チベット 十字文絞り / 解き布
¥50 税込
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こちらはアンティークの1点ものとなります。
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型染めあるいは刷り染めによる卍文様の意思の強さと、
相対する地染めの儚い色が印象的な布。
裏は染められた当時本来に近い桃色、表は経年による退色でくすんだ桃色に変化しています。
(織り幅はオリジナルの状態、長手方向の両端は裁断された跡形が有ります)
桃色は紅花からの色味でしょうか、卍は 藍
いずれも天然染料によるものと察しています。
経糸は紡績糸、緯糸はふわふわの手紡ぎ木綿糸を用いて
綾で織られた上にフランネル(起毛)加工がなされて。
空気を含ませる事で防寒の用も果たした、高地に暮らした民の知恵がひしひしと
この布からも感じ取られます。
ちなみに、卍文様とは。
「」内は コトバンク 卍 より https://kotobank.jp/word/卍-137937
「 仏の胸や手足などに表される徳の象徴。万字とも書く。右万字と左万字(卍)があるが、現今の日本では左万字が多く用いられている。インドの彫刻の古いものにはが多く、むしろのほうが正しいというべきかもしれないが、中国や日本ではその区別はない。サンスクリット語でスバスティカsvastikaまたはシュリーバッツアśrīvatsaといい、吉祥喜旋(きちじょうきせん)、吉祥海雲とも訳す。インドの神ビシュヌの胸にある旋毛が起源というが、実際はもっと古く、偉大な人物の特徴を示すものらしく、瑞兆(ずいちょう)とも、吉祥を示す徳の集まりを意味するようになった。 」
旋毛説、初耳でした。
てっきり神羅万象からくる太陽や星の光とか、風など
ハイジ思考でイメージしておりました。
ちなみに、チベット仏教において卍は 十字文様(ティグマ)と同様に、
多幸と健康を願う吉祥文様として
建築や美術、工芸品の中に祈りと共に表され伝えられて来たものとなります。
こちらはかつて仏布(敷き布)や、馬の腹掛けなどの
大判に接ぎ合わされ使われていたものが時を経て解かれ、
そのうちの一片が今に伝わったものかと思います。
* 経年によるピリングが所々にございます、フランネルの宿命と捉えていただける方に。
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● チベット 卍文絞り / 解き布
19c半ばごろ
チベット
綿フランネル
経 紡績木綿糸
緯 手紡ぎ木綿糸
綾織
サイズ ± W21.5 L218 cm
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#ティグマ
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