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レンディーレ族 / 自然木マクラ
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー まるでデフォルメされた四つ足の動物が 大平原であくびしながら伸びをしているような枕に出会いました。 自然木を活かしたフォルムの枕が特徴でもある 東部アフリカのケニア北部からエチオピア国境近辺に住む遊牧民族 レンディーレ族 によるもの。 私たちの思う枕とは違って、 放牧や移動などの合間に油脂で固めて飾ったヘアスタイルが乱れぬように ぐりぐりと大地に差し込んで安定させて 小休止の折に首をもたれかけたり、腰掛けたりするための枕なんだそう。 安定感が無くても平気なのは大地で使用したため (そういった環境での用で作られたもののため少々カタツキがございますが、工夫次第かと。) 手擦れで古色が付いているのも生活と共に有った証です。 この形状の枝を見つけた時、嬉しかったろうな。 ほぼ手を加えて居ないのに むしろ加えて居ないから 力強くて美しい。 ーーーーー ● レンディーレ族 / 自然木マクラ 20c初頭頃 一木製(自然木) サイズ 最大部 ± W30 D9 L18 cm ーーーーー #アフリカ枕 #プリミティブアート
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銅製アンクレット / MBOLE族
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー 中央アフリカのコンゴ共和国に住んだ MBOLE(ムボレ)族の銅製貨幣を。 婚礼の儀式で装飾とステイタスの象徴として用いられたと言われるアンクレット 過去にも色々なサイズ感のものに幾つか出会いましたが こちらはその中でも大ぶりでずっしりと肉厚なタイプ(4 - 5mmほど) 鍛造により作られているため、打ち出した折の槌目と、 赤銅の肌の経年による古色が見どころ。 大変美しいフォルムの、彫刻的にも魅力の有る祭礼用貨幣となります。 古木や大地に見立て、四季折々の植物をいけても 中心部は空洞となりますので おとし が入れ易いのも○ * 一部経年による打ち身がございます。 また、口縁には打ち出し技法の宿命、製作当初からと思われるヒビが入っている箇所もございますが強度的、彫刻的には影響は無さそうです、画像をご参照くださいませ。 ーーーーー ● 銅製アンクレット / MBOLE族 20c中頃から末期 銅(鍛造) サイズ 最大部 ± φ23 H14cm ーーーーー #アフリカ貨幣 #ムボレ族 #プリミティブアート
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錆浅葱繻子地 枝垂れ山桜文 / 打掛小袖
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 ------- 枝垂れ山桜文様の打掛小袖に出会いました。 鉄浅葱色に先染めされた絹を織り込んだ経繻子地は 山間の暁暗時のようにみてとれます。 木綿あるいは麻糸に金属板を巻きつけた金糸の駒縫い刺繍で 後ろ身頃に2本、前身頃に1本、全部で3本の古格の有る満開の枝垂れ山桜が 春風に吹かれています。 その情景を写し取った方の想いまでが伝わってくるような情緒的な打掛小袖。 * 仕立ては小袖ですが 裏に八掛が当てられ、また帯を締めない想定で刺繍がなされている文様の配置からも、 羽織るようにして裾引きで着用された着物かと思います。 そのため、表記を 打掛小袖 としております。 公家方や町家の女児の祝い装束として作られ用いられた着物でしょうか。 ———— ● 錆浅葱繻子地 枝垂れ山桜文 / 打掛小袖 江戸後期(19c) 表地:絹(繻子織、藍の先染糸) 八掛:紅絹 刺繍部分:撚金糸の駒縫い、生糸 寸法 最大部約 W126 L150 cm ———— 繻子地に数カ所、染みや小穴があります、また大穴は古い時代に補修した跡があります。 刺繍部分は金属の剥落はあるものの(当初はもっと煌びやかだったのでしょうね) 保存状態も良好で(しつけ糸が残っています)まだまだ咲き続けてくれそうです。 ———— ● ご配送(送料有償)、 あるいは 実店舗ご来店受け取り¥0(7営業日以内のご来店が可能な方) より、ご希望に沿う方法をご注文時に選択して頂きますようお願い申し上げます。 ———— #江戸期小袖 #江戸期打掛 #枝垂れ山桜
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糸巻き / 朝鮮王朝後期
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー 李氏朝鮮王朝時代 質素倹約や質実剛健が尊ばれる儒教の概念の元 民により作られ使われていた道具にもまたその教えは投影されています。 身近な材木(松材が多かったようです)を用い 裁縫道具として作られた木工品もその内の一つ。 当時、女性たちの表現の自由は針仕事とともに有った と聞いたことがあります。 片面にのみ彫られた文字にも細やかな文様にも祈りが込められて、 経年と使用による変化も手伝って想像力をかき立てられる糸巻きです。 線刻がまことに細やかで美しく、手に取りました。 * 画像8枚目までが 男多貴富 盛○○子など 祈りの文字が彫刻された側、 画像12枚目以降は文様のみが彫刻された側となります。 ーーーーー ● 糸巻き / 朝鮮王朝後期 19c 木彫 サイズ 最大部 ± W 5.2 D 0.9 L21.5 cm ーーーーー #紙縒り籠 #李朝紙縒 #李朝アンティーク
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紙縒りかご / 朝鮮王朝後期
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー 李氏朝鮮王朝時代 質素倹約や質実剛健が尊ばれる儒教の概念の元 民により作られ使われていた道具にもまたその教えは投影されています。 当時紙縒りで作られた品々もその内の一つ。 反故紙(帳面などの使い古しの紙)を裂き、紙縒り(指でよりよりと 縒り をかけた材質) それを編む事で更に強度が生まれ実用性を持たせた民藝のお品です。 今日ご紹介する器はチャンギ(将棋)の駒入れだったと言う方も有れば、裁縫道具入れとも聞きました、いづれにせよ日常の道具。 その為か内容品を良く出し入れした口縁は幾ヶ所かほころびはじめ 燭台の元で使われて居たのでしょうか焦げ跡も見られます、 内側にも黒いロウ?の跡形が残るもの。 何よりも このわんなりとした素直なフォルムと 漆などがかかっていない素地の紙の経年変化 光を吸い込んで静かに佇む紙縒かごへ 生命力を感じる生花をいけてもお互いが引き立て合うような。 一見すると外側は手擦れなどの古色で反故紙感はあまり感じられないのですが 内側に反故紙の形跡が残る箇所がありました。 画像11枚目にてご覧いただけます。 * 材質は 紙 です、花器としてご使用になる折は おとし を入れておたのしみください。 ーーーーー ● 紙縒り籠 / 朝鮮王朝後期 19c中から末頃 反故紙 サイズ 最大部 ± φ15 H8.5cm (口φ± 8cm) ーーーーー #紙縒り籠 #李朝紙縒 #李朝アンティーク
