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金魚玉 / 透明な水景
¥18,700
透明度の高いガラスで吹かれた金魚玉に出会いました 光を当てると 宙吹きガラス特有のガラスのうねりが現れ また違った趣に (画像11-14枚目は白熱灯にて それ以外は自然光撮影 15枚目はイメージ画像となります) 形成時に入り込んだ気泡が数ヶ所にあります 眺めていると水辺の情景が重なり 涼を運んでくれるよう。 花いけに 又は儚き佇まいをそのまま愛でて頂いても (かつての飾り方に倣って、口元に紐を付けた枝を通し吊り下げても○) ----- ● 金魚玉 / 透明な水景 幕末から明治頃 宙吹きガラス ± 口径φ6 (胴部φ15.5) H11.5 cm ----- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 7日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ----- #金魚玉 #宙吹きガラス
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鉄鉢 / 虫喰い
¥50
SOLD OUT
熱を加えながら丹念に鍛えられた鉄肌と 碗なりとした素直なフォルムが魅力の鉄鉢 使う内に擦れてでしょうか 大きく穴が空いた箇所が1箇所と 小穴が2箇所(画像13枚目をご参照ください) いづれも穴が鉢の上部に近いためか直しの形跡などは有りません。 日々を生きるため、必要最低限の糧を入れる器でもあり、 修行僧とそして施しをした人々、互いの徳を受け入れて来た鉄鉢は その教えをたたえています。 役割を終えた今、時に花器に見立てても。 * こちらの鉄鉢の穴 夏へと向かう頃に樹々の葉に見られる 虫喰い跡 のようにも見えたため 恵みを分かち合う と言う托鉢の精神性と(樹の気持ちは計り知れませんがー) その情景とが重なり、勝手ながらに命名したもの。 ----- ● 鉄鉢(てっぱつ) / 虫喰い 江戸後期頃 鍛鉄製 ± 口径φ15.8 (胴部21) H11 cm ----- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 7日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ----- #鉄鉢 #頭鉢 #応量器 #托鉢
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木匙 / パイワン族
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー 久々に出会えました。 琉球と同様、 戦争の影響から現地で来歴し現存するお品と文化が少ない台湾の先住民族 高砂族(こちらはパイワン族) による、木匙。 独自の造形に込められた祖先崇拝(*ヒトガタと、頭にはぐるり**百歩蛇)の 想いが伺い知れる稀有なお品です。 *ヒトガタ=祖霊のイメージの具現 **百歩蛇=祖先の化身、実際に存在する猛毒を持つ百歩蛇のそのパワーを取り込み邪気除けとする意図としてモチーフに用いられる場合もある。 参考文献 東京天理ギャラリー(1986/12/1)発行 天理ギャラリー第76回展 台湾島南部土著民 パイワン・ルカイ族の伝統文物 より類例品を参考にさせていただきました。 モチーフと日常的に使用された痕跡の無い状態から察するに、 豊穣や多産を願い作られ、祭祀の折などに用いられたものでしょうか。 祖霊崇拝の蛇、祈りの手などの彫りに迷いの無さを感じます そして素材と用途に素直な造形。 ーーーーー ● 木匙 / パイワン族 台湾島南部 19c末~20c初頭頃 木製 サイズ 最大部 ± W3-4.5 D6.5 L17.3 cm ーーーーー #高砂族 #パイワン族
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苧麻の背負い袋 / パイワン族
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー 戦争や侵略により、現地でも現存する古い手工芸品や文化が少ない台湾の先住民族 高砂族(こちらはパイワン族) による 苧麻の背負い袋 に出会いました。 本体の細やかなマクラメと背負い紐が苧麻、口元のマルカンはおそらく藤製 細く綯われた苧麻をマクラメ状に編む(組む)事で 若干の伸縮性も伴って、 作られた当時の民と共に野山を馳けまわっていたであろうこの背負い袋には 苧麻を編む(組む)事により 体に沿うしなやかさと強靭さも備わっています。 (かつては狩猟の折に用いられたとも聞いたことがあります) 身の回で採れる素材と継承された技法が用いられた背負い袋 (本品はほぼ未使用と見え、背負い紐に若干の使用感があるのみで、 使いながら育てる実用としての楽しみもくれそうです。) おそらくは樹液などで黒く染められた縞立ては 内側を覗き込むと、編まれた工程の痕跡を残しています。 (画像はありません、現物を実際にご覧いただいた方のお楽しみという事で) 見ればみるほどに丁寧で一ミリも無駄のない美しい手仕事です。 ○ お買い求め頂いた方から、 より詳しくこちらのお品のことご教示頂きました。 参考画像にも有りますように、かつて首刈りの風習が有った当時は 首袋 としても使われたと言うこちらの様式の袋「シカウ」や「生蕃袋」と称されたものだそう。 こちらは状態からも、戦争で当地より日本に戻る折に身の回りの品を入れ渡って来たものと察する事が出来ます。 ご教示頂き大変勉強になりました次第です、ありがとうございました。 ● 画像1〜17枚目が本品画像となります。 18〜20枚目(→ 参考文献として 民藝 第二百八十一号/第七百三十七号 より画像をお借りしております) ーーーーー ● 苧麻の背負い袋 / パイワン族 台湾島南部 20c初頭から中頃 苧麻(からむし) 無染色と黒染め サイズ 本体 ± W28 L33 cm (紐は最長で±133cm) ーーーーー #高砂族 #パイワン族
