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sarita(サリタ) / トラジャ族
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 こちらはスラウェシ島南部の高山地帯で19c末にオランダに植民地支配されキリスト教の洗礼を受ける迄、土着のアニミズム信仰に基づき暮らしたトラジャ族の神聖な布 "サリタ" と呼ばれる儀礼布。 儀式の際に トンコナン と呼ばれるトラジャ族特有の高床式の舟形住居の屋根から 豊穣や長寿を願い幟旗のように吊り下げて使用されたと言われる布です。 本来であれば6m近い長さのものが程んどですが、こちらは何か訳有って途中で切り取られ、 エンドボーダー(長手方向の布の端)が片一方だけで残った現状で出会いました。 ( そのため決して状態は 良好 とは言えませんが、貴重なトライバルアートのお品と思いますため、お値段を考慮した上でご提案させて頂きました。) 最後の画像のように2枚を重ねるように壁から吊り下げると、穴も目立たず かつ、それぞれの力強いモチーフをお愉しみ頂けるかと思います。 ちなみに、モチーフは、太陽・樹々・花・川・舟・水牛 など、 トラジャ族のアニミズム信仰や伝説に基づいた自然界や動植物のモチーフが描かれていると言われています。 寄りの画像にて、臈纈染特有のヒビ割れをご覧いただけます。 (トラジャ族とは→ https://ja.wikipedia.org/wiki/トラジャ族) ------- ● sarita(サリタ) / トラジャ族 製作地:インドネシア スラウェシ島 トラジャ族 材質:手紡ぎ木綿 技法:臈纈(ろうけつ)染 (蜜蠟や松脂などを手描きで描いた土着の技法かと思います) * 所々に経年の 染み/穴 が有ります。(画像にてご参照くださいませ) 寸法 約 W19.5 L320 cm ———— #サリタトラジャ #Traja Sarita
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一つ身浴衣 / 白影絞り(嵐絞り)
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 こちらは自国(日本)のお品。 嵐絞り と呼ばれる染め方の 一つ身 (後ろ身頃が反物ひと幅分で仕立てられた3歳頃までの子供の着物です)になります。 地白で染めるということはーーー 白の部分を全部括っているのだと思うと、気が遠くなりますね。 縫い絞る(或いは摘み絞る)というシンプルでプリミティブな技法ゆえの 遠く離れたラジャスタン(インド)のターバンの巻き絞り染めにも通づる染めの技法や、 日本ならではの材質や藍染めの色調に魅力を感じ手に取りました。 一つ身ならでは、その可愛らしいサイズは飾りやすさも備えます。 ------- ● 一つ身浴衣 / 白影絞り(嵐絞り) 明治時代 有松絞り 材質:手紡ぎ木綿 * 所々に経年の ヤケ が有ります。 寸法 約 W74.5 L83.5 cm ———— #有松絞り #白影絞り #一つ身
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アンティークポジャギ / no. 8 (サンべ 墨染)
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格が物に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地 こちらは冬服の サンべ(=大麻)が使われたポジャギとなります。 こういった小さなタイプならば、カゴバッグの目隠しや花瓶敷きなどにも◎ 一部折りたたみ縫いの後に、それぞれのハギレを折伏せで接ぎ合わせ仕立てられた小振りのポジャギ。 墨染めは、ポジャギが作られて居た時代の染色風習に習い、当店にて施した後染めとなります。 お値段を見直しました。 ● アンティークポジャギ / no.8 (サンべ 墨染) 朝鮮王朝末期(20c初頭頃) 材質:サンべ(手績み大麻) 染料:墨染(当店による後染めになります) 寸法 約 W43 L42.5 cm *(1,2枚目は自然光で透かして撮影しています、その他は自然光でのお色味となります。2枚写っている場合は左側がこちらのサンべで作られたポジャギとなります。→モシの墨染ポジャギ no.7 も別途掲載しております) ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no. 7 (モシ 墨染)
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格が物に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地 こちらは夏服の モシ(=苧麻)が使われたポジャギとなります。 こういった小さなタイプならば、カゴバッグの目隠しや花瓶やオブジェの敷布などにも◎ 一部折りたたみ縫いの後に、それぞれのハギレを折伏せで接ぎ合わせ仕立てられた小振りのポジャギ。 墨染めは、ポジャギが作られて居た時代の染色風習に習い、当店にて施した後染めとなります。 お値段を見直しました。 ● アンティークポジャギ / no.7 (モシ 墨染) 朝鮮王朝末期(20c初頭頃) 材質:モシ(手績み苧麻) 染料:墨染(当店による後染めになります) 寸法 約 W40 L40.5 cm * 小さな穴やスレ、の箇所も残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (1,2枚目は自然光で透かして撮影しています、その他は自然光でのお色味となります。2枚写っている場合は右側がこちらのモシのポジャギとなります。→サンべの墨染ポジャギ no.8 も別途掲載しております) ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no. 6 (モシ 墨染)