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梅染色の7条袈裟 / 梅文様 撚金糸駒縫い
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 ------- 春霞のような憂いのある薄ねず色の7条袈裟に出会いました。 細く均等に引かれそして手績みされた紗織りの麻地は 経年ゆえにところどころ(長いこと折りたたまれていた箇所)が裂けていましたので 梅の花が見ごろな内に と似た色味の生地と糸を探し求め、補修と縫い目をかつての直し手に習いながら補修しておりました。 そしてようやく今日 FUCHISO店内では金糸で駒縫いされた梅の花が見ごろです。 何の植物からこの色 梅染色 が生まれ得るのかを調べてみましたら その名の通り、梅の樹からも取れるのですね、今まで梅の花は愛でても 染めにも使用されていたこと知らずにおりました。 (他に 蘇芳 などからも媒染によっては同系のお色が出せるようです) 春霞の梅林のような景色のお袈裟、祈りの布です。 光に透かすと袈裟の重ね目がステンドグラスのよう また紗特有の透明感が生まれるところも魅力の一つかと。 (生地のお色の退色を防ぎつつ光を取り入れる方法としまして、 屋内の直射日光の当たらぬ場所で 間仕切り 的に吊るして透け感をお楽しみください。 直射日光に晒しての長時間の使用はヤケなどによる退色を招きますのでご留意くださいませ、 また、壁面で接ぎ合せや刺繍を風景としてお愉しみ頂くのもおすすめです。 ) ———— ● 梅染色の7条袈裟 / 梅文様 撚金糸駒縫い 幕末 - 明治時代(19c中頃から20c初頭頃) 袈裟本体: 手績み麻 紗織り 裏に一部、古い時代に付け変えられたと思しき瓶覗色の海貴(かいき=中国より伝わったとされる平織りの絹 → 耳が見当たら無いので経緯の区別は付きませんが藍と白の細やかで滑らかな絹織物)が用いられています。 海貴の縫い止め方は、ポジャギやミャオ族の同時代の染織品にも見られる ーーー ーーー ーーー 三針の飾り縫いにて縫い止められています。 (大陸では三針には飾りと補強を兼ねての意が有ったと記憶していますが、日本での三針私は初見でしたし、調べは付きませんでした。)大陸から伝わった仏教、染織布、駒縫いの金糸、 もちろん 人 も共に伝わって来ていたわけですから、 縫いの技法にも意味合いにも、大陸からの何らかの影響が有ったのではー と、心踊った発見でした。画像 17 枚目) 刺繍部分:撚金糸の駒縫いで梅花が静かに咲き続けています、常に。 寸法 最大部約 W186 L108 cm ———— 画像1 - 6 枚目は自然光に透かして自然光にて撮影しています、(掃き出し窓にフラックスリネンのシーツを掛けた状態で) 7 - 10 枚目は、白壁をを背景に自然光で撮影したお色味 11 - 20 枚目は、こげ茶色の板の間を背景に自然光で撮影したお色味 10 , 20 枚目辺りが現物のお色味と近いかと思います。 紗織りと言うことも手伝い繊細で微妙な色合いです 光によっても見え方が異なりますがご参考までにご覧くださいませ。 * 古いお品のため薄っすらと染み(特に金糸から色が周りに薄っすら染み出ています) また、法事の折の火の粉などが移ったのでしょうか、燃えたような小穴の残る箇所もございます。 刺繍も所々擦れや綻びもみられますが大切に保管されていたようす、まだまだ景色としてお楽しみいただけそうです。 この布の生きて来た証として捉えて頂ける方へ。 ———— ● ご配送(送料有償)、 あるいは 実店舗ご来店受け取り¥0(7営業日以内のご来店が可能な方) より、ご希望に沿う方法をご注文時に選択して頂きますようお願い申し上げます。 ———— #7条袈裟 #法衣 #アンティークポジャギ
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御殿毬 / i (万華鏡 4)
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります。 -------- 抽象文の印象が僅かな角度でも違うので、見飽くこと無い手毬 幼き頃に覗いた万華鏡の中の世界のよう。 かつては大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になると南北各地方津々浦々の民の間に広まり作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場すると遊具としての用としては姿を消して行ったそう。 こちらは、状態良く残っていた所を鑑みると お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼女へと贈られ、 今に伝わった手毬だと思います。 福々とあれ と願いの込められた刺繍の美しさはもとより、 その意匠や縫い方、色糸にも個々の民のオリジナリティが残されて。 今よりもっと、幼子の無事の成長がより大変だった頃の。 ● 御殿鞠 / i (万華鏡 4) 明治-大正ごろ 東北地方 刺繍糸:木綿糸 約φ7 cm 1-6枚目 (屋内自然光、現品詳細画像) 7枚目 は 取り合わせの美しかった 御殿鞠/h と並べた画像となります 8,9枚目は今回ご紹介を始めたその他の御殿鞠のサイズ比較イメージ画像(無刺繍のものは非売品となります) * 古いお品のため、毛羽立ちや刺繍のほつれが見られる場合もございます。 -------- #御殿鞠 #郷土玩具
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御殿毬 / h (吉祥文尽くし1)
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります。 -------- 花かご、花菱、舟の吉祥文様と紅花の色合い、少したどたどしい刺繍に心掴まれた手毬。 かつては大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になると南北各地方津々浦々の民の間に広まり作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場すると遊具としての用としては姿を消して行ったそう。 こちらは、状態良く残っていた所を鑑みると お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼女へと贈られ、 今に伝わった手毬だと思います。 福々とあれ と願いの込められた刺繍の美しさはもとより、 その意匠や縫い方、色糸にも個々の民のオリジナリティが残されて。 今よりもっと、幼子の無事の成長がより大変だった頃の。 ● 御殿鞠 / h (吉祥文尽くし1) 幕末-明治ごろ 東北地方 刺繍糸:木綿糸 約φ6.5 cm 1-6枚目 (屋内自然光、現品詳細画像) 7枚目 は 取り合わせの美しかった 御殿鞠/i と並べた画像となります 8,9枚目は今回ご紹介を始めたその他の御殿鞠のサイズ比較イメージ画像(無刺繍のものは非売品となります) * 古いお品のため、毛羽立ちや刺繍のほつれが見られる場合もございます。 -------- #御殿鞠 #郷土玩具