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双葉葵 / 平戸細工 簪
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー 平戸(長崎)に江戸時代に渡来し、後に関東や東北へもその技法が伝来し 日本有数の銀の採石地秋田では伝統工芸品に根付いた銀線細工、平戸細工。 銀線細工の細やかさはもとより、 葵の花びらとガクには透胎七宝が用いられ アールヌーヴォーらしさをたたえた意匠の簪です。 江戸時代に伝わった技法が後の開国後に伝わった (アールヌーヴォーは 逆輸入 とも言われているそう)西洋文化を取り込んで、 明治期の日本の金工師の技術と表現力によって形作られたものかと思います。 人と神を結びつけると伝わる双葉葵に込められた願いは 今もここに咲き続けています。 ーーーーー ● 双葉葵 / 平戸細工 簪 19c末~20c初頭頃 銀線細工+七宝細工 サイズ 最大部 ± W9.5 D1 L10.5 cm *白牡丹本店製桐箱入り W12.1 D3.3 L15.2 cm *白牡丹本店=銀座4丁目の老舗化粧品店兼小間物屋 寛政2年(1790)〜現在は閉店 ) ーーーーー #平戸細工 #銀線細工 #透胎七宝 #アールヌーヴォー
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壺屋焼 / 飴釉徳利 - その2
¥15,000
勢いよく轢かれた赤土の胎土 少しかしいだ首 胴部の輪線 本来仏花器として作られたものだけ有って 花どまりもよいです。 戦火をくぐり、残って来た琉球(沖縄)民陶の一つの形です。 ● 壺屋焼 / 飴釉徳利 - その2 沖縄 19c ± φ8.1 H13 cm * 水漏れは有りません その1(画像10枚目の左側)も手元にございます。(ご売約済の折にはご容赦ください) -------- #壺屋焼 #琉球古陶
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100 pièces de Manon Clouzeau - pour le thé et le saké - Début été 2022 / アーカイヴページ
¥99,999,999
SOLD OUT
● こちらは 2022年4/29(祝金) - 5/8(日) に開催いたしました 作陶家 マノン・クルーゾーさん の日本での初個展 100 pièces de Manon Clouzeau - pour le thé et le saké - の アーカイヴページ となります ● (今後の 入荷情報 等は以前より公開してございました 「 Manon Clouzeau / こちらは作家陶歴•入荷販売状況等のご案内ページとなります 」 → https://fuchiso.base.shop/items/38997796 内にて引き続きご案内をさせていただきます。 今ご覧いただいているこちらのページでは 再入荷お知らせ通知 のご登録はなされませんようご留意願います! ) ーーーーー 開催後記 マノン・クルーゾー 展、は5/8(日)をもちまして9日間の会期を終了致しました。 会期中を通して、連日沢山の方々に展へのお運びを頂き直接作品と対峙していただくことが叶いました、 おかげ様で100点全てが使い手の方々にお選び頂き、完売いたしました。 お運び頂いた方、お選び頂いた方々 お支え頂いた方々に先ずは感謝を申し上げます、ありがとうございました。 マノンさん、kosajiさんに 敬愛と感謝を込めて。 みなさま貴重なお時間をありがとうございました。 FUCHISO (会期中、4/29〜のblogでも情報を掲載いたしております、時系列でご覧いただけますのでよろしければご参照くださいませ。 → https://fuchiso.base.shop/blog/2022/04/29/195026 ) ● 後日、kosajiさんを介してマノンさんから 「 完売の出来事 とてもとても幸せなお報せ 」 と全ての皆様に感謝のメッセージが届いておりますのでここでお伝えいたします。 ---------- 100 pièces de Manon Clouzeau - pour le thé et le saké - Début été 2022 Chez FUCHISO coordination et représentation kosaji マノン・クルーゾー展 100点の器 2022年初夏 特集「 茶と酒 」 会場:FUCHISO 会期:2022年4/29(祝金) - 5/8(日) ー 終了いたしました ー *5/2(月)は展休日となります 注:初日4/29(祝金)の15時までは 入場予約制 とさせていただきます。 * 4/29の15時以降はご予約無しでどなたでもご入場をいただけます。 開催時間:12:00 - 18:00 ( 各日最終入場 17:30 ) ーーーーー 以下今展のご案内状より 「 フランス南西部の美しい小さな村で作陶するマノン・クルーゾー 彼女の心赴くままにロクロから挽き出されたたおやかなフォルムには 自然界から分けて頂く釉薬により いつかの記憶に触れるような折々の情景が映し出されています。 パリを拠点に10年来、新古のフランス工芸品を日本へと 紹介してこられた kosaji さんよりご縁とご協力をいただきまして マノンさんに作陶していただいたばかりの およそ100点の器たちがFUCHISOに一堂に会します。 マノンさんの器には決まりごとは見られません。 器ごとに異なる胎土、サイズ、フォルム、釉調 その時々の彼女が表された ユニークピース です。 初個展となる今展では、日本の日々の傍らにと FUCHISOがイメージする「 茶と酒 」の用に目を向けて 100点の中から見立てた器のご提案をさせていただきます。 マノンさんの器に投影された自然界からの恵みと 日々の幸いへの祈りとを 展にお運びいただく皆さまと共有できますことを心待ちにしながら ご来場をお待ち申し上げます。 