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格が物に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地 こちらは夏服の モシ(=苧麻)が使われたポジャギとなります。 織りの密度や番手の異なるモシが3種類ほど、折伏せで接ぎ合わされたハギレが、当時は希少であったろうミシン縫いにより仕立てられて居ます。 (このような薄地の、ハリの有る生地、返ってミシンの方がズレぬように縫う事が大変かと察して居ます) 紐は4角に、モシ(苧麻)が使用されています。 所々に手縫いによる補修が有りました。 墨染めは、ポジャギが作られて居た時代の染色風習に習い、当店にて施した後染めとなります。 3種ほどの異なるモシが、染めたことでよりくっきりとそれぞれの陰影が浮かび上がりました。 染めがあるものは、色褪せの可能性からも、常に陽に当たるような場所よりも、間仕切りとしてお使いいただくか あるいは壁の前に少々浮かし気味に吊るし後ろから光を取り込んで頂きますと、よりその魅力をはっきりと そして永くお楽しみいただけるかと思います。(ご参考までに) ● アンティークポジャギ / no.6 (モシ 墨染) 朝鮮王朝末期(19c末 - 20c初頭頃) 材質:モシ(手績み苧麻)のミシン縫い * モシ(苧麻)の紐が4箇所に付いています。 染料:墨染(当店による後染めになります) 寸法 約 W81 L82 cm * 小さな穴やスレ、の箇所も残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (3-9は自然光で透かして撮影しています、1,2枚目は自然光の入り込む場所で壁面から30cmほど浮かせた(手前に)吊るした状態の画像、10,11枚目は自然光でのお色味、12枚目は室内照明により壁面に映り込む影(ポジャギ自体は既にご売約済みとなった別のポジャギとなりますが、ご参考に頂けますと幸いです。)) ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no.3 (モシ)
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格が物に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地 こちらは夏服の モシ(=苧麻)が使われたポジャギとなります。 着古し、何度も水を潜った衣服のハギレなどを大切に保管し、作られたと思しきポジャギ。 中心からまるで蜘蛛の巣のように、放射状に広がるエネルギーを感じられる接ぎ合わせ。 紐は1箇所、本体よりも更に目の細やかなモシが使用されています。 ● アンティークポジャギ / no.3 (モシ) 朝鮮王朝末期(19c末〜20c初頭頃) 材質:モシ(手績み苧麻) * 紐は1箇所に付いています、同素材。 寸法 約 W70 L73 cm * 小さな穴やスレの箇所も残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (1-13は自然光に透かして撮影しています、14.15枚目が自然光でのお色味です。) ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no.2 (モシ)
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格が物に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地 こちらは夏服の モシ(=苧麻)が使われたポジャギとなります。 衣服の反故布というよりは、布団地などの反物に近い状態のモシから作られたと思しきシンプルな長方形の連続文のポジャギとなります。(折伏せ縫いではなく、生地を折り畳み、巻きかがりで縫われています。) 一部、お直しまでも四角。きっちりした方々だったのね。 四隅の紐抑えと紐は光沢のあるシルクが使用されています。 和や北欧の室礼にはこのくらいシンプルなポジャギが潔い。 ● アンティークポジャギ / no.2 (モシ) 朝鮮王朝末期(20c初頭頃) 材質:モシ(手績み苧麻) * 紐は4隅に付いています、紐はシルク。 寸法 約 W73.5 L76.5 cm * 小さな穴やスレの箇所も残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (1-9は光に透かして撮影しています、10-12枚目が自然光でのお色味、13枚目は白熱灯となります。) ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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アンティークポジャギ / no.1 (ムミョン)
¥50
SOLD OUT
