アンデスの古裂 / A : 神獣文 綴れ織り
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アンデスの古裂 3点 をご紹介いたします。
(1枚づつの販売となります、最終画像は今回出会った3点の集合画像となります)
B.C.7000頃始まったアンデスの古代文明は
B.C.2000ころより定住した民たちが安定した農耕を行う為に、
豊かな水の供給を祈る宗教が生まれ、神殿建築やまつわる祭器が作られると共に
起伏に富んだ地形ゆえ多様な素材を用いた染織美術が生まれました。
それぞれの断片と向き合う事で見えてきた事は
古代アンデスの人々の信仰心の深さ、人の普遍的な祈りや願い
染織が産業になる以前の、信仰と共に有った時代の跡形。
3点が、それぞれの文化期の特性を良く捉えた希少な染織布かと思います。
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● アンデスの古裂 / A : 神獣文 綴れ織り
ペルー
パラカス文化期 B.C.500 - B.C.200
経 木綿(双糸)
緯 木綿、獣毛
綴れ織り
古裂サイズ ± W14.5 L 12 cm
( 布の保護+表裏の両面からお楽しみいただけますよう、A5サイズのスタンド式アクリル額が付属します。)
○ 木綿に加え、獣毛が用いられ始め
刺繍や二重織り、綴れなど織りの技法が一気に開花したとされるパラカス文化期。
こちらは、コチニールや藍、黄色の染料がふんだんに使われた綴れ織りの古裂。(経年により失われている箇所も有りますがまだまだ見所を残しています、しかも色が美しい。)
中央にはリャマやアルパカのような首の長い獣が長い長い時間、ここで過ごしています。
経は木綿の双糸、緯は木綿(単糸)と獣毛による綴れ織りとなります。
● 見識に関しましては一部、
1987年 東京都庭園美術館 アンデスの染織と工芸展
(発行/財団法人東京都文化振興会)の図録を参考にさせて頂きました。
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#古代アンデス染織
#プレコロンビア美術
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