FUCHISO 小松綾子 」 * 感染症対策の上開催いたします(店内換気・共用部除菌)ご来場を予定いただく皆さまも(不織布マスク着用・検温・手指消毒)へのご協力のほどお願い申し上げます。 * お一人さま2点までのご購入とさせていただきます。 * 転売目的でのご購入はなされませんようお約束願います。(悪しからず念の為) ● オンライン上での販売のお問合せが大変多いのですが、FUCHISO実店舗での対面開催での今展動向を見た上、追って判断をさせていただきたいと思っております。 繊細な色調の釉薬の全てがユニークピースとなるマノンさん作品ですし、悪しからずご理解を頂けますと幸いです。 お願いごとばかりで恐縮ですが、心地よい時間をお過ごしいただきたく思います。皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 約1年半振りとなりますFUCHISOでの対面の企画展、 皆さまに無事お運びいただけますよう願いながらご案内申し上げます。 FUCHISO ( 共同企画・協力 kosaji ) ーーーーー 当ページ画像詳細 1,2枚目 FUCHISOでの初個展のご案内状画像となります(photo / kosaji + FUCHISO) 3-20枚目 初個展の会場風景 ーーーーー マノンさんの作陶品は パリを拠点とし、ヨーロッパのアンティーク品と現代作家の作品を紹介しておられる kosaji(https://www.kosaji.com) さんよりご縁とご協力をいただきまして、2019年2月より FUCHISOからみなさまへとご紹介させて頂いております。 これから先 マノンさんがどんな器を作り出して行くのかを楽しみにしながら みなさまと共にお待ちしたいと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました。 FUCHISO
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コーラニックタブレット / マリ共和国
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー 2014年のこと マーストリヒトにて コレクターの方から コーランの練習板 をまとめて譲り受けた折に聞いた話。 「 貧しくて普通の学校に行けない子供達はね コーランだけを勉強しにイスラム寺院に集う、 家に有ったまな板やその辺の木板を持ち寄って 何度も書いては水で洗い流しては練習するんだ。 その、洗った水をも ホリック(神聖)なもの として 飲み干すんだよ。」 石板のように書いては決してを繰り返したことは 文字の跡が残っているものも有り想像がついたのですがー その水を飲む と言うのを聞いた時には衝撃的でした。 (そこまで心身を捧げられるほどの宗教が自身には無いため) 多様な精神世界があることを古いお品を介してまた教わった出来事。 書いては消して祈りの言葉が重ねられたコーラニックタブレット。 こちらのタブレットの主、真摯に練習したあまりでしょうか 左手の親指が添えられていた辺りが擦れてくぼみ、 板の表面も幾度も水をくぐりなだらかに磨耗しています。 そして 今は美しきカリグラフィーが残り、 ひび割れを継いだ金属が景色となって静かに存在しています。 壁に掛けられるように、ワイヤーが付属しています(取り外し可) フラットなので、香炉台や花台の敷板にも○ ーーーーー ● コーラニックタブレット / マリ共和国 西アフリカ マリ共和国 19c末~20c初頭頃 木製 サイズ 最大部 ± W15 D1.2 L39 cm ーーーーー #コーラニックタブレット #アラビックカリグラフィー
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レンディーレ族 / 自然木マクラ
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー まるでデフォルメされた四つ足の動物が 大平原であくびしながら伸びをしているような枕に出会いました。 自然木を活かしたフォルムの枕が特徴でもある 東部アフリカのケニア北部からエチオピア国境近辺に住む遊牧民族 レンディーレ族 によるもの。 私たちの思う枕とは違って、 放牧や移動などの合間に油脂で固めて飾ったヘアスタイルが乱れぬように ぐりぐりと大地に差し込んで安定させて 小休止の折に首をもたれかけたり、腰掛けたりするための枕なんだそう。 安定感が無くても平気なのは大地で使用したため (そういった環境での用で作られたもののため少々カタツキがございますが、工夫次第かと。) 手擦れで古色が付いているのも生活と共に有った証です。 この形状の枝を見つけた時、嬉しかったろうな。 ほぼ手を加えて居ないのに むしろ加えて居ないから 力強くて美しい。 ーーーーー ● レンディーレ族 / 自然木マクラ 20c初頭頃 一木製(自然木) サイズ 最大部 ± W30 D9 L18 cm ーーーーー #アフリカ枕 #プリミティブアート
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銅製アンクレット / MBOLE族
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー 中央アフリカのコンゴ共和国に住んだ MBOLE(ムボレ)族の銅製貨幣を。 婚礼の儀式で装飾とステイタスの象徴として用いられたと言われるアンクレット 過去にも色々なサイズ感のものに幾つか出会いましたが こちらはその中でも大ぶりでずっしりと肉厚なタイプ(4 - 5mmほど) 鍛造により作られているため、打ち出した折の槌目と、 赤銅の肌の経年による古色が見どころ。 大変美しいフォルムの、彫刻的にも魅力の有る祭礼用貨幣となります。 古木や大地に見立て、四季折々の植物をいけても 中心部は空洞となりますので おとし が入れ易いのも○ * 一部経年による打ち身がございます。 また、口縁には打ち出し技法の宿命、製作当初からと思われるヒビが入っている箇所もございますが強度的、彫刻的には影響は無さそうです、画像をご参照くださいませ。 ーーーーー ● 銅製アンクレット / MBOLE族 20c中頃から末期 銅(鍛造) サイズ 最大部 ± φ23 H14cm ーーーーー #アフリカ貨幣 #ムボレ族 #プリミティブアート