陶磁器やガラスよりもはるかに保存年数の儚い工芸、染織品。 めっきり近くて遠い国になってしまっている韓国の民藝、 朝鮮王朝時代末期のポジャギをご紹介して参ります。 工芸や美術には垣根が生まれ無いように、諸々の状況が良い方に向かう事を心から願い。 ------- 作り手の性格が物に投影されるところも名も無き民藝の魅力。 極寒の地ゆえ、庶民は麻(苧麻と大麻で春夏と秋冬服を分けたくらいの麻オンリー)だった彼の地では 貴重で稀な木綿生地(絽織)が使われたポジャギとなります。 忙しくて良く言えば大らかな方だったのでしょうかー ぐし縫いによる仕上げ、少々の歪みも結果オーライにして居るあたり 決して上手とは言えないけれど 儒教の教え(質素倹約質実剛健)に沿ったスピリットと民の工夫が詰まっていると感じられ求めたポジャギとなります。 ● アンティークポジャギ / no.1 (ムミョン) 朝鮮王朝末期(19c末から20c初頭頃) ムミョン(木綿)絽織 (古い補修箇所には モシ と シルク が使用されていました。)モシ=苧麻 寸法 約 W66 L62 cm * 小さな穴やスレの箇所も残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。 (1-10は光に透かして撮影しています、11枚目が自然光でのお色味です。) ** 紐は2本対角に付いていますが、経年の過程で途中からいづれも千切れていました。 ———— #アンティークポジャギ #チョガッポ
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山路文麻地中型染 / 待宵草
¥50
SOLD OUT
夏の風物詩のひとつ よりの掛かって居ない平絹糸で刺繍された 宵待草 (場所によっては金糸の駒縫い)が所々に咲いて居ます 地は 山路文様 と呼ばれるギザギザの連続文様の中型染がなされた手績み麻となります。 肩と袖は痛みが激しかったため、身頃部分の穴の補修に使い 掛け布などとして愛でて頂けるよう長方形の形状にお直ししたものになります。 ● 山路文麻地中型染 / 待宵草 幕末~明治頃 おそらく東北地方 手績み麻(おそらく苧麻) 中型染め (この布の一番最初の姿は地白の藍型染布だった様子、画像5,13枚目などをご参照くださいませ、薄っすらと前の姿が残ります) 何か訳有って染め直しをされ、更に宵待草の刺繍が施された様子。 仄暗い曲がりくねった山路の所々に咲く 宵待草 の刺繍 何を重ねて祈り、縫われたのでしょうね。 寸法 約 W108 L128 cm * 大きめの穴が空いていた箇所には共生地で後補しています。小さな穴やスレの箇所も残りますがこの布の生きてきた証と捉えて頂ける方に。(14枚目は裏側より撮影、15-18は光に透かした状態となります。補修箇所のご参照までに。) ** 藍染になりますので、掛け布などにお使いいただく際、日光に当て続けると焼けて退色する可能性が有ります。 *** 一度洗濯済みですが、万が一洗われる際には極力手洗いにて押し洗いし、ネットに入れて脱水し陰干ししてください。 刺繍が傷む原因にもなりますのでアイロンは充て布していただくか裏からかけると安心です。 ———— #中型染 #手績み麻
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打ち上げ花火の木型
¥50
SOLD OUT
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ ————— 夏の風物詩のひとつ 打ち上げ花火 こちらは4寸玉の打ち上げ花火の木型 4寸玉からはおよそφ130mの花火が咲くそう。 切り込みの刃跡の分だけ花火玉が作られて きっと多くの方の目と心を愉しませて来た木型 役割を終えてここに。 ● 打ち上げ花火の木型 大正 - 昭和初期頃 松材 size ± φ 12 cm ————— #打ち上げ花火
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額装フルカリ古裂 オレンジ × 白(生糸色) / S - LS (21×30cm) C3
¥17,000
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ - フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 ------- インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、 祝い(主には婚礼)の日の為に、糸を紡ぐ工程から手仕事により作られたサリーとなります。 (刺し糸の 絹 はペルシャなどから入って来た生糸を、自らで栽培し収穫した農作物と引き換えに入手し、使われているそう。) こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ ベージュ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら刺された ミソハギ科の常緑低木 ローソン によるものと思しき力強い オレンジ色 生糸(絹)=タンパク質 ならではの美しい発色と 生糸そのものの白とのコントラストの強いフルカリです。 黄緑の色糸(ザクロと藍、などの重ね染めかと思います)による補色の刺繍も、より印象に効果を添えています。 ○ 生糸の刺し目の方向を縦横と敢えて変えている為、 光を受けると同じ色の生糸でも 薄いオレンジ と 濃いオレンジ の濃淡が生まれて 白糸の部分もしかり(白とグレーの2色に見えますね) 視覚的な効果を意図した民の工夫が伺い知れる刺繍のテクニック 身に纏ったらさぞかしそのきらめきが美しかったことでしょう。 (私自身もこのきらめきの虜になった一人で、つい額装布の前を行ったり来たりして確かめてしまいます。) 布本来の折はばに近いサイズのため、オリジナルの布の全体情景がイメージ出来やすく 飾る場所を選ばないサイズ感の額装品です。 