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御殿毬 / g (春夏秋花図 3 - 紅梅)
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります。 -------- 人生の時間の中に、寒く厳しい冬のようながなるべくなきようにー との思いからでしょうか。 この手の手毬たちには冬の花が見当たりません(私が見てきた限りにはなりますが) こちらもしかり。 紅梅や菖蒲、アザミなど、春夏秋の花に祈りを重ねて縫い込まれた手毬。 かつては大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になると南北各地方津々浦々の民の間に広まり作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場すると遊具としての用としては姿を消して行ったそう。 こちらは、状態良く残っていた所を鑑みると お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼女へと贈られ、 今に伝わった手毬だと思います。 福々とあれ と願いの込められた刺繍の美しさはもとより、 その意匠や縫い方、色糸にも個々の民のオリジナリティが残されて。 今よりもっと、幼子の無事の成長がより大変だった頃の。 ● 御殿鞠 / f (春夏秋花図 3 - 紅梅) 明治ごろ 東北地方 刺繍糸:木綿糸 約φ8.5 cm 1-6枚目 (屋内自然光、現品詳細画像) 7枚目 は 取り合わせの美しかった 御殿鞠/h と並べた画像となります 8,9枚目は今回ご紹介を始めたその他の御殿鞠のサイズ比較イメージ画像(無刺繍のものは非売品となります) * 古いお品のため、毛羽立ちや刺繍のほつれが見られる場合もございます。 -------- #御殿鞠 #郷土玩具
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御殿毬 / f (春夏秋花図 2 - 山桜に蝶)
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります。 -------- 人生の時間の中に、寒く厳しい冬のようながなるべくなきようにー との思いからでしょうか。 この手の手毬たちには冬の花が見当たりません(私が見てきた限りにはなりますが) こちらもしかり。 山桜に蝶、菖蒲、菊などの、春夏秋の花に祈りを重ねて縫い込まれた手毬。 かつては大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になると南北各地方津々浦々の民の間に広まり作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場すると遊具としての用としては姿を消して行ったそう。 こちらは、状態良く残っていた所を鑑みると お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼女へと贈られ、 今に伝わった手毬だと思います。 福々とあれ と願いの込められた刺繍の美しさはもとより、 その意匠や縫い方、色糸にも個々の民のオリジナリティが残されて。 今よりもっと、幼子の無事の成長がより大変だった頃の。 ● 御殿鞠 / f (春夏秋花図 2 - 山桜に蝶) 江戸後期ごろ 東北地方 刺繍糸:生糸(縒りのかかっていない絹糸) 約φ8.5 cm 1-6枚目 (屋内自然光、現品詳細画像) 7枚目 は 取り合わせの美しかった 御殿鞠/e と並べた画像となります 8,9枚目は今回ご紹介を始めたその他の御殿鞠のサイズ比較イメージ画像(無刺繍のものは非売品となります) * 古いお品のため、毛羽立ちや刺繍のほつれが見られる場合もございます。 -------- #御殿鞠 #郷土玩具
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御殿毬 / d (春夏秋花図 1 - 枝垂れ桜)
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります。 -------- 人生の時間の中に、寒く厳しい冬のようながなるべくなきようにー との思いからでしょうか。 この手の手毬たちには冬の花が見当たりません(私が見てきた限りにはなりますが) こちらもしかり。 枝垂れ桜や、葉蘭、菊などの、春夏秋の花に祈りを重ねて縫い込まれた手毬。 かつては大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になると南北各地方津々浦々の民の間に広まり作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場すると遊具としての用としては姿を消して行ったそう。 こちらは、状態良く残っていた所を鑑みると お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼女へと贈られ、 今に伝わった手毬だと思います。 福々とあれ と願いの込められた刺繍の美しさはもとより、 その意匠や縫い方、色糸にも個々の民のオリジナリティが残されて。 今よりもっと、幼子の無事の成長がより大変だった頃の。 ● 御殿鞠 / d (春夏秋花図 1 - 枝垂れ桜) 江戸後期ごろ 東北地方 刺繍糸:木綿糸 約φ8 cm 1-6枚目 (屋内自然光、現品詳細画像) 7枚目 は 取り合わせの美しかった 御殿鞠/c と並べた画像となります 8,9枚目は今回ご紹介を始めたその他の御殿鞠のサイズ比較イメージ画像(無刺繍のものは非売品となります) * 古いお品のため、毛羽立ちや刺繍のほつれが見られる場合もございます。 -------- #御殿鞠 #郷土玩具
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竹籠 / 毬香炉