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錆浅葱繻子地 枝垂れ山桜文 / 打掛小袖
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 ------- 枝垂れ山桜文様の打掛小袖に出会いました。 鉄浅葱色に先染めされた絹を織り込んだ経繻子地は 山間の暁暗時のようにみてとれます。 木綿あるいは麻糸に金属板を巻きつけた金糸の駒縫い刺繍で 後ろ身頃に2本、前身頃に1本、全部で3本の古格の有る満開の枝垂れ山桜が 春風に吹かれています。 その情景を写し取った方の想いまでが伝わってくるような情緒的な打掛小袖。 * 仕立ては小袖ですが 裏に八掛が当てられ、また帯を締めない想定で刺繍がなされている文様の配置からも、 羽織るようにして裾引きで着用された着物かと思います。 そのため、表記を 打掛小袖 としております。 公家方や町家の女児の祝い装束として作られ用いられた着物でしょうか。 ———— ● 錆浅葱繻子地 枝垂れ山桜文 / 打掛小袖 江戸後期(19c) 表地:絹(繻子織、藍の先染糸) 八掛:紅絹 刺繍部分:撚金糸の駒縫い、生糸 寸法 最大部約 W126 L150 cm ———— 繻子地に数カ所、染みや小穴があります、また大穴は古い時代に補修した跡があります。 刺繍部分は金属の剥落はあるものの(当初はもっと煌びやかだったのでしょうね) 保存状態も良好で(しつけ糸が残っています)まだまだ咲き続けてくれそうです。 ———— ● ご配送(送料有償)、 あるいは 実店舗ご来店受け取り¥0(7営業日以内のご来店が可能な方) より、ご希望に沿う方法をご注文時に選択して頂きますようお願い申し上げます。 ———— #江戸期小袖 #江戸期打掛 #枝垂れ山桜
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糸巻き / 朝鮮王朝後期
¥33,000
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー 李氏朝鮮王朝時代 質素倹約や質実剛健が尊ばれる儒教の概念の元 民により作られ使われていた道具にもまたその教えは投影されています。 身近な材木(松材が多かったようです)を用い 裁縫道具として作られた木工品もその内の一つ。 当時、女性たちの表現の自由は針仕事とともに有った と聞いたことがあります。 片面にのみ彫られた文字にも細やかな文様にも祈りが込められて、 経年と使用による変化も手伝って想像力をかき立てられる糸巻きです。 線刻がまことに細やかで美しく、手に取りました。 * 画像8枚目までが 男多貴富 盛○○子など 祈りの文字が彫刻された側、 画像12枚目以降は文様のみが彫刻された側となります。 ーーーーー ● 糸巻き / 朝鮮王朝後期 19c 木彫 サイズ 最大部 ± W 5.2 D 0.9 L21.5 cm ーーーーー #紙縒り籠 #李朝紙縒 #李朝アンティーク
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紙縒りかご / 朝鮮王朝後期
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります ーーーーー 李氏朝鮮王朝時代 質素倹約や質実剛健が尊ばれる儒教の概念の元 民により作られ使われていた道具にもまたその教えは投影されています。 当時紙縒りで作られた品々もその内の一つ。 反故紙(帳面などの使い古しの紙)を裂き、紙縒り(指でよりよりと 縒り をかけた材質) それを編む事で更に強度が生まれ実用性を持たせた民藝のお品です。 今日ご紹介する器はチャンギ(将棋)の駒入れだったと言う方も有れば、裁縫道具入れとも聞きました、いづれにせよ日常の道具。 その為か内容品を良く出し入れした口縁は幾ヶ所かほころびはじめ 燭台の元で使われて居たのでしょうか焦げ跡も見られます、 内側にも黒いロウ?の跡形が残るもの。 何よりも このわんなりとした素直なフォルムと 漆などがかかっていない素地の紙の経年変化 光を吸い込んで静かに佇む紙縒かごへ 生命力を感じる生花をいけてもお互いが引き立て合うような。 一見すると外側は手擦れなどの古色で反故紙感はあまり感じられないのですが 内側に反故紙の形跡が残る箇所がありました。 画像11枚目にてご覧いただけます。 * 材質は 紙 です、花器としてご使用になる折は おとし を入れておたのしみください。 ーーーーー ● 紙縒り籠 / 朝鮮王朝後期 19c中から末頃 反故紙 サイズ 最大部 ± φ15 H8.5cm (口φ± 8cm) ーーーーー #紙縒り籠 #李朝紙縒 #李朝アンティーク
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梅染色の7条袈裟 / 梅文様 撚金糸駒縫い