花々が咲く庭園 をイメージして刺されたという バーグ(庭園)文様の菱紋 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● 額装フルカリ古裂 オレンジ × 白(生糸色) / S - LS (21×30cm) C3 パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W22.8 D3.2 H31.8 cm 額のお色:ナチュラル(Wood調 かまぼこ型) マット台紙サイズ : W13.7 L28.7 cm * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向でお楽しみいただけます。スタンド付きの額となりますので、卓上や棚などでも。 **** 別のタイプのフルカリで同サイズの額装品の在庫もございます、実店舗では全ての在庫をご覧いただけます。(徐々に掲載しております)遠方等でご来店が難しい場合にはメールにて画像をお送りしご紹介することも致します contact よりお問い合わせくださいませ。 ------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ------- #フルカリ
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額装フルカリ古裂 オレンジ × 白(生糸色) / M (30×40cm) C1
¥25,000
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ - フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 → 額に保管中の小傷が見つかりました、(画像8枚目) ☆ その分お値段お引きしご紹介させていただきます、悪しからずご理解いただけますと幸いです。 ------- インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、 祝い(主には婚礼)の日の為に、糸を紡ぐ工程から手仕事により作られたサリーとなります。 (刺し糸の 絹 はペルシャなどから入って来た生糸を、自らで栽培し収穫した農作物と引き換えに入手し、使われているそう。) こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ ベージュ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら刺された ミソハギ科の常緑低木 ローソン によるものと思しき力強い オレンジ色 生糸(絹)=タンパク質 ならではの美しい発色と 生糸そのものの白とのコントラストの強いフルカリです。 黄緑の色糸(ザクロと藍、などの重ね染めかと思います)による補色の刺繍も、より印象に効果を添えています。 ○ 生糸の刺し目の方向を縦横と敢えて変えている為、 光を受けると同じ色の生糸でも 薄いオレンジ と 濃いオレンジ の濃淡が生まれて 白糸の部分もしかり(白とグレーの2色に見えますね) 視覚的な効果を意図した民の工夫が伺い知れる刺繍のテクニック 身に纏ったらさぞかしそのきらめきが美しかったことでしょう。 (私自身もこのきらめきの虜になった一人で、つい額装布の前を行ったり来たりして確かめてしまいます。) 布本来の折はばに近いサイズのため、オリジナルの布の全体情景がイメージ出来やすく 飾る場所を選ばないサイズ感の額装品です。 花々が咲く庭園 をイメージして刺されたという バーグ(庭園)文様の菱紋 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● 額装フルカリ古裂 オレンジ × 白(生糸色) / M (30×40cm) C1 パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W31.8 D2.8 H41.8 cm 額のお色:ナチュラル(Wood調) マット台紙サイズ : W20 L29 cm * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けてお愉しみ頂けます。(床置きあるいは棚の上に皿立て補助しながら壁に立てかけても○) **** 別のタイプのフルカリで同サイズの額装品の在庫もございます、実店舗では全ての在庫をご覧いただけます。(徐々に掲載しております)遠方等でご来店が難しい場合にはメールにて画像をお送りしご紹介することも致します contact よりお問い合わせくださいませ。 ------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ------- #フルカリ
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額装フルカリ古裂 オレンジ × 白(生糸色) / M (30×40cm) C7
¥23,000
