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刺し子 敷布 / 和製カンタ

¥50 税込

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幾度も水を潜った藍無地木綿に

七宝の花が連綿と咲いて

布の育ち方が異なり両面それぞれの表情をおたのしみいただけます

80cm角と小ぶりなところも

飾りやすく魅力の1つかと思います

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3幅の藍無地木綿地に
(やや)角七宝つなぎ文が全面に刺し子された敷布

上下の両端を見てみますと
片一方は輪になりもう片方には布の端が

文様が1幅づつ微妙にずれていることからも
接ぎ合わせの後に刺したのではなく

先ずひと幅づつの木綿地に刺繍をし
のちに3幅を接ぎ合わせ
2つに折りたたんで周りを縫い止めることで
強度と保温性を加えたたことが伺えます

(糸を解かぬと中側は見られませんので定かでは有りませんが4〜5枚ほどの、幾度も水を潜った手紡ぎ木綿布が重なっていると想像されてみてください、また布の脇から覗くと深い藍が残ることからも、この状態で幾度も水をくぐり使われたことが伺えます。)

地の木綿をみますと
白糸刺繍をほどこす前に既に穴が空いていた箇所が所々。

真ん中の生地は、かなり擦り切れた状態で手に入ったのでしょうか、
後ろ側に補強として浅葱色に濃紺の格子木綿が充てがわれたのちに白糸刺繍が刺されています。

その後も長い間用いられては水を潜って来たとみえ

真ん中の布の接ぎ合わせ部分は擦り切れて
下地の格子木綿が顔を出してはいますが

さすが刺し子の効力

白い刺し糸はびくともせずに(肉眼ではですがー)元の姿のまま保たれて

所々に藍の木綿糸で繕われた跡がありますので、地布の藍木綿は補強を重ねながら使われ来たようす。


祈りと共に刺し表された 角七宝つなぎ は

繁栄とご縁が連綿と続きますように 
との想いが込められた文様

こぎん刺しなどにみられるような寒さを凌ぐためと補強を兼ねた精緻な刺繍ではないのですが

むしろ

古布の再利用と大らかな刺しは

この布をささげた民への 柔らかな居どころ のような場所(布)が作りたかった様子が伺えるのです。


サイズ的にも再利用された古裂の風合いからもおそらくは

生まれ来る命へ

藍の効能(虫除けなどなど)も活かしながら縫われ

乳飲み子のおくるみや敷き布などとして用いられた

慎ましやかさと美しさをたたえる民藝の布かと思います。


(受け取った感覚が ベンガル地方のカンタ に通づるようでしたので 和製カンタ と呼んでおります)

画像1-6 片面

7-10 布の寄り

12-18 もう片面

19 1/6に折り畳んだところ

20 お色味の対比に

*古裂ゆえの染み、穴、擦れがございます。

**実店舗にてお手に取ってご覧いただけます。
ご来店が難しい方には追加画像などもご用意させていただきます、お問合せくださいませ。


Wikipedia 七宝紋(家紋としての説明が主になりますが込められている願いや文様の来歴がかかれています)→ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/七宝紋
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● 刺し子 敷布 / 和製カンタ


日本

明治時代(19c半ばから20c初頭)

製作地不詳

手紡ぎ手織り

藍染木綿に双糸木綿糸(刺し)

± W88 L80cm


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