ごろ ヤク皮に生漆 ± W15.5 D16 (口内径φ2) H18 cm (手触りはカチカチです) ----- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 7日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ----- #漆皮 #チベタンアンティーク
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香雲紗 旗袍(Qípáo) / 蝉の抜け殻
¥88,000
久々のまとまった雨の後に羽化したのでしょうか 泥にまみれたニイニイゼミの小さな抜け殻がそこここに。 丁度先日出会った 雲香紗 の * 旗袍(Qípáo) のフォルムとそれから 泥で染められたそのお色味が、 数年間を土の中で過ごし、そして泥にまみれながらも健気に羽化し日の目を見た 蝉の抜け殻(最終画像)と、 先ずは使用人が着用し生地を柔らかく育てた後 貴婦人たちが纏ったという逸話(後述参照)とのイメージが なんともはや重なりまして。 -------- 中国南部、熱帯の地 広東より。 川がまだ汚染されず豊かな自然と共生していたころの、 薯莨(Shǔ liáng)=ヤムイモ の汁で浸し 灼熱の太陽で晒して茶色に下処理した絹織地を 珠江デルタ地帯周辺の湖沼の泥を塗り重ねる行程を繰り返して濃ゆい鉄色へと。 (柿渋染めの後のように染めを施した当初は硬く補強され、渋紙や渋皮のように張りの有る仕上がりなのだそう。) その薄くて速乾性に優れつつも絹の上品な艶と染める事で堅牢さまでも持ち合わせた 彼の地の夏服に適した生地は当初、上流階級の貴婦人たちの衣服として仕立てられました、 ** 香雲紗 と呼ばれるこちらの染め布。 (こちらのお品のように細やかな地紋の入った香雲紗は稀有だったようです→ 画像14-17枚目 16枚目は分かりやすいよう青空に透かして撮影しています) 艶やかさと上品さ、高温多湿な彼の地の風土に合った素材ゆえに先ずは上流階級の貴婦人たちがこぞって仕立てたのであろう* 旗袍(Qípáo)ですが、 そのハリの有る布がやわ肌には馴染まずに、 コシが取れて柔らかくなるまで先ずは使用人などに着用してもらい(!) しなやかに生地を育てた後に身に付けたー という逸話もある染め布となります。 (中国版wikipedia 雲香紗→ https://zh.m.wikipedia.org/zh-hk/%E9%A6%99%E4%BA%91%E7%BA%B1 ) 幾度も水をくぐりそして時を経て、今ではしなやかに(画像18.19) 絹の持つ神秘的で上品な佇まいはそのままに 穏やかに佇んでいます。 紋紗なのに不思議と透け難い(画像13)のは染めの行程によるものでしょうか。 前身頃と後ろ見頃は肩山で折り返して襟を除いて贅沢に一枚から仕立てられ、 平面裁断による単純なつくりですが 素材と経年ゆえでしょうか体に付かず離れずしとやかに馴染みます。 * 旗袍(Qípáo) =チャイナドレス ** 香雲紗 明朝永楽時代 (15c) 起源 生産と輸出が始まる → 手工業としての全盛期は清朝(20c初頭)までとされる→20c中頃以降一時衰退→復興(2009年国家無形文化遺産登録=工業生産化) *** YouTube に近年の 香雲紗 にまつわる動画が有りました (リンクは貼れませんので《 香云纱 第1集・第2集 CCTV 》で検索されてみてください、なんとも広大なそして人民力による壮大な手仕事、広東省の豊かな自然や植民地時代の名残が残る町並みなども垣間見られました、最終の方には今回のお品と同様の、清朝の香雲紗の数々が写り込んでいました。) 絹糸の精錬から、機織り、そして縫製までの その全てが民の手工芸力と豊かな自然の恩恵によるもの。 この美しさの背景にあるものとはなんぞやかを 物を介しまた教えていただきました。 /// また、余談ではありますが文化の派生と浸透の時間軸からも、この後に 山岳部(ミャオ族)の民も自分たちなりの香雲紗=明亮布(こちらは絹ではなく、絹と見まごうほどの細番手で織り上げた木綿布に牛血と卵白+石砧)の民族衣裳の作成に繋がったのでは?と察してしまうのは私だけでしょうか。 蝉の声を聴きながらうだるような暑い夏の日に、 想いを当時に飛ばし頭を巡らせておりますがはたして。 ----- ● 香雲紗 旗袍(Qípáo) / 蝉の抜け殻 19c末から20c初頭ごろ(清朝末期) 絹(紋紗) 裄38.5 着丈103 首10.5 胸44 胴41.5 腰49 cm(平置きにて採寸) * お手入れの折には中性洗剤とぬるま湯にて、単体で押し洗いののち タオル脱水→ハンガーにて吊るし干し(陰干し) この段階でほぼ皺は残りませんが アイロンを充てる場合には裏返し 低温+あて布 がおすすめです。 (当店にて手洗い済みの状態です、まだ若干茶色が水に出ました。 驚いたのは本当に乾きが早いこと、夜洗って朝にはすっかりしなやかサラサラに。) 手仕事の古いお品です、 染めムラあるいは色落ちの箇所が数箇所あります(画像12枚目のように白っぽく退色) 手染めゆえのことと察しております 気にされる方はご留意くださいませ。 布自体には力(リキ)があり、穴や裂けている箇所などは有りませんし実際に洗えましたので まだまだ着られもする状態かと思いますが ただしこちらのご婦人大変首が細うございます。 その分、衣裳として見たときのバランスが良く その手仕事やフォルム、質感を壁面に飾り愛でられるのも○です。 ----- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 7日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ----- #香雲紗 #旗袍
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葉月の満月 / 砂金盆
¥22,000
チーク材の砂金盆に出会いました。 天然の油分をたっぷりと含むため耐水性の有るチーク材 あまり使用されぬ内に日本に渡って来たと見えますが 擦れが無い分、ハツリ跡やフォルムが愉しめます。 材質から察するに東南アジアのものかと 用のために堅い一木から削り出されたシンプルで美しい道具。 壁面に飾ってみると 残暑の空にほの紅く浮かぶ 葉月の満月のよう。 (1-7枚目 は8枚目のようにワイヤーで壁面に、 10,11枚目は12枚目のような小さな紙縒の台座に載せて撮影して居ります、真横からのフォルムも美しい。) ----- ● 葉月の満月 / 砂金盆 20c中頃 東南アジア(インドネシア あるいは ラオス) チーク材 ± φ43 H9 cm ----- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 7日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ----- #砂金盆