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ - フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 → 額に保管中の打ち身が見つかりました、(画像12枚目) アクリル板が欠損しています(付属しません) ☆ その分お値段お引きしております、悪しからずご理解いただけますと幸いです。 ------- インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、 祝い(主には婚礼)の日の為に、糸を紡ぐ工程から手仕事により作られたサリーとなります。 (刺し糸の 絹 はペルシャなどから入って来た生糸を、自らで栽培し収穫した農作物と引き換えに入手し、使われているそう。) こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ ベージュ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら刺された ミソハギ科の常緑低木 ローソン によるものと思しき力強い オレンジ色 生糸(絹)=タンパク質 ならではの美しい発色と 生糸そのものの白とのコントラストの強いフルカリです。 黄緑の色糸(ザクロと藍、などの重ね染めかと思います)による補色の刺繍も、より印象に効果を添えています。 ○ 生糸の刺し目の方向を縦横と敢えて変えている為、 光を受けると同じ色の生糸でも 薄いオレンジ と 濃いオレンジ の濃淡が生まれて 白糸の部分もしかり(白とグレーの2色に見えますね) 視覚的な効果を意図した民の工夫が伺い知れる刺繍のテクニック 身に纏ったらさぞかしそのきらめきが美しかったことでしょう。 (私自身もこのきらめきの虜になった一人で、つい額装布の前を行ったり来たりして確かめてしまいます。) 布本来の折はばに近いサイズのため、オリジナルの布の全体情景がイメージ出来やすく 飾る場所を選ばないサイズ感の額装品です。 花々が咲く庭園 をイメージして刺されたという バーグ(庭園)文様の菱紋 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● 額装フルカリ古裂 オレンジ × 白(生糸色) / M (30×40cm) C7 パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W31.8 D2.8 H41.8 cm 額のお色:ダークブラウン(Wood調) マット台紙サイズ : W19.8 L28.8 cm * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けてお愉しみ頂けます。(床置きあるいは棚の上に皿立て補助しながら壁に立てかけても○) **** 別のタイプのフルカリで同サイズの額装品の在庫もございます、実店舗では全ての在庫をご覧いただけます。(徐々に掲載しております)遠方等でご来店が難しい場合にはメールにて画像をお送りしご紹介することも致します contact よりお問い合わせくださいませ。 ------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ------- # フルカリ
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額装フルカリ古裂 オレンジ × 白(生糸色) / M (30×40cm) C4B
¥26,000
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ - フルカリ - (花の刺繍) と呼ばれる染織布を当店にてオリジナル額装したお品です。 ------- インドからパキスタンにかけて20c半ば頃まで続いたパンジャーブ州の女性たちによる手工芸で、 祝い(主には婚礼)の日の為に、糸を紡ぐ工程から手仕事により作られたサリーとなります。 (刺し糸の 絹 はペルシャなどから入って来た生糸を、自らで栽培し収穫した農作物と引き換えに入手し、使われているそう。) こちらはパキスタン(イスラム圏)のフルカリ ベージュ色のカダール(手紡ぎ木綿)の目を拾いながら刺された ミソハギ科の常緑低木 ローソン によるものと思しき力強い オレンジ色 生糸(絹)=タンパク質 ならではの美しい発色と 生糸そのものの白とのコントラストの強いフルカリです。 黄緑の色糸(ザクロと藍、などの重ね染めかと思います)による補色の刺繍も、より印象に効果を添えています。 ○ 生糸の刺し目の方向を縦横と敢えて変えている為、 光を受けると同じ色の生糸でも 薄いオレンジ と 濃いオレンジ の濃淡が生まれて 白糸の部分もしかり(白とグレーの2色に見えますね) 視覚的な効果を意図した民の工夫が伺い知れる刺繍のテクニック 身に纏ったらさぞかしそのきらめきが美しかったことでしょう。 (私自身もこのきらめきの虜になった一人で、つい額装布の前を行ったり来たりして確かめてしまいます。) 布本来の折はばに近いサイズのため、オリジナルの布の全体情景がイメージ出来やすく 飾る場所を選ばないサイズ感の額装品です。 花々が咲く庭園 をイメージして刺されたという バーグ(庭園)文様の菱紋 遠くから近くから、見所の有るフルカリです。 ● 額装フルカリ古裂 オレンジ × 白(生糸色) / M (30×40cm) C4B パキスタン パンジャーブ州 バーグ フルカリ 額装品 19c末 - 20c初頭 額外寸W31.8 D2.8 H41.8 cm 額のお色:ナチュラル(Wood調) マット台紙サイズ : W20 L39 cm * 古い布地を額装しておりますので、一部使用や経年によるスレやシミなどが残る箇所も有ります。 ** 額は縦横の2方向に掛けてお愉しみ頂けます。(床置きあるいは棚の上に皿立て補助しながら壁に立てかけても○) *** アクリル板は反射を防ぐため、額の裏板と布地の間にセットしています。 店頭展示品のため、アクリル表面にスレやキズが見られる場合もございます事(あくまでも布地の保護用のアクリルと)を予めご理解を頂けますと幸いです。 **** 別のタイプのフルカリで同サイズの額装品の在庫もございます、実店舗では全ての在庫をご覧いただけます。(徐々に掲載しております)遠方等でご来店が難しい場合にはメールにて画像をお送りしご紹介することも致します contact よりお問い合わせくださいませ。 ------- * ご注文時、配送料金の選択間違いが増えております。 実店舗にてお受け取りご希望(¥0)の場合、狭い店ゆえになるべくでしたら 10日以内 にてお願い致しております。 営業予定は等サイト内の BLOG にて随時、近日中の予定をご案内しております。 また、 ご注文メモ にご来店日の予定をお書き添えを頂けますと、梱包等でお待たせせずにお渡しのご用意が出来ますので助かります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 FUCHISO ------- # フルカリ