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- 毬香炉のようなフォルムの竹籠に出会いました。 同素材の丸カンが1つ付いています。 さほど摩耗していないところを見ると、 毬ごと紐のようなもので吊るし、房飾りか何かを付けて使われたのかと察します。 中国の唐時代、宮廷などでは同形状の金属製の毬香炉が使われていたそうで 長い香文化の名残も感じられるお品。(もっと技巧的な作りのもの) そんな雅やかな気配は保ちつつ 竹 という軽やかで 身近な素材をまとったこちらの竹籠はむしろ 現代に生きるものとしては好ましく手に取りました。 飴色に育った竹 空気の動きを捉えてゆっくり周る様 光を受けると生まれる影 名もなき民の手工芸品に安堵感をいただく。 火の使えぬ場所などでの置き香(吊り香炉)にしていただいても○ ーーーーー ● 竹籠 / 毬香炉 中国 あるいは 日本 20c初頭頃 サイズ ± φ11 cm ーーーーー : 配送 にてお受け取りをご希望の方へ: ● 配送料は 実費分 をご購入者様にご負担いただいております。 ○ 配送 にてお受け取りをご希望の方は 予め設定してございます 宅急便 60 サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 BASE規定上、着払い発送は致しかねますため、ご注文時に配送料とお品代を併せてご精算いただく形となります。 (複数個お求めの折には、できる限り同梱配送もいたします、その折はお手数ですがご注文前にご相談いただけますと幸いです、別途お見積もり致します。) ○ 実店舗ご来店受け取り をご希望の場合は 7営業日 以内にお引き取りのほど ご協力頂けますようよろしくお願いいたします。 なお、通販業務はFUCHISO実店舗の営業日(Blogにて随時ご案内中)に準じさせて頂いております。発送をお急ぎの場合等、事前にご相談くださいませ。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #竹工芸 #吊り香炉 #置き香
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アンティークポジャギ / no,17(ウォンサム シルク)
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格や気質が作り出された 物 に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 色鮮やかな絹地の祭礼用衣装(ウォンサム)の端切れを用い、縫い合わされた 慶事のためのポジャギです。 光に透かすとステンドグラスのような透明感が生まれるところもシルクのポジャギの魅力の一つかと。 (光を取り入れる方法としまして、 屋内の直射日光の当たらぬ場所で 間仕切り 的に吊るし透け感を。 直射日光に晒しての長時間の使用はヤケなどによる退色を招きますのでご留意くださいませ、 また、壁面で色彩や接ぎ合せを画としてお愉しみ頂くのもおすすめです。 ) * 慶事に袱紗や掛け布などとして大切に使われたようですが、古いお品のため薄っすらと染みや他のパーツからの色移り(この時代の染料は色止めされていない事が多いのです) また、小穴の残る箇所もございます。 布の生きて来た証として捉えて頂ける方へ。 ウォンサム=王族や上流階級の女性用礼服の総称(庶民階級にも婚礼衣装としての着用は許された)* 朝鮮王朝の刺繍と布 より抜粋 ● アンティークポジャギ / no,17(ウォンサム シルク) 朝鮮王朝末期(19c末から20c初頭頃) シルク(絽、紋織りなど。紅花染めと思しきピンク系統の発色の良さはシルク(=動物性繊維)ならでは) 四隅の紐のみ ムミョン(木綿)が用いられています 寸法 最大部約 W76 L79 cm 画像1 - 11 枚目は薄日の自然光に透かして自然光にて撮影しています、 12 枚目は撮影時の背景となります(掃き出し窓にフラックスリネンのシーツ) 13 - 20 枚目は、こげ茶色の板の間を背景に自然光で撮影したお色味、 ご参考までに。 ———— ● ご配送(送料有償)、 あるいは 実店舗ご来店受け取り¥0(7営業日以内のご来店が可能な方) より、ご希望に沿う方法をご注文時に選択して頂きますようお願い申し上げます。 ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no,16(モシ)
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格や気質が作り出された 物 に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地で、日常着として許されたという、無染色の生成り、晒した白、植物染料染の薄紅色 の3種の手績みのモシ(苧麻)が使われたポジャギとなります。 こちらは几帳面な民による作と見え まことに端正な縫い目と、接ぎ合せ方のポジャギ。 所々に散りばめられた、生成りと桜の花びらのような薄紅色のハギレが 光を透かすとステンドグラスのように浮かんで、慎ましやかな彩りを。 ● アンティークポジャギ / no,16(モシ) 朝鮮王朝末期(19c末から20c初頭頃) モシ(苧麻) 寸法 約 W84.5 L85 cm * 小さな穴や染みが残ります、この布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 画像1 - 8 枚目は薄日の自然光に透かして自然光にて撮影しています、 9 枚目は撮影時の背景となります(掃き出し窓にフラックスリネンのシーツ) 10 - 16 枚目は、こげ茶色の板の間を背景に自然光で撮影したお色味、 17 枚目は、苧麻の糸を手績みで縒り合わせた箇所の拡大画像です ご参考までに。 ———— ● ご配送(送料有償)、 あるいは 実店舗ご来店受け取り¥0(7営業日以内のご来店が可能な方) より、ご希望に沿う方法をご注文時に選択して頂きますようお願い申し上げます。 ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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チベット 十字文絞り / 縞織りの帯
¥33,000
