金唐革 額装 ／ 吉祥花鳥図

SOLD OUT

こちらはアンティークの1点ものとなります。

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紅白の南天（難を転ずる）が、生き生きと描かれ
根元には菊や水仙などの花々が咲いています
そのかたわらには雉でしょうかー
（実はつがいの図でしたが、出会った時から片方は見切れてました　尻尾だけ左下に居ます！）
遠くには冬霞が薄っすらと残ります。

春を待ちわびる、冬の吉祥花鳥図。

ロウソクの灯りだった時代、少しでも多くの灯りを取る為に、
と光を反射させ使われていたという金唐革。（もちろん防寒の意も）
16cごろよりヨーロッパ諸国にて、宮廷や協会を彩っていた壁装材。
オランダ交易により17c初頭に日本にもたらされ、珍重された金唐革。

後に鎖国となり輸入が途絶えると、和製による金唐革や、擬革紙（金唐紙）などが作られて来たようで。

こちらは、仕上がりの精緻さや構図的に鑑みて、
幕末から明治ごろに日本国内にて作られた和製金唐革かと思います。

* 本来紙入れとして作られたもの、どなたかが開いた状態で大切にされ今に伝わったものを
当店にて額装いたしました。
紙入れの宿命、特に真ん中の山折箇所に経年と使用によるスレ、若干の浮きが残ります。

** 華奢なフレームに細やかなエンボスの、ヴィンテージ額を併せました。
裏面、卓上用スタンドを兼ねた背板の厚紙に、使用感と紙の剥離が見られます。（画像にてご確認いただけます。）塗膜にも剥離なども見られます、ガラスは付いておりません。

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● 金唐革 額装 ／ 吉祥花鳥図

明治時代

材質：金唐革

寸法
額外寸　W20.7 × L25.8 × D1 cm
マット内寸　W11.8 × L16.2 cm

* 額はスタンド付きですので、卓上、壁面のいづれでもお愉しみいただけます。
* スライド式に中のマット台紙等を出し入れする作りの額となります。

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# 金唐革
# 擬革紙


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＃金唐革