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仏 コンフィチュールポット / 18-19c
¥50
SOLD OUT
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ A,B各1点 ————— 18-19c頃、フランスでジャムやパテなどを保存するために作られた宙吹きのガラス器、 紙などを被せ張りだしたリムの部分に紐を巻きつけて使用されたようです。 暑い季節にはスイーツやフルーツ、冷たい副菜などをよそうのも○ 花いけにも情景が浮かびます。 キャンドルホルダーとして使用される場合には、アルミ製などケース入りのキャンドルを使用されることをおすすめ致します。(この時代の吹きガラス、耐熱では無さそうです!) ○食や花器としてお使いになる場合のお手入れ時には、熱湯はNGです。(普通のガラス製品と同じ扱いで大丈夫です) ● コンフィチュールポット A,B フランス 18-19c 宙吹きガラス ——— ○ A サイズ : ± Φ10.8 H6 cm * 吹きガラス特有の時代の空気を内包した気泡や、うねりが景色となっています。 経年の細かなスレが少々あります。 ——— ○ B サイズ : ± Φ11 H6.3 cm * 透明度が高く、フォルムも整っていて数をこなした職人によるものと察しています。 本体の下部1/4位に、金属を打ち出す際に付くような槌目状の コテ跡 が見られるのがこの器の個性になっています。 経年の細かなスレが少々あります。 ————— #コンフィチュールポット
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仏 アンティークデコイ / ピジョン
¥50
SOLD OUT
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ ——— 今よりもっと、人間が自然と近く共生して暮らしていた時代 猟や繁殖のための囮りとして作られ、働いて来たデコイ。 こちらは、デフォルメされた造形ながらも根元の部材を活かしているため、 羽毛の流れが感じられる木彫のデコイ。 手斧跡のエッジが羽や尻尾の面裏に残りつつ、 随分と働いて来たためか、それとも経年の時間によるものでしょうか、 くちばしや頭、肩先はなだらかに磨耗しています。 それから、木が乾燥しきっているためでしょうか、見た目よりも軽いのです。 サイズ感的には小振りの ピジョン(鳩)サイズですが 本来の鳥の種は作り手の民のみが知っています。 役割を終えてもなお、何処かで誰かが伝えて居てくれた フランスのフォークアートです。 ● アンティークデコイ / ピジョン フランス 18-19c頃 木製 W28 D11 H8 cm * どうやら餌をついばんでいる所を写し取ったようで、前傾姿勢のため 画像1,14枚目 は平らな小石を胸下に挟んで撮影しています。 担い手の方のお好みでイメージの参考にして頂ければ幸いです。 ——— #アンティークデコイ
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サハラの円盤 / L
¥50
SOLD OUT
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ ------- ● サハラの円盤 / S, M, L こちらは L サイズのページとなります。 L φ17.5 D2.2 cm ------- 今のサハラ砂漠のイメージからは程遠いのですが、 B.C12000 - 6000頃迄は豊かな緑が茂り、川が流れ淡水魚も生息していた地のようです。 今より数多くの動物たちも集い、もちろん人も住まう。 まるでパンケーキのようなこちらの石の円盤は、サハラ砂漠を国土の3/1に持つ、マリ共和国にて近年に出土したもの。 かつて緑のサハラだった頃に、中央の穴に網の端糸を通し網漁の際の 錘(おもり)として使われた道具だそう。 石英質の石を研磨して作られた磨製石器で どれも表面にキラキラとした細やかな水晶質の輝きが見られます。 太古の昔から、民が身の回りに有るものを工夫し加工して、豊かな湿原や生命と共に生きていた証の道具。 長い時間をかけてこうして地球は変化し続けて来て その長い時間から見ればたった一瞬とも言える 今 に各人が生きている事を実感させてくれるような。 * なるべくスタンドが目立つ事なく、円盤そのものを愛でられるようにー と考えて それぞれに誂えた銅線のスタンドが付属します。 が、そのまま平置きしても存在感有りますし何と言っても撫でられます。 ( 最終の5枚は、他のサイズのストーンディスクとの比較画像となります、こちらのお品は Lサイズとなります。) ------- #Stone discs
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サハラの円盤 / M