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- 限りなく黒に近い藍色の漆黒の空に、暖かな紅色の十字が瞬いています。 チベットでは民族衣装のローブを着用する折の腰帯などに用いられていた細幅織りの長い布。 (かつてはおそらく馬の手綱などにもしたことでしょう) 緯糸は朴訥とした表情が魅力のヤクウール(ベージュやこげ茶)を用い、 縞部分のみ白いウール(繊維のキメがより細やかなのでおそらくは羊毛)を用いて予め 色を違え縞だてに織りなすことで、 藍色の染料で浸し染めを施す折に生まれる色の違いを意匠として見事に活かした染織布。 十字文の部分、熱い染液で縮絨したウールの表情が奥行きを与えています、 絞りの大小の差異も人の手によるものならでは。 インテリアとしてはもちろんですが そもそも身体に纏われていた布、 極寒の日にはストールとしても。(長めなので半分に折り畳んでからぐるぐる巻くと○です) 身近な素材を余すことなく用いた高山地帯の民の手仕事です。 ちなみに、チベット仏教において 十字文様(ティグマ)は卍と同様に、 多幸と健康を願う吉祥文様として 建築や美術、工芸品の中に祈りと共に表され伝えられて来たものとなります。 ーーーーー ● チベット 十字文絞り / 縞織り帯 20c 初頭 - 中頃 チベット 経 木綿 緯 獣毛 ヤク+ おそらく羊 サイズ ± W15 L286 cm ーーーーー : 配送 にてお受け取りをご希望の方へ: ● 配送料は 実費分 をご購入者様にご負担いただいております。 BASE規定上、着払い発送は致しかねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。 予め設定してございます 宅急便 コンパクト サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (複数個お求めの折には、できる限り同梱配送もいたします、その折はお手数ですがご注文前にご相談いただけますと幸いです、別途お見積もり致します。) また、通販発送業務はFUCHISO実店舗の営業日に準じさせて頂いております。 お急ぎの場合等、事前にご相談くださいませ。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #十字文絞り #ティグマ #蒙古氈
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チベット 十字文絞り / 解き布
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- 型染めあるいは刷り染めによる卍文様の意思の強さと、 相対する地染めの儚い色が印象的な布。 裏は染められた当時本来に近い桃色、表は経年による退色でくすんだ桃色に変化しています。 (織り幅はオリジナルの状態、長手方向の両端は裁断された跡形が有ります) 桃色は紅花からの色味でしょうか、卍は 藍 いずれも天然染料によるものと察しています。 経糸は紡績糸、緯糸はふわふわの手紡ぎ木綿糸を用いて 綾で織られた上にフランネル(起毛)加工がなされて。 空気を含ませる事で防寒の用も果たした、高地に暮らした民の知恵がひしひしと この布からも感じ取られます。 ちなみに、卍文様とは。 「」内は コトバンク 卍 より https://kotobank.jp/word/卍-137937 「 仏の胸や手足などに表される徳の象徴。万字とも書く。右万字と左万字(卍)があるが、現今の日本では左万字が多く用いられている。インドの彫刻の古いものにはが多く、むしろのほうが正しいというべきかもしれないが、中国や日本ではその区別はない。サンスクリット語でスバスティカsvastikaまたはシュリーバッツアśrīvatsaといい、吉祥喜旋(きちじょうきせん)、吉祥海雲とも訳す。インドの神ビシュヌの胸にある旋毛が起源というが、実際はもっと古く、偉大な人物の特徴を示すものらしく、瑞兆(ずいちょう)とも、吉祥を示す徳の集まりを意味するようになった。 」 旋毛説、初耳でした。 てっきり神羅万象からくる太陽や星の光とか、風など ハイジ思考でイメージしておりました。 ちなみに、チベット仏教において卍は 十字文様(ティグマ)と同様に、 多幸と健康を願う吉祥文様として 建築や美術、工芸品の中に祈りと共に表され伝えられて来たものとなります。 こちらはかつて仏布(敷き布)や、馬の腹掛けなどの 大判に接ぎ合わされ使われていたものが時を経て解かれ、 そのうちの一片が今に伝わったものかと思います。 * 経年によるピリングが所々にございます、フランネルの宿命と捉えていただける方に。 ーーーーー ● チベット 卍文絞り / 解き布 19c半ばごろ チベット 綿フランネル 経 紡績木綿糸 緯 手紡ぎ木綿糸 綾織 サイズ ± W21.5 L218 cm ーーーーー : 配送 にてお受け取りをご希望の方へ: ● 配送料は 実費分 をご購入者様にご負担いただいております。 BASE規定上、着払い発送は致しかねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。 予め設定してございます 宅急便 コンパクト サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (複数個お求めの折には、できる限り同梱配送もいたします、その折はお手数ですがご注文前にご相談いただけますと幸いです、別途お見積もり致します。) また、通販発送業務はFUCHISO実店舗の営業日に準じさせて頂いております。 お急ぎの場合等、事前にご相談くださいませ。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #十字文絞り #ティグマ #蒙古氈
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チベット 十字文絞り / 合切袋
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- 十字文から発せらせる力強い光が魅力の古裂 こちらは金柑のような発色の黄色い地染めに 約4.5cmの藍と茜色の十字文が挿された絞り文様が力強く瞬いています。 黄は紅花からの色味でしょうか、十字は 藍や茜などの いずれも天然染料によるものと察しています。 きっちりと綾に織られた手紡ぎのヤクウールはおそらく、 煮炊きしながらの地染めの工程でウールならでは自然と縮絨し より織り目が詰まる事で結果的に防寒の用も果たした、高地に暮らす民の知恵なのでは と、このチベット系民族の布に出会うたびにひしひしと布から感じ取っております。 ちなみに、十字(ティグマ)文様 チベット仏教においては卍と同様に、多幸と健康を願う吉祥文様として 建築や美術、工芸品の中に祈りと共に表され伝えられて来ました。 こちらは鹿皮の紐が付いている事から、 かつては大判の布だったものが 時を経て切り分けられたものの一片が合切袋に姿を変えて今に伝わったもの。 * 経年により穴が空いている箇所がございます。 ーーーーー ● チベット 十字文絞り / 合切袋 19c末ごろ チベット 経緯共に獣毛(ヤクウール) 綾織 サイズ ± W24.5 L43 cm ーーーーー : 配送 にてお受け取りをご希望の方へ: ● 配送料は 実費分 をご購入者様にご負担いただいております。 BASE規定上、着払い発送は致しかねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。 予め設定してございます 宅急便 コンパクト サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (複数個お求めの折には、できる限り同梱配送もいたします、その折はお手数ですがご注文前にご相談いただけますと幸いです、別途お見積もり致します。) また、通販発送業務はFUCHISO実店舗の営業日に準じさせて頂いております。 お急ぎの場合等、事前にご相談くださいませ。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #十字文絞り #ティグマ #蒙古氈