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 ------- 春霞のような憂いのある薄ねず色の7条袈裟に出会いました。 細く均等に引かれそして手績みされた紗織りの麻地は 経年ゆえにところどころ(長いこと折りたたまれていた箇所)が裂けていましたので 梅の花が見ごろな内に と似た色味の生地と糸を探し求め、補修と縫い目をかつての直し手に習いながら補修しておりました。 そしてようやく今日 FUCHISO店内では金糸で駒縫いされた梅の花が見ごろです。 何の植物からこの色 梅染色 が生まれ得るのかを調べてみましたら その名の通り、梅の樹からも取れるのですね、今まで梅の花は愛でても 染めにも使用されていたこと知らずにおりました。 (他に 蘇芳 などからも媒染によっては同系のお色が出せるようです) 春霞の梅林のような景色のお袈裟、祈りの布です。 光に透かすと袈裟の重ね目がステンドグラスのよう また紗特有の透明感が生まれるところも魅力の一つかと。 (生地のお色の退色を防ぎつつ光を取り入れる方法としまして、 屋内の直射日光の当たらぬ場所で 間仕切り 的に吊るして透け感をお楽しみください。 直射日光に晒しての長時間の使用はヤケなどによる退色を招きますのでご留意くださいませ、 また、壁面で接ぎ合せや刺繍を風景としてお愉しみ頂くのもおすすめです。 ) ———— ● 梅染色の7条袈裟 / 梅文様 撚金糸駒縫い 幕末 - 明治時代(19c中頃から20c初頭頃) 袈裟本体: 手績み麻 紗織り 裏に一部、古い時代に付け変えられたと思しき瓶覗色の海貴(かいき=中国より伝わったとされる平織りの絹 → 耳が見当たら無いので経緯の区別は付きませんが藍と白の細やかで滑らかな絹織物)が用いられています。 海貴の縫い止め方は、ポジャギやミャオ族の同時代の染織品にも見られる ーーー ーーー ーーー 三針の飾り縫いにて縫い止められています。 (大陸では三針には飾りと補強を兼ねての意が有ったと記憶していますが、日本での三針私は初見でしたし、調べは付きませんでした。)大陸から伝わった仏教、染織布、駒縫いの金糸、 もちろん 人 も共に伝わって来ていたわけですから、 縫いの技法にも意味合いにも、大陸からの何らかの影響が有ったのではー と、心踊った発見でした。画像 17 枚目) 刺繍部分:撚金糸の駒縫いで梅花が静かに咲き続けています、常に。 寸法 最大部約 W186 L108 cm ———— 画像1 - 6 枚目は自然光に透かして自然光にて撮影しています、(掃き出し窓にフラックスリネンのシーツを掛けた状態で) 7 - 10 枚目は、白壁をを背景に自然光で撮影したお色味 11 - 20 枚目は、こげ茶色の板の間を背景に自然光で撮影したお色味 10 , 20 枚目辺りが現物のお色味と近いかと思います。 紗織りと言うことも手伝い繊細で微妙な色合いです 光によっても見え方が異なりますがご参考までにご覧くださいませ。 * 古いお品のため薄っすらと染み(特に金糸から色が周りに薄っすら染み出ています) また、法事の折の火の粉などが移ったのでしょうか、燃えたような小穴の残る箇所もございます。 刺繍も所々擦れや綻びもみられますが大切に保管されていたようす、まだまだ景色としてお楽しみいただけそうです。 この布の生きて来た証として捉えて頂ける方へ。 ———— ● ご配送(送料有償)、 あるいは 実店舗ご来店受け取り¥0(7営業日以内のご来店が可能な方) より、ご希望に沿う方法をご注文時に選択して頂きますようお願い申し上げます。 ———— #7条袈裟 #法衣 #アンティークポジャギ
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御殿毬 / i (万華鏡 4)
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります。 -------- 抽象文の印象が僅かな角度でも違うので、見飽くこと無い手毬 幼き頃に覗いた万華鏡の中の世界のよう。 かつては大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になると南北各地方津々浦々の民の間に広まり作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場すると遊具としての用としては姿を消して行ったそう。 こちらは、状態良く残っていた所を鑑みると お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼女へと贈られ、 今に伝わった手毬だと思います。 福々とあれ と願いの込められた刺繍の美しさはもとより、 その意匠や縫い方、色糸にも個々の民のオリジナリティが残されて。 今よりもっと、幼子の無事の成長がより大変だった頃の。 ● 御殿鞠 / i (万華鏡 4) 明治-大正ごろ 東北地方 刺繍糸:木綿糸 約φ7 cm 1-6枚目 (屋内自然光、現品詳細画像) 7枚目 は 取り合わせの美しかった 御殿鞠/h と並べた画像となります 8,9枚目は今回ご紹介を始めたその他の御殿鞠のサイズ比較イメージ画像(無刺繍のものは非売品となります) * 古いお品のため、毛羽立ちや刺繍のほつれが見られる場合もございます。 -------- #御殿鞠 #郷土玩具
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御殿毬 / h (吉祥文尽くし1)
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります。 -------- 花かご、花菱、舟の吉祥文様と紅花の色合い、少したどたどしい刺繍に心掴まれた手毬。 かつては大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になると南北各地方津々浦々の民の間に広まり作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場すると遊具としての用としては姿を消して行ったそう。 こちらは、状態良く残っていた所を鑑みると お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼女へと贈られ、 今に伝わった手毬だと思います。 福々とあれ と願いの込められた刺繍の美しさはもとより、 その意匠や縫い方、色糸にも個々の民のオリジナリティが残されて。 今よりもっと、幼子の無事の成長がより大変だった頃の。 ● 御殿鞠 / h (吉祥文尽くし1) 幕末-明治ごろ 東北地方 刺繍糸:木綿糸 約φ6.5 cm 1-6枚目 (屋内自然光、現品詳細画像) 7枚目 は 取り合わせの美しかった 御殿鞠/i と並べた画像となります 8,9枚目は今回ご紹介を始めたその他の御殿鞠のサイズ比較イメージ画像(無刺繍のものは非売品となります) * 古いお品のため、毛羽立ちや刺繍のほつれが見られる場合もございます。 -------- #御殿鞠 #郷土玩具