¥50
SOLD OUT
☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ ------- ● サハラの円盤 / S, M, L こちらは M サイズのページとなります。 M φ15 D2.1 cm ------- 今のサハラ砂漠のイメージからは程遠いのですが、 B.C12000 - 6000頃迄は豊かな緑が茂り、川が流れ淡水魚も生息していた地のようです。 今より数多くの動物たちも集い、もちろん人も住まう。 まるでパンケーキのようなこちらの石の円盤は、サハラ砂漠を国土の3/1に持つ、マリ共和国にて近年に出土したもの。 かつて緑のサハラだった頃に、中央の穴に網の端糸を通し網漁の際の 錘(おもり)として使われた道具だそう。 石英質の石を研磨して作られた磨製石器で どれも表面にキラキラとした細やかな水晶質の輝きが見られます。 太古の昔から、民が身の回りに有るものを工夫し加工して、豊かな湿原や生命と共に生きていた証の道具。 長い時間をかけてこうして地球は変化し続けて来て その長い時間から見ればたった一瞬とも言える 今 に各人が生きている事を実感させてくれるような。 * なるべくスタンドが目立つ事なく、円盤そのものを愛でられるようにー と考えて それぞれに誂えた銅線のスタンドが付属します。 が、そのまま平置きしても存在感有りますし何と言っても撫でられます。 ( 最終の5枚は、他のサイズのストーンディスクとの比較画像となります、こちらのお品は M サイズとなります。) ------- #Stone discs
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サハラの円盤 / S
¥50
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☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ ------- ● サハラの円盤 / S, M, L こちらは S サイズのページとなります。 S φ13 D1.4 cm ------- 今のサハラ砂漠のイメージからは程遠いのですが、 B.C12000 - 6000頃迄は豊かな緑が茂り、川が流れ淡水魚も生息していた地のようです。 今より数多くの動物たちも集い、もちろん人も住まう。 まるでパンケーキのようなこちらの石の円盤は、サハラ砂漠を国土の3/1に持つ、マリ共和国にて近年に出土したもの。 かつて緑のサハラだった頃に、中央の穴に網の端糸を通し網漁の際の 錘(おもり)として使われた道具だそう。 石英質の石を研磨して作られた磨製石器で どれも表面にキラキラとした細やかな水晶質の輝きが見られます。 太古の昔から、民が身の回りに有るものを工夫し加工して、豊かな湿原や生命と共に生きていた証の道具。 長い時間をかけてこうして地球は変化し続けて来て その長い時間から見ればたった一瞬とも言える 今 に各人が生きている事を実感させてくれるような。 * なるべくスタンドが目立つ事なく、円盤そのものを愛でられるようにー と考えて それぞれに誂えた銅線のスタンドが付属します。 が、そのまま平置きしても存在感有りますし何と言っても撫でられます。 ( 最終の5枚は、他のサイズのストーンディスクとの比較画像となります、こちらのお品は S サイズとなります。) ------- #Stone discs
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天使の片翼 / 木彫天使像残欠
¥50
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☆ こちらはアンティークの1点もののお品となります ☆ ------- 彫刻による羽の表現や陰影もさることながら 裏側の手斧跡と古色に惹かれ手に取りました。 出会った時から裏側にUカンが付いて居ましたので そのUカンを生かしてテグスなどで吊り下げる事も出来ます。 おそらく 前の持ち主の方も吊り下げて 時に掌で包み 神の使いの残欠に祈りを告げて来られたことと察しています。 ふわふわと羽が舞うような動きと共に、照明の具合で変化する影までもお楽しみ頂けます 画像にてご参照いただけます。 ● 天使の片翼 / 仏18c木彫天使像残欠 18c頃 フランス 木製 W14.8 D1.5 H9.5 cm * 羽の根元、かつて折れたようでして古い補修が有ります(画像3枚目) ------- #18cフランス木彫 #木彫天使
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壺屋の上焼 / 2彩花文7寸皿
¥50
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☆ こちらはアンティークの1点もののお品となります ☆ ------- この器に出会った時のこと。 楽しそうな筆致の絵付けと大らかなフォルムにこちらまで心が踊った。 このベルベル族の絞り布みたいな絵付け、何処!? 手取りはずっしりと重く、山呉須と飴釉で描かれたその先の絞り染めのような丸でデフォルメされた花紋。 この器には銘や箱などは有りません。 その後の時間の中で 壺屋焼(沖縄)の金城次郎窯の器ではなかろうかー、 という見解に至った次第です。* 鑑定は取っていません、あくまでも個人の見解です。 調べましたところ、1985年に人間国宝に認定される前の氏の器には、銘を入れずに作っていたことがわかりました。 