馬の腹掛け / 藍染 木綿経緯絣+麻縄
¥50 税込
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かつて馬は、
遠出の折のひとの足となり荷も運び、
時には田畑を耕すなどし、
人が生きる上で大切な役割を担った家族同様に大切な存在でした。
人の祭祀の折には
馬にも晴れ着の馬具をあつらえたほど。
こちらは 腹掛け と呼ばれる用(=鞍やひと、荷から馬のお腹や背中を保護しつつ)と装飾とを兼ねて作り使われたもの。
背中にあてがう部分には
インドで発祥し海を渡って日本にその技法が伝わったとされる絣が用いられています。
こちらは経緯(たてよこ)糸が藍で先染めされた手紡ぎ糸を手織りした絣で
木綿が豊かに育めた地の絣で有った事を伺わせています。
(久留米など日本南西部の明治期の絣かと思います)
裏打ちには京都の銘菓の名が染められた手拭いが用いられていました。
それらに豊かに麻を綯い藍で染め組まれた房飾りの美しいこと。
藍の効能だけでなく、馬の動きに沿って房も揺れ
虫除けも兼ねたことでしょう。
馬の脇腹にゴツゴツとした麻縄の結び目が当たらぬように
と
裏張りには赤い(紅花染め)の木綿があてがわれ
視覚的な温かさと共に、馬への想いが感じられるような心に響く色使い。
留め具としての用と装飾的な用(あるいは邪気除け)とを兼ねたものでしょうか
白に虹色を帯びた巻貝が1箇所に結び下げられています。
恐らくは、豊かに木綿が作りだせた日本の南西部地域で
明治期に織られた経緯絣の着物(あるいは布団皮など)の古裂が
後に
北前船で木綿の育たぬ東北地方へと運ばれて
馬の祝い着として
日本各地で手に入り得た自然からの賜り物の素材を用い
こちらの腹掛けへと姿を変えて今日まで伝わってきたお品かと。
馬への想いが宿った
心鎮めてくれるような染織品に出会いました。
* 古いお品です、使用と経年による擦れや穴のほげた箇所がございます。
画像にてご確認いただけます。
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● 馬の腹掛け / 藍染 木綿経緯絣+麻縄
日本
東北地方(木綿素材は交易で渡ったものでしょうか)
± W57 × L66 cm ほど(→ 画像12枚目のように半分に折りたたみ丸棒に掛けた状態で採寸しています、房を含めた最大部を測っています。)
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