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御殿毬 / g (春夏秋花図 3 - 紅梅)
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります。 -------- 人生の時間の中に、寒く厳しい冬のようながなるべくなきようにー との思いからでしょうか。 この手の手毬たちには冬の花が見当たりません(私が見てきた限りにはなりますが) こちらもしかり。 紅梅や菖蒲、アザミなど、春夏秋の花に祈りを重ねて縫い込まれた手毬。 かつては大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になると南北各地方津々浦々の民の間に広まり作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場すると遊具としての用としては姿を消して行ったそう。 こちらは、状態良く残っていた所を鑑みると お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼女へと贈られ、 今に伝わった手毬だと思います。 福々とあれ と願いの込められた刺繍の美しさはもとより、 その意匠や縫い方、色糸にも個々の民のオリジナリティが残されて。 今よりもっと、幼子の無事の成長がより大変だった頃の。 ● 御殿鞠 / f (春夏秋花図 3 - 紅梅) 明治ごろ 東北地方 刺繍糸:木綿糸 約φ8.5 cm 1-6枚目 (屋内自然光、現品詳細画像) 7枚目 は 取り合わせの美しかった 御殿鞠/h と並べた画像となります 8,9枚目は今回ご紹介を始めたその他の御殿鞠のサイズ比較イメージ画像(無刺繍のものは非売品となります) * 古いお品のため、毛羽立ちや刺繍のほつれが見られる場合もございます。 -------- #御殿鞠 #郷土玩具
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御殿毬 / f (春夏秋花図 2 - 山桜に蝶)
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります。 -------- 人生の時間の中に、寒く厳しい冬のようながなるべくなきようにー との思いからでしょうか。 この手の手毬たちには冬の花が見当たりません(私が見てきた限りにはなりますが) こちらもしかり。 山桜に蝶、菖蒲、菊などの、春夏秋の花に祈りを重ねて縫い込まれた手毬。 かつては大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になると南北各地方津々浦々の民の間に広まり作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場すると遊具としての用としては姿を消して行ったそう。 こちらは、状態良く残っていた所を鑑みると お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼女へと贈られ、 今に伝わった手毬だと思います。 福々とあれ と願いの込められた刺繍の美しさはもとより、 その意匠や縫い方、色糸にも個々の民のオリジナリティが残されて。 今よりもっと、幼子の無事の成長がより大変だった頃の。 ● 御殿鞠 / f (春夏秋花図 2 - 山桜に蝶) 江戸後期ごろ 東北地方 刺繍糸:生糸(縒りのかかっていない絹糸) 約φ8.5 cm 1-6枚目 (屋内自然光、現品詳細画像) 7枚目 は 取り合わせの美しかった 御殿鞠/e と並べた画像となります 8,9枚目は今回ご紹介を始めたその他の御殿鞠のサイズ比較イメージ画像(無刺繍のものは非売品となります) * 古いお品のため、毛羽立ちや刺繍のほつれが見られる場合もございます。 -------- #御殿鞠 #郷土玩具
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御殿毬 / d (春夏秋花図 1 - 枝垂れ桜)
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティーク品の1点ものとなります。 -------- 人生の時間の中に、寒く厳しい冬のようながなるべくなきようにー との思いからでしょうか。 この手の手毬たちには冬の花が見当たりません(私が見てきた限りにはなりますが) こちらもしかり。 枝垂れ桜や、葉蘭、菊などの、春夏秋の花に祈りを重ねて縫い込まれた手毬。 かつては大名などの御殿ものだった手毬も 江戸後期になると南北各地方津々浦々の民の間に広まり作られるようになり、 明治期になりゴムボールが登場すると遊具としての用としては姿を消して行ったそう。 こちらは、状態良く残っていた所を鑑みると お正月や桃の節句などの折に、縁起物として幼女へと贈られ、 今に伝わった手毬だと思います。 福々とあれ と願いの込められた刺繍の美しさはもとより、 その意匠や縫い方、色糸にも個々の民のオリジナリティが残されて。 今よりもっと、幼子の無事の成長がより大変だった頃の。 ● 御殿鞠 / d (春夏秋花図 1 - 枝垂れ桜) 江戸後期ごろ 東北地方 刺繍糸:木綿糸 約φ8 cm 1-6枚目 (屋内自然光、現品詳細画像) 7枚目 は 取り合わせの美しかった 御殿鞠/c と並べた画像となります 8,9枚目は今回ご紹介を始めたその他の御殿鞠のサイズ比較イメージ画像(無刺繍のものは非売品となります) * 古いお品のため、毛羽立ちや刺繍のほつれが見られる場合もございます。 -------- #御殿鞠 #郷土玩具
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竹籠 / 毬香炉