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アンデスの古裂 / A : 神獣文 綴れ織り
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- アンデスの古裂 3点 をご紹介いたします。 (1枚づつの販売となります、最終画像は今回出会った3点の集合画像となります) B.C.7000頃始まったアンデスの古代文明は B.C.2000ころより定住した民たちが安定した農耕を行う為に、 豊かな水の供給を祈る宗教が生まれ、神殿建築やまつわる祭器が作られると共に 起伏に富んだ地形ゆえ多様な素材を用いた染織美術が生まれました。 それぞれの断片と向き合う事で見えてきた事は 古代アンデスの人々の信仰心の深さ、人の普遍的な祈りや願い 染織が産業になる以前の、信仰と共に有った時代の跡形。 3点が、それぞれの文化期の特性を良く捉えた希少な染織布かと思います。 ーーーーー ● アンデスの古裂 / A : 神獣文 綴れ織り ペルー パラカス文化期 B.C.500 - B.C.200 経 木綿(双糸) 緯 木綿、獣毛 綴れ織り 古裂サイズ ± W14.5 L 12 cm ○ 木綿に加え、獣毛が用いられ始め 刺繍や二重織り、綴れなど織りの技法が一気に開花したとされるパラカス文化期。 こちらは、コチニールや藍、黄色の染料がふんだんに使われた綴れ織りの古裂。(経年により失われている箇所も有りますがまだまだ見所を残しています、しかも色が美しい。) 中央にはリャマやアルパカのような首の長い獣が長い長い時間、ここで過ごしています。 経は木綿の双糸、緯は木綿(単糸)と獣毛による綴れ織りとなります。 ● 見識に関しましては一部、 1987年 東京都庭園美術館 アンデスの染織と工芸展 (発行/財団法人東京都文化振興会)の図録を参考にさせて頂きました。 ーーーーー : 配送 にてお受け取りをご希望の方へ: ● 配送料は 実費分 をご購入者様にご負担いただいております。 BASE規定上、着払い発送は致しかねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。 予め設定してございます 宅急便 60 サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (複数個お求めの折には、できる限り同梱配送もいたします、その折はお手数ですがご注文前にご相談いただけますと幸いです、別途お見積もり致します。) また、通販発送業務はFUCHISO実店舗の営業日に準じさせて頂いております。 お急ぎの場合等、事前にご相談くださいませ。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #古代アンデス染織 #プレコロンビア美術
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アンデスの古裂 / B : 王冠人物・鳥文様 描き染め
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- アンデスの古裂 3点 をご紹介いたします。 (1枚づつの販売となります、最終画像は今回出会った3点の集合画像となります) B.C.7000頃始まったアンデスの古代文明は B.C.2000ころより定住した民たちが安定した農耕を行う為に、 豊かな水の供給を祈る宗教が生まれ、神殿建築やまつわる祭器が作られると共に 起伏に富んだ地形ゆえ多様な素材を用いた染織美術が生まれました。 それぞれの断片と向き合う事で見えてきた事は 古代アンデスの人々の信仰心の深さ、人の普遍的な祈りや願い 染織が産業になる以前の、信仰と共に有った時代の跡形。 3点が、それぞれの文化期の特性を良く捉えた希少な染織布かと思います。 ーーーーー ● アンデスの古裂 / B : 王冠人物・鳥文様 描き染め ペルー ナスカ文明期 B.C.200 - A.D.600 経 木綿 緯 木綿 描き染め 古裂サイズ ± W19 L 12.3 cm ( 布の保護+表裏の両面からお楽しみいただけますよう、A5サイズのスタンド式アクリル額が付属します。) ○ こちらは、王冠を身に付けた(手に刀のようなものも)人物と鳥が描かれた木綿布の断片(1辺に布の耳が残っています) 鳥は自由に空を行き来できることから神と人の世界を飛翔して繋ぐ象徴として、 また二重丸で表現されたのは、おそらくジャガー神信仰のアイコンとして入れられたモチーフかと察しています。 モチーフから、祭祀の折などに使われた布でしょうか。 (画像6.7枚目、布の端の部分に別布に縫い止められていた縫い糸が残っています。) ちなみに木綿はB.C.3000年頃から既に存在していたようです。 ● 見識に関しましては一部、 1987年 東京都庭園美術館 アンデスの染織と工芸展 (発行/財団法人東京都文化振興会)の図録を参考にさせて頂きました。 ーーーーー : 配送 にてお受け取りをご希望の方へ: ● 配送料は 実費分 をご購入者様にご負担いただいております。 BASE規定上、着払い発送は致しかねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。 予め設定してございます 宅急便 60 サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (複数個お求めの折には、できる限り同梱配送もいたします、その折はお手数ですがご注文前にご相談いただけますと幸いです、別途お見積もり致します。) また、通販発送業務はFUCHISO実店舗の営業日に準じさせて頂いております。 お急ぎの場合等、事前にご相談くださいませ。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #古代アンデス染織 #プレコロンビア美術
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アンデスの古裂 / C : 神獣・双頭蛇幾何文 縫い取り織り
¥33,000
