尼僧笠 / 皆既月食
¥50 税込
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長いこと生きた太い一木から削り出された 笠
かつて購入した折に、その地で尼僧が使い伝わった品と聞きました。
豊かな森の残像と、かつての木地師、そして塗師の確かな手を伝える静かで美しい形
使われた地の特性が色濃く残る笠になるかと思います。
表面は黒と生漆で唐塗りされ、その表情は一見すると鉄鉢の様相。
最大限まで薄く引き出され、手取りの軽さに驚いたほど。
道行きの雨や雪、時にお山の獣たちから尼僧の身を守っていたのでしょうか。
壁面や卓上にて、その質感やフォルムを愛でるもよし
18-20枚目のようにおとしを入れて花しつらいの器としても良さそうです。(その場合は安定するよう台座などを敷くなどされるとより安心かと思います)
* 画像のように卓上に置いた時には少々の傾きがあります(本来は笠ですものね)
** 外側に何と表したのか判別出来ませんが金彩が残っています。
*** 過去に落とした時の跡でしょうか、表側の金彩近くに年輪に沿って入ったヒビのようなものが確認出来ます。漆の効能で触れても硬いままでヒビは内側までは通っていません。いづれ割れたら金継ぎ直しをしても良いかとも思います。)
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● 尼僧笠 / 皆既月食
中信地方
一木削り出し
外側:唐塗り(黒・生漆) 内側:布着せ朱塗り
最大部± φ39.5 H14.5cm (厚み4mmほど)
(皆既月食=漆黒の空に赤茶色に浮かぶ 皆既月食 になぞらえて勝手ながらに命名しました)
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#江戸期 笠
#鉄鉢
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