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- 毬香炉のようなフォルムの竹籠に出会いました。 同素材の丸カンが1つ付いています。 さほど摩耗していないところを見ると、 毬ごと紐のようなもので吊るし、房飾りか何かを付けて使われたのかと察します。 中国の唐時代、宮廷などでは同形状の金属製の毬香炉が使われていたそうで 長い香文化の名残も感じられるお品。(もっと技巧的な作りのもの) そんな雅やかな気配は保ちつつ 竹 という軽やかで 身近な素材をまとったこちらの竹籠はむしろ 現代に生きるものとしては好ましく手に取りました。 飴色に育った竹 空気の動きを捉えてゆっくり周る様 光を受けると生まれる影 名もなき民の手工芸品に安堵感をいただく。 火の使えぬ場所などでの置き香(吊り香炉)にしていただいても○ ーーーーー ● 竹籠 / 毬香炉 中国 あるいは 日本 20c初頭頃 サイズ ± φ11 cm ーーーーー : 配送 にてお受け取りをご希望の方へ: ● 配送料は 実費分 をご購入者様にご負担いただいております。 ○ 配送 にてお受け取りをご希望の方は 予め設定してございます 宅急便 60 サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 BASE規定上、着払い発送は致しかねますため、ご注文時に配送料とお品代を併せてご精算いただく形となります。 (複数個お求めの折には、できる限り同梱配送もいたします、その折はお手数ですがご注文前にご相談いただけますと幸いです、別途お見積もり致します。) ○ 実店舗ご来店受け取り をご希望の場合は 7営業日 以内にお引き取りのほど ご協力頂けますようよろしくお願いいたします。 なお、通販業務はFUCHISO実店舗の営業日(Blogにて随時ご案内中)に準じさせて頂いております。発送をお急ぎの場合等、事前にご相談くださいませ。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #竹工芸 #吊り香炉 #置き香
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アンティークポジャギ / no,17(ウォンサム シルク)
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格や気質が作り出された 物 に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 色鮮やかな絹地の祭礼用衣装(ウォンサム)の端切れを用い、縫い合わされた 慶事のためのポジャギです。 光に透かすとステンドグラスのような透明感が生まれるところもシルクのポジャギの魅力の一つかと。 (光を取り入れる方法としまして、 屋内の直射日光の当たらぬ場所で 間仕切り 的に吊るし透け感を。 直射日光に晒しての長時間の使用はヤケなどによる退色を招きますのでご留意くださいませ、 また、壁面で色彩や接ぎ合せを画としてお愉しみ頂くのもおすすめです。 ) * 慶事に袱紗や掛け布などとして大切に使われたようですが、古いお品のため薄っすらと染みや他のパーツからの色移り(この時代の染料は色止めされていない事が多いのです) また、小穴の残る箇所もございます。 布の生きて来た証として捉えて頂ける方へ。 ウォンサム=王族や上流階級の女性用礼服の総称(庶民階級にも婚礼衣装としての着用は許された)* 朝鮮王朝の刺繍と布 より抜粋 ● アンティークポジャギ / no,17(ウォンサム シルク) 朝鮮王朝末期(19c末から20c初頭頃) シルク(絽、紋織りなど。紅花染めと思しきピンク系統の発色の良さはシルク(=動物性繊維)ならでは) 四隅の紐のみ ムミョン(木綿)が用いられています 寸法 最大部約 W76 L79 cm 画像1 - 11 枚目は薄日の自然光に透かして自然光にて撮影しています、 12 枚目は撮影時の背景となります(掃き出し窓にフラックスリネンのシーツ) 13 - 20 枚目は、こげ茶色の板の間を背景に自然光で撮影したお色味、 ご参考までに。 ———— ● ご配送(送料有償)、 あるいは 実店舗ご来店受け取り¥0(7営業日以内のご来店が可能な方) より、ご希望に沿う方法をご注文時に選択して頂きますようお願い申し上げます。 ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no,16(モシ)
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格や気質が作り出された 物 に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地で、日常着として許されたという、無染色の生成り、晒した白、植物染料染の薄紅色 の3種の手績みのモシ(苧麻)が使われたポジャギとなります。 こちらは几帳面な民による作と見え まことに端正な縫い目と、接ぎ合せ方のポジャギ。 所々に散りばめられた、生成りと桜の花びらのような薄紅色のハギレが 光を透かすとステンドグラスのように浮かんで、慎ましやかな彩りを。 ● アンティークポジャギ / no,16(モシ) 朝鮮王朝末期(19c末から20c初頭頃) モシ(苧麻) 寸法 約 W84.5 L85 cm * 小さな穴や染みが残ります、この布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 画像1 - 8 枚目は薄日の自然光に透かして自然光にて撮影しています、 9 枚目は撮影時の背景となります(掃き出し窓にフラックスリネンのシーツ) 10 - 16 枚目は、こげ茶色の板の間を背景に自然光で撮影したお色味、 17 枚目は、苧麻の糸を手績みで縒り合わせた箇所の拡大画像です ご参考までに。 ———— ● ご配送(送料有償)、 あるいは 実店舗ご来店受け取り¥0(7営業日以内のご来店が可能な方) より、ご希望に沿う方法をご注文時に選択して頂きますようお願い申し上げます。 ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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チベット 十字文絞り / 縞織りの帯