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- アンデスの古裂 3点 をご紹介いたします。 (1枚づつの販売となります、最終画像は今回出会った3点の集合画像となります) B.C.7000頃始まったアンデスの古代文明は B.C.2000ころより定住した民たちが安定した農耕を行う為に、 豊かな水の供給を祈る宗教が生まれ、神殿建築やまつわる祭器が作られると共に 起伏に富んだ地形ゆえ多様な素材を用いた染織美術が生まれました。 それぞれの断片と向き合う事で見えてきた事は 古代アンデスの人々の信仰心の深さ、人の普遍的な祈りや願い 染織が産業になる以前の、信仰と共に有った時代の跡形。 3点が、それぞれの文化期の特性を良く捉えた希少な染織布かと思います。 ーーーーー ● アンデスの古裂 / C : 神獣・双頭蛇幾何文 縫い取り織り ペルー イカ文化期 A.D.1000 - A.D.1500 経 獣毛 緯 獣毛(縫い取り部分も同様) 縫い取り織り 古裂サイズ ± W22 L 12 cm ( 布の保護+表裏の両面からお楽しみいただけますよう、A5サイズのスタンド式アクリル額が付属します。) ○ こちらは、ジャガー神と双頭蛇とが幾何学的にモチーフ化され、 連続文として縫い取り織りにより表現されています。 濃いこげ茶色の地組織、かなりの強撚糸を用いている為 細番手ながらふんわりと縮れて仕上がって 暖かさを求めた結果の織物かと思います(ポンチョやショールなど身に纏った布の一部でしょうか) 縫い取りの部分もより太く撚った獣毛により ラックと黄色の染料の色味が時を経た今も美しく残っています。 ナスカ文明期の伝統と技法を残しつつ、 極度に単純化された鳥・魚・幾何文様等を組み合わせた連続文が作られるようになったという イカ文化期らしい染織裂の断片かと察している次第です。 ● 見識に関しましては一部、 1987年 東京都庭園美術館 アンデスの染織と工芸展 (発行/財団法人東京都文化振興会)の図録を参考にさせて頂きました。 ーーーーー : 配送 にてお受け取りをご希望の方へ: ● 配送料は 実費分 をご購入者様にご負担いただいております。 BASE規定上、着払い発送は致しかねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。 予め設定してございます 宅急便 60 サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (複数個お求めの折には、できる限り同梱配送もいたします、その折はお手数ですがご注文前にご相談いただけますと幸いです、別途お見積もり致します。) また、通販発送業務はFUCHISO実店舗の営業日に準じさせて頂いております。 お急ぎの場合等、事前にご相談くださいませ。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #古代アンデス染織 #プレコロンビア美術
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樺編み / 花籠
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- ○ 東北地方では、型物や生地ものなどで作られた時代に応じた実用の品(印籠や胴乱、後の時代には茶筒やお盆など)の装飾の為に始まった とされている樺細工。 こちらは樺細工と言いましても、 樺の樹皮を割り裂いてそのまま編み込み旅持ち籠として仕立てられたもの。(出会った時には明治時代のものと思しき和更紗の袋が口元に縫い止められておりましたが、経年と使用で布のリキも損なわれておりましたためこちらで取り外し、改めて花籠としてご提案させていただきます) 少々テーパーがかかったフォルムは(上部に行くにつれ、幅、奥行き共に若干すぼまっています、作る工程をイメージするに綿密かつ精緻な技量を持ち合わせていた民の手仕事です。) 大地に根ざしているかのようで好ましく 何より山桜が持つ 唯一無二の透き通った飴色の樹皮からは未だに生命力を感じられた樺細工の編み籠となります。 春待ち侘びながら厳冬の季節に美しく咲く枝ものなどを挿して。 (おとしを入れてご利用ください) * 底部に角に近い場所に2箇所欠けがみられますが(幸い片面のみ) 強度的にも大勢に影響はなさそうです。 そのほかは画像の通り概ね良好です。 ーーーーー ● 樺編み / 花籠 明治 - 大正時代 秋田県 角館 籠材質:樺(山桜樹皮) 樺籠:± W上部13 (底部15.5) D7.3 (底部8.8) H18.5 cm 以前ご紹介中の 樺編み籠 はこちら → https://fuchiso.base.shop/items/36350080 ーーーーー : 配送 にてお受け取りをご希望の方へ: ● 配送料は 実費分 をご購入者様にご負担いただいております。 BASE規定上、着払い発送は致しかねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。 予め設定してございます 宅急便 60 サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (複数個お求めの折には、できる限り同梱配送もいたします、その折はお手数ですがご注文前にご相談いただけますと幸いです、別途お見積もり致します。) また、通販発送業務はFUCHISO実店舗の営業日に準じさせて頂いております。 お急ぎの場合等、事前にご相談くださいませ。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #桜皮細工 #樺細工 #民藝運動
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祈りの形 / 奉納剣
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- 民間信仰の祈りの形 奉納剣 に出会いました。 戦の道具として使われて来た実用としての剣の時代から勝利を祈念し剣の奉納風習は始まっていたようです。 時代が過ぎ、戦道具としての役割を終えた剣はのちに 民間信仰の対象となり、 よりデフォルメされた剣が奉納用に打ち出され(あるいは鍛えなおされたもの) こうして今に残ります。 確かに 眺めていると心を穏やかに沈めてくれるようなフォルム、 手に取るとずしりと重く金属のひんやりとした冷たさが 気持ちをしゃんと正してくれるよう。 鉄味の良い鍛造の肌、 おそらくは古い時代のオリジナルの剣を周到した柄巻きの簡素化された意匠も○ 当時の民にならって、邪気除けとして。 * 台などは誂えておりませんが、画像のように虫ピン2本で壁面にてお楽しみいただけます。( 虫ピンご入用でしたらお付けします、ご注文時にお申し付けくださいませ。) ーーーーー ● 奉納剣 日本(地域不詳) 幕末 鍛造製 ± W1〜3.3 D0.1〜0.4 L35.5 cm ーーーーー * 配送 にてお受け取りご希望の方へ:予め設定してございます 宅急便 60 サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (配送料は実費分をご購入者様にご負担いただいております。BASE規定上、着払い発送が出来かねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。) どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #奉納剣 #民間信仰 #山岳信仰 #不動信仰