2彩の点描を花文(梅の花でしょうか)でアレンジしたようなこちらの深皿、世の評価の高いお魚の線刻シリーズ(鑑賞)とは真逆の、 抽象モチーフゆえ 実用の器 としての大らかな魅力を感じます。 作られた当時の息遣いまでもが感じられるような佇まいの 壺屋の上焼(ジョウヤチ)となります。 上焼=釉薬の掛かった器 ● 壺屋の上焼 / 2彩花文7寸皿 大正末期 〜 昭和初期ごろ 壺屋焼 φ22 × H5.5〜6 cm * 置いた時に少々のカタツキが有ります。 * 3ヶ所にニュウ有り、内1ヶ所裏表に通るニュウ(3cm程)が有りその縁の欠けた箇所は、おそらく以前の使い手の方による銀?直しが有ります。(画像10枚目をご参照くださいませ) 参考までに:金城次郎 1912 - 2004 (1925陶工として新垣栄徳に師事・1946壺屋にて独立・1972読谷村に移釜・1985沖縄初の人間国宝認定) https://ja.wikipedia.org/wiki/金城次郎 ↑ 金城次郎 https://ja.wikipedia.org/wiki/壺屋焼 ↑ 壺屋焼 * 最後20枚目の画像は参考画像です、私がこの器に出会ったときに、通づるものを感じたチュニジアのベルベル族による絞りの布。 ------- #壺屋焼 #2彩皿 #金城次郎
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19cマカイ - 美ら海 -
¥50
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☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ ------- 沖縄には マカイ と呼ばれる かつて大陸から伝わったフォルムや、重ね焼きなどの技法で作られ 多用途に用いられて来た お茶碗 が有ります。 こちらは19c中頃ー末頃のマカイ。 本土あるいは開国し交易の有ったヨーロッパ諸国より伝わったと思しき冴え冴えとしたコバルト釉が、今よりも更に青かったであろう琉球の海の波間のように3ヶ所に。 (あら、もしかして巴紋の3? 考え過ぎ?) 作られた当時の勢いはそのままに、 その向こうに美しい海の情景が感じられるような、民の器です。 サイズφ12.6 H6 cm * 口縁に2カ所小ホツが有ります。(4mm,1mm位)画像6枚目をご参照くださいませ。 ------- #マカイ
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卵殻塗 / 角徳利
¥50
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☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ ------- ● 卵殻塗 / 角徳利(約W13.3 D12.5 H18cm)のご紹介です。 古来より色の付いた樹液 漆(ウルシ) で 白色 は出せなかった。 かつての人々は考えた ウズラや鶏の卵を研ぎ出し白くして 全面または文様の一部に卵の殻を貼り込む事を。 そうして 憧れた白 により生まれた工芸。 鞘塗りと呼ばれる漆塗りの技法の一つ (戦の時代、刀装具の装飾の為に発達した様々な塗りの技法) 卵殻塗(卵殻貼り)で作られた、角徳利になります。 * 経年によりひび割れた箇所に漆による古い直しが有ります。(水漏れチェックはしておりません) * 出会った時には 栓 は損なわれていました。 < ちなみに私が最初に見た卵殻塗は松本民芸館で 故 丸山太郎 氏 が昭和初期に手がけた文箱や文鎮などでした。螺鈿の様な華やかさは感じ無いものの、逆に卵殻ならではのマットな白と時を経た漆の質感と丸山氏ならではのモダンな意匠だからか、そう遠い存在に感じさせない品々がそこには有りました。深く心に残っています。> 丸山氏のものに比べると、こちらはさらに細やかに砕いた古手の作りと思しき卵殻塗となります。シンプルな意匠のものほど技巧が物に現れています。 ------- #卵殻塗 #卵殻貼り #丸山太郎
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雨降り文 花リム7寸皿 - Cauldon ENGLAND -
¥50
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☆ こちらはアンティークの1点ものとなります ☆ ------- ● 雨降り文 花リム7寸皿 - Cauldon ENGLAND - 涼やかな雨降り文の7寸皿(φ約21 H2.3cm)のご紹介です。 エレガントな花リム皿(輪花)に、 おそらく、交易で渡った東洋磁器から影響を受けたと思しき 雨降り文 が 西洋らしいコバルト釉で描かれた デザートプレート 西洋の捉えた東洋の様式。 1802年創業のイギリス磁器メーカー Cauldon (コールドン) のバックスタンプが有ります。 こちらの様式そのものの年代を示す資料は見つかりませんでしたが、おそらくは 20c初頭ごろ に作られたものと察しています。 見込みに残る貫入からも、永きに渡り生活の傍で使い伝えられて来たことが伺えます。 気になる状態は と言いますと、表側のリムには欠けなどは有りません。 リムの裏側に2,3箇所の欠けが有ります。(画像にて詳細をご確認いただけます。) 長梅雨も困難も、有難い季果をいただきつつ、 気持ちだけでも晴れやかに過ごせたら良いものですね。 取り合わせる食器はもとより、食材にも東西の区切りなくで ◎ 使い継いで行きたい器です。 コバルトの色味、天候にもよりますが 水無月を載せた写真が肉眼で見る色味に近いです。 ------- #雨降り文 #Cauldon