¥33,000
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- 限りなく黒に近い藍色の漆黒の空に、暖かな紅色の十字が瞬いています。 チベットでは民族衣装のローブを着用する折の腰帯などに用いられていた細幅織りの長い布。 (かつてはおそらく馬の手綱などにもしたことでしょう) 緯糸は朴訥とした表情が魅力のヤクウール(ベージュやこげ茶)を用い、 縞部分のみ白いウール(繊維のキメがより細やかなのでおそらくは羊毛)を用いて予め 色を違え縞だてに織りなすことで、 藍色の染料で浸し染めを施す折に生まれる色の違いを意匠として見事に活かした染織布。 十字文の部分、熱い染液で縮絨したウールの表情が奥行きを与えています、 絞りの大小の差異も人の手によるものならでは。 インテリアとしてはもちろんですが そもそも身体に纏われていた布、 極寒の日にはストールとしても。(長めなので半分に折り畳んでからぐるぐる巻くと○です) 身近な素材を余すことなく用いた高山地帯の民の手仕事です。 ちなみに、チベット仏教において 十字文様(ティグマ)は卍と同様に、 多幸と健康を願う吉祥文様として 建築や美術、工芸品の中に祈りと共に表され伝えられて来たものとなります。 ーーーーー ● チベット 十字文絞り / 縞織り帯 20c 初頭 - 中頃 チベット 経 木綿 緯 獣毛 ヤク+ おそらく羊 サイズ ± W15 L286 cm ーーーーー : 配送 にてお受け取りをご希望の方へ: ● 配送料は 実費分 をご購入者様にご負担いただいております。 BASE規定上、着払い発送は致しかねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。 予め設定してございます 宅急便 コンパクト サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (複数個お求めの折には、できる限り同梱配送もいたします、その折はお手数ですがご注文前にご相談いただけますと幸いです、別途お見積もり致します。) また、通販発送業務はFUCHISO実店舗の営業日に準じさせて頂いております。 お急ぎの場合等、事前にご相談くださいませ。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #十字文絞り #ティグマ #蒙古氈
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チベット 十字文絞り / 解き布
¥50
SOLD OUT
こちらはアンティークの1点ものとなります。 -------- 型染めあるいは刷り染めによる卍文様の意思の強さと、 相対する地染めの儚い色が印象的な布。 裏は染められた当時本来に近い桃色、表は経年による退色でくすんだ桃色に変化しています。 (織り幅はオリジナルの状態、長手方向の両端は裁断された跡形が有ります) 桃色は紅花からの色味でしょうか、卍は 藍 いずれも天然染料によるものと察しています。 経糸は紡績糸、緯糸はふわふわの手紡ぎ木綿糸を用いて 綾で織られた上にフランネル(起毛)加工がなされて。 空気を含ませる事で防寒の用も果たした、高地に暮らした民の知恵がひしひしと この布からも感じ取られます。 ちなみに、卍文様とは。 「」内は コトバンク 卍 より https://kotobank.jp/word/卍-137937 「 仏の胸や手足などに表される徳の象徴。万字とも書く。右万字と左万字(卍)があるが、現今の日本では左万字が多く用いられている。インドの彫刻の古いものにはが多く、むしろのほうが正しいというべきかもしれないが、中国や日本ではその区別はない。サンスクリット語でスバスティカsvastikaまたはシュリーバッツアśrīvatsaといい、吉祥喜旋(きちじょうきせん)、吉祥海雲とも訳す。インドの神ビシュヌの胸にある旋毛が起源というが、実際はもっと古く、偉大な人物の特徴を示すものらしく、瑞兆(ずいちょう)とも、吉祥を示す徳の集まりを意味するようになった。 」 旋毛説、初耳でした。 てっきり神羅万象からくる太陽や星の光とか、風など ハイジ思考でイメージしておりました。 ちなみに、チベット仏教において卍は 十字文様(ティグマ)と同様に、 多幸と健康を願う吉祥文様として 建築や美術、工芸品の中に祈りと共に表され伝えられて来たものとなります。 こちらはかつて仏布(敷き布)や、馬の腹掛けなどの 大判に接ぎ合わされ使われていたものが時を経て解かれ、 そのうちの一片が今に伝わったものかと思います。 * 経年によるピリングが所々にございます、フランネルの宿命と捉えていただける方に。 ーーーーー ● チベット 卍文絞り / 解き布 19c半ばごろ チベット 綿フランネル 経 紡績木綿糸 緯 手紡ぎ木綿糸 綾織 サイズ ± W21.5 L218 cm ーーーーー : 配送 にてお受け取りをご希望の方へ: ● 配送料は 実費分 をご購入者様にご負担いただいております。 BASE規定上、着払い発送は致しかねますため、ご注文時に配送料を併せてご精算いただく形となります。 予め設定してございます 宅急便 コンパクト サイズ の 有償送料 をご注文時にご選択頂きますよう、よろしくお願いいたします。 (複数個お求めの折には、できる限り同梱配送もいたします、その折はお手数ですがご注文前にご相談いただけますと幸いです、別途お見積もり致します。) また、通販発送業務はFUCHISO実店舗の営業日に準じさせて頂いております。 お急ぎの場合等、事前にご相談くださいませ。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーー #十字文絞り #ティグマ #蒙古氈