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手描きろうけつ染め布 / 花鳥神獣図
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- まるで中国の神話から抜け出したかのようなモチーフの手描きバティック に出会いました。 花が咲き、鳥がさえずる生命樹の根元では神獣が鎮座しています。 しかしながら、全てがゆるくて朗らかな花鳥神獣図。 生命樹(鉢や茎、蝶々にいたるまで描き込みの細やかさ、それは本当に見事!)の両サイドには 一見すると私的には 虎(白虎は中国の伝説上の四神の内の一つだそう)に見えたのですがー よく見ていると、あら? 手足はトカゲみたいだし背中にもタテガミのようなものが、、 周りを飛び交う蝶々と同じようなくるんとした触角やチャップリンみたいなおヒゲはなにー!? まだまだ 見逃してはならぬ、生命樹の周りでさえずる鳥さんの足!フック船長のカギやんけ。 もう知ってる範囲でこちらの布に迫るのは一旦やめました。 仏教美術で言うところの象(未だ見ぬ珍獣)の表現と同じように 伝承や文献などから異国の民が伝え聞いた 未知の文化 をイメージし描いた結果としての世界観が、モチーフから強く感じ取れるのは確かです。 ということで、この2頭の 獣 に焦点を絞り迫ってみましたところ、中国の神話の中に居られました。 狛犬の元となったと言われてもいる神獣 < カイチ >が今の所腑に落ちた最有力候補です。 2頭対ですし、毛並みの表現も虎というよりは的を得ています。 (しかも意図せず右側のカイチさん、ロウが流れ出てしまい舌がペロンと出っぱなしであります!)神獣 カイチ ウィキペディアより → https://ja.wikipedia.org/wiki/獬豸 以上、驚いたり笑ったり問うてみたり どうにも心揺さぶられっぱなしの花鳥神獣図バティックなのです。 バックスタンプ:NV INTERNAIONALE CREDIET-ENHANDLES VEREENIGING ROTTERDAM ( = 国際信用貿易協会ロッテルダム1863-1938 ) TOKO ROTTERDAM(= ロッテルダムの店 という意味のインドネシア語) * 上記のロゴを配した お魚が3匹並んだ可愛らしいバックスタンプ がこの布により正確に近づく糸口をくれました。 当時オランダ植民地下だったインドネシアジャワ島(北部海岸)のオランダ系工房にて製作されたことが伺い知れる稀有なバティックかと察しています。 ( 見識は憶測を含む一個人のものとなります、相違等がございましたら是非ご教示頂けますと幸いです。) * 布の上部にかつて出来た穴へ裏側より別生地での後補が2箇所見られます。(画像にてご参照いただけます) ** その他にも、古い染織布ゆえに数カ所小穴や裂けなどがございますが、まだまだ鑑賞には耐えうる リキ は残っています。 ーーーーー ● 手描きろうけつ染め布 / 花鳥神獣図 ジャワ島(北部海岸): チレボン あるいは プカロンガン(私は後者派) 木綿に茜染 19c末 - 20c初頭ごろ ± W100 L 96 cm (内地インドネシア向けですと頭巾布 kepara(クパラ) サイズにあたりますが、中国的要素の詰まった図柄から考察するに、交易品(輸出向け)としての壁面装飾布あるいは卓布などの用に作られたものでしょうか。) ーーーーー * 配送 にてお受け取りご希望の方へ:予め設定してございます 宅急便コンパクト サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (配送料は実費分をご購入者様にご負担いただいております。BASE規定上、着払い発送が出来かねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。) どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #アンティークバティック #ジャワ更紗 #インドネシアろうけつ染 #チャンティン
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螺鈿 / かぶせ箱
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- 現代の日常ではあまりお目にかからない浅い作りのかぶせ箱に出会いました。 身と蓋の側面、身の縁には生漆仕上げの螺鈿細工がきらめいて、 箱の天板と底板にあたる箇所には布着せの目が残る、拭き漆仕上げとなっています。 * いずれも内側の見込みは、何らかの事情で削りなおし、それから塗り等にも後補の跡が見られます。(画像にてご確認くださいませ) 浅さやサイズ的に鑑みますと硯箱あるいは 祭祀裂や紙などが納められていた箱では と察しておりますが定かではありません。 本来の用にならって収納の用にはもちろんですが 身と蓋をそれぞれに、折敷やお盆、裏返して飾り台などにも。 無作為な意匠の螺鈿細工のためでしょうか、華やかさや工芸力以前に 装飾として使われた貝そのものが持つ生命力を先ずは感じさせてくれたお品。 ほのかながらも力強いキラキラ、今よりずっと海が美しかった頃の。 ● 螺鈿 / かぶせ箱 明治時代 木製 布着せ 螺鈿細工 ◇ 全体サイズ ± W30 D30 H4.3 cm ■ 蓋(大きい方:縁に螺鈿あり)→ 私的にですが細工した職人の魂を最も受け取った箇所、間合い、形を選びつつ並べられた不ぞろいな形の青貝たちがほのかに輝いています。 ± W30 D30 H3.3 cm 内寸(± W28.8 D28.8 H2.5 cm) ■ 身(小さい方、縁には螺鈿なし) ± W28 D28 H3.2 cm 内寸(± W26.8 D27 H2.5 cm) * 一枚板の宿命、経年による木の収縮による反りのため若干(最大5mmほど)のカタツキがございます。(お盆として運ぶ為の用や、底面を上にした状態で飾り台として使われる分には工夫も可能でしょうし気にならないかとは思いますが、捉え方に個人差の有ることですので予めお伝えいたします。) ーーーーー * 配送 にてお受け取りご希望の方へ:予め設定してございます 宅急便 80 サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (配送料は実費分をご購入者様にご負担いただいております。BASE規定上、着払い発送が出来かねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。) どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #螺鈿細工 #硯箱 